目まぐるしく移り変わるスイーツ界の流行。
近年はSDGsやグルテンフリー、ヴィーガンなど
現代のライフスタイルに寄り添った新たなジャンルも浸透しつつあります。
そんなスイーツ新時代は、おなじみのロールケーキにも到来の予感。
最近、節分の日に恵方巻に見立てて食べるという
“節分スイーツ”としても注目されています。
今年話題を集めそうな、トレンドのロールケーキをご紹介!
文/若宮早希
![スイーツライター chico(ちこ)さん](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/profile.png)
スイーツライター chico(チコ)さん
スイーツのトレンドに精通し、雑誌・ウェブ・テレビなどで幅広く活躍。記事の執筆や企画、商品セレクト、出演などの活動のほか、セレクトショップやECサイトのスイーツ監修も手がけています。『anan』の「Food topis ~chicoのお菓子な宝物~」など連載も多数。
- Instagram @chico_sweets_
- Twitter @chico_sweets
フィナンシェやドーナツなど、定番のお菓子のブラッシュアップが近頃のトレンドの一つ。思いがけない組み合わせの妙や、とびきりの食材を使ったものなどが注目されています。よく知っているお菓子だからこそ驚きや感動も大きくなるようです。また、食材の切れ端など捨てていた部分も使うなど、アップサイクルなお菓子も見かけるようになりました。ロールケーキでは、カカオハスク(カカオ豆の薄皮)やケーキ作りで出てしまう端材などを使ったロールが登場。パティシエの食材や環境を思う気持ちが、未来へ繋がる新たなおいしさを生み出しています。
![ル ショコラ ドゥ アッシュの 「カカオロール」](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo01.jpg)
日本を代表するパティシエの辻口博啓氏が手掛けるル ショコラ ドゥ アッシュは、温泉と食がテーマの複合施設「アグアイグニス」内のショコラトリー。自社農園での収穫から1枚のタブレットになるまでを一貫して行う“FARM TO BARショコラブティック”のスイーツが自慢です。店舗限定アイテムのカカオロールは、通常は捨てられてしまうカカオハスク(カカオ豆の周りの薄皮)を活用したアップサイクルなロールケーキです。
![ブティックとカフェテリアがあり、テイクアウトもイートインもOK](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo01b.jpg)
![店内には工房があり、カカオ豆からショコラを作っている](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo01c.jpg)
![スイーツタイムNo.1 café SAVOIA s-2(カフェ サボイア)](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/profile_img.png)
SDGs的なロールケーキ。ハスクだからこそ出せるカカオの旨みを感じられます。なかなか味わう機会の少ないハスクを楽しめて、カカオの新たな魅力に出会えます。
ル ショコラ ドゥ アッシュ 吉川美南店
住所/埼玉県吉川市美南3-25-1 アクアイグニス吉川美南
電話/048-940-6776
定休日/無休
営業時間/11:00~19:00(カフェLO18:30)
![『旅色』コラボで和洋の素材が融合希少品種の花豆を使ったぜいたくロールケーキ](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo02.jpg)
常陸大宮市の早川農園が育てる希少品種の花豆「常陸大黒(ひたちおおぐろ)」をたっぷりとクリームに入れた、ぜいたくなロールケーキは、全国で飲食店を展開するバルニバービと『旅色』が日本各地を旅し、“食”の魅力を発掘する共同プロジェクト「TRAVELING DISH ACTION」第3弾として誕生しました。卵白を使ったもっちりふわふわの生地で包み、イタリア・サルデーニャ島原産の塩キャラメルソースでコーティングしています。濃厚な塩キャラメルが常陸大黒のクリームの甘さを引き立てる大人の味わい。すべての製造行程を職人の手作業で行っています。
![常陸大黒は茨城県が育成したオリジナル品種。上品な甘さが特徴](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo02b.png)
![ARINCOロールケーキの「常陸大黒豆のプレミアム塩キャラメルロール」](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo02c.png)
![冷凍で発送。高級感のあるボックス入りで、ギフトや手土産にもぴったり](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo02d.png)
ARINCOロールケーキ
![ロールケーキの限界に挑戦!?フルーツてんこもりな至福のひと品](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo03.jpg)
ロール生地の中にも外側にもフルーツを使ったゴージャスなロールケーキは、宝石のようなキラキラ感がかわいいと話題! ふわふわ&しっとり食感のロール生地の中には、いちごやキウイ、洋なし、ゴールデンピーチがぎっしり詰まっています。さらにロールケーキの表面にもフルーツをトッピングし、ゼリーでコーティング。女子会の手土産にいかがでしょうか?
![ブティックとカフェテリアがあり、テイクアウトもイートインもOK](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo03b.jpg)
![フリュイヌーボーは店舗に併設のカフェでも味わえる](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo03c.jpg)
![スペイン産オレンジを使用したショコランジュ2,080円などロールケーキのバリエーションが多彩](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo03d.jpg)
![さらに詳しく見る](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/btn01.png)
プランタンブラン by kagetsudo
住所/岩手県盛岡市南大通り2-9-2
電話/019-613-8220
定休日/第1・3水曜日
営業時間/10:00~19:00(カフェLO18:30)
https://www.printemps-blanc.jp
![発酵食のパワーで体にもやさしい新感覚のご当地ロールケーキ](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo04.jpg)
米糀・塩・卵・米粉・豆乳・生クリームなど富山県の厳選素材を用いた、砺波市・高道生まれの逸品。米粉で作るしっとり食感のロール生地と、甘さ控え目の豆乳クリームの、絶妙な組み合わせを楽しめます。塩糀の酵素の働きにより、米粉はチーズのようなコクが生まれ、豆乳はクリーミーな風味に変化するそう。グルテンフリーなので健康志向の人への手土産にも最適です。
![ブティックとカフェテリアがあり、テイクアウトもイートインもOK](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo04b.jpg)
![フリュイヌーボーは店舗に併設のカフェでも味わえる](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo04c.jpg)
![スペイン産オレンジを使用したショコランジュ2,080円などロールケーキのバリエーションが多彩](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/photo04d.jpg)
![さらに詳しく見る](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202402/images/tabesaki/btn02.png)
糀ASOBI
住所/富山県砺波市高道53-2
電話/0763-58-5030
定休日/月曜日
営業時間/10:00〜18:00
https://www.kojiasobi.jp/