甘いミルクの海に溺れる「MILKLAND HOKKAIDO→TOKYO」へ
目次
ミルク。それは如何様にも化けて、いつも私たちを骨抜きにする。牛乳、チーズ、ソフトクリーム、生クリーム、バター……。甘い時間には欠かせない、スイーツにおけるキホンの「キ」。しっかりとしたコクを、深みを、甘味を、全方位から私たちを“あまぁ~く”抱擁してくれるミルク様。
そんなミルクの魅力を存分に味わって、比べて、浸らせてくれる、好奇心と味覚を魅了するスポットがある。
「MILKLAND HOKKAIDO→TOKYO(ミルクランド ホッカイドウ→トウキョウ)」
肩書き通りミルクのランドパーク。入口では、悠然と構えるお牛様がお出迎え。
まず味わうのは「ソフトクリーム/418円」
きゅんっと甘く香り、すっーーーーと舌先に溶けて消える。儚い幸せと歓喜に、またもう一口。また一口……。
優しい甘さに、すっきりとした口当たり。キュートな顔して、去り際はシック。「あぁいい女だなぁ!」と勝手に大興奮しながら舐めるわたし。
一口に牛乳と称しても、色々な味と風合いがあるらしい。このソフトクリームがそれを物語っている。
ユニークなことに、このソフトクリームに使用される生乳の産地は1ヶ月に一度変わる。つまり、月替わりに新しい発見と感動に出会える。今月は「道東・中標津町(なかしべつちょう)」の生乳を使ったソフトクリーム。ぺろりと何本でも食べれそうな、あっさりとした上品な甘味とコクが特徴的。
「MILKLAND HOKKAIDO→TOKYO」……! 楽しいぞ!
続いては「スキレットのダブルクリームパンケーキ/990円」
香ばしいバターの香りにのってやってきた、パンケーキ。
ふかふかのパンケーキに、どっしり構える特製チーズクリームと純生クリームの贅沢に2本立て。なんだこのビジュアル。見た目から罪深い甘い天使。
濃厚で、酸味のある特製チーズクリーム。パンケーキにじゅんと染み込んで、お口をすっかり幸せで満タンにする。後から縁取るほどよい酸味が心地よい。甘塩っぱいの無限ループ欲が一口で完結する罪深さ! 見た目は天使だけど、味は悪魔的においしい。見た目以上の破壊力にくらくらする私。これは、おいしすぎて罪ですね。
実はこのメニュー、お客さんの熱烈オファーによって復活されたという。わかるよ、本日私の推しリストにも名を刻みましたもの……。
ラストは「純生クリームとモーモーコーヒーゼリーミルク/550円」
ふかふか生クリームの帽子をのせた、牛柄模様のコーヒーミルク。
ごろりと大粒のコーヒーゼリーが、つるると喉を滑る。さっぱりしたコーヒー牛乳は、甘いお供にもぴったり。
ミルクが主役のコーヒーミルク。新鮮な北海道のミルクは、おいしいの先に、上品な余韻が残る。去ったあとも薫る残香。なんだろうこの感覚、知っているはずなのに新しい。
実は世界トップレベルの乳質を誇る“北海道の生乳“。広い大地から生まれる数々の銘柄。酪農家さんの愛情の数だけ、様々な表情と個性を兼ねた生乳が生まれる。ずいぶん長い付き合いなミルク、わたしの身近な素材。でも今日、まだ知らないあなたを知れました。
“北の大地から、おいしいをお届け“。「MILKLAND HOKKAIDO→TOKYO」は、出会いと発見の場所。ユニークな仕掛けと甘いミルクの海に、しっかり溺れて幸せです。また来月のソフトクリームも楽しみだなぁ。
◆MILKLAND HOKKAIDO→TOKYO(ミルクランド ホッカイドウ→トウキョウ)
住所:東京都目黒区自由が丘1-26-16 山川ビル1F-2F
電話番号: 03-3723-5700
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌木曜日)、年末年始※設備点検などの臨時休業あり