約2,800本のバラを中心に彩られている英国式の庭園。横浜の気候や風土にあった草木が四季を通して育てられています。秋になると園内の「ローズ＆ペレニアルガーデン」では、さまざまな品種の白バラが咲き誇り、秋晴れの日には青空と白いバラの鮮やかな組み合わせが壮観です。ショップを訪れると、バラのお菓子やローズティー、雑貨などバラ好きにはたまらないラインナップが勢ぞろい。カフェで楽しめる「Flowerソフト」は、バニラとバラ風味のソフトクリームの上に、食べられる花・エディブルフラワーを飾った鮮やかで可愛らしいソフトクリームです。11月2日～23日には、「ハーベスト・ディスプレイ」と称して秋の収穫祭をイメージした装飾が施されており、秋バラとともに彩られたガーデンを楽しむことができます。

4,000本のバラが咲き誇るローズガーデン。かつての皇室の別荘「武庫（むこ）離宮」の跡地に整備された公園。「王侯貴族のバラ園」では、大阪湾を一望に見渡しながら秋のバラを鑑賞することができます。庭園はシンメトリーにデザインされ、前身である武庫離宮にちなんで、「プリンセス・ミチコ」「クイーン・エリザベス」など日本の皇族や世界の王侯貴族、著名人の名前を冠した品種がコレクションされています。また、東洋と西洋の歴史の中で品種改良された各地域のバラも揃っており、バラの歴史と文化を辿ることができます。園内にあるカフェ「ガーデンパタジェ須磨離宮」ではローズソーダやローズハーブティーなどが提供されています。また、須磨離宮公園では秋に美しく色づく「ローズヒップ」（バラの実）も見どころのひとつです。