【祝・世界遺産登録20周年! 特別拝観も】いまこそ行きたい霊場と周辺のグルメスポットおいしいとこだけ
福岡出身大阪在住の旅色LIKESライターヒロミです。今年は熊野三社・高野山・吉野などの「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産として登録されて20周年を迎えました。なかでも有名な観光地「那智の滝」と「熊野速玉大社」は必ず訪れる人が多いはず。花より団子のグルメライター・ヒロミが、一緒に訪れてほしい那智勝浦・新宮エリアのおすすめグルメスポットをご紹介します。
目次
「紀伊山地の霊場と参詣道」は世界遺産登録から20周年
「紀伊山地の霊場と参詣道」は、和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)とそれらを結ぶ参詣道(熊野参詣道、大峯奥駈道、高野山町石道)を登録対象とした世界遺産です。とても広範囲にわたってありますので、今回は1泊でも訪れやすい和歌山県にある那智の滝と熊野速玉大社に訪れた際のグルメスポットをご紹介します。
マグロの町でお蕎麦!? 「十割そば森本屋」
落差133メートル、滝壺の水深10メートルにも及ぶ「那智の滝」
まずは、年中多くの方が訪れる「那智の滝」と「熊野那智大社」に近いスポットから。那智の滝と言えば、133メートルの高さから大量の水がダイナミックに降り注ぐ、その高さと水量とともに日本一の滝として知られています。そして古来より滝行が行われてきた修業の場でもあります。滝から参道を登って行ったところにある「熊野那智大社」は田辺市本宮町にある熊野本宮大社、新宮市にある熊野速玉大社とともに熊野三山の一社です。ちなみに熊野古道を歩いてみたいという方は手前の大門坂入口から那智の滝までの熊野古道を歩く約1時間のコースが道も険しくなく、時間もコンパクトなのでおすすめです
一本脇道に入ったところにあるお蕎麦屋さん
さて那智の滝から車で約15分行くとマグロの水揚げ量が全国トップクラスを誇る勝浦漁港があります。なんだか懐かしさを感じる漁港町で世界遺産を見に行く前後に訪れるのにおすすめです。漁港周辺にはマグロを提供するお店がたくさんありますが、私が訪れたのは昔ながらの町屋の雰囲気を感じるお蕎麦屋。「え、マグロじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はこちらのお店、マグロ料理もおいしいと評判なのです。お蕎麦もマグロも食べたい!そんな食いしん坊の心とお腹を満たしてくれるお店です。
ざるそばとミニマグロ丼がセットになった「ミニセットそば」は、そばもマグロも両方味わえる嬉しいセット。コシのある十割そばは、喉越しよく暑さがまだ残るいまの時期にぴったりです。たっぷりの切り身が乗ったマグロ丼は専門店にも負けない新鮮さ。「天ざるそば」には、さっくさっくの海老・野菜の天ぷらがついてきます。名物・マグロにおそばに天ぷらまで、食いしん坊には堪らないお店です。
◆十割そば 森本屋
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦451
電話:0735-52-4578
営業時間:11:00~14:00
定休日:火曜日
暑い時期にぴったりのみかんジュース「中西商店」
商店街にある昔ながらの青果店
漁港の近くにはいくつもの商店街が伸びています。その中で佇むのが、100年以上この地で営む「中西商店」です。店内には、紀州みかんのソムリエである店主が厳選したみかんなどの柑橘類や旬の果物、食品などが並んでいます。
なかでも炎天下で歩き疲れた私は「みかんジュース」を。「みかんジュース」と「カラーオレンジジュース」の2種類が瓶で販売されていますが、お店の人にお願いするとカップに入れてくれます。「みかんジュース」はとても濃厚で、疲れた身体に沁みました。店内で「みかんジュース」販売の案内は見当たらなかったので、お店の方に声を掛けてみてくださいね。
◆中西商店
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地4丁目3-16
電話:0735-52-0206
営業時間:8:30~19:00
定休日:年末年始
ふわふわ生地に生クリームがたまらないひんやりスイーツ「福助堂」
中西商店から歩いてわずか1分ほど。甘いものが食べたい方におすすめなのが、地元の方から愛される「福助堂」。昭和42年創業の老舗で、ふわふわ生地のブッセにバターチーズクリームを挟んだ名物の「瀧一番」をはじめ、さまざまなスイーツが並んでいます。
イートインやすぐに宿に戻ってたべることができるなら「生クリーム瀧一番」シリーズがおすすめです。シンプルな「滝一番」もおいしいですが、間に生クリームや果物など挟んだ進化系。あんバターと生クリームが挟まれたひんやりスイーツで、この時期にぴったり。ほかにもジェラートもありますし、散策の休憩にいかがでしょうか。
◆福助堂
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地4丁目3-1
電話:0735-52-1082
営業時間:8:00~18:00、カフェ 10:00~17:00(LO16:30)
定休日:水曜日
熊野速玉大社参拝後はレトロなお店でかき氷を 「仲氷店」
那智勝浦町から車で約30分、三重県との県境に位置する新宮町にある「熊野速玉大社」。先ほど紹介した那智の滝の近くにある「熊野那智大社」とともに熊野三山を構成する大社です。境内には天然記念物に指定される立派な樹齢1000年のナギの巨木があり、左右対称の葉の形から夫婦円満のご利益があると言われています。続いて「熊野速玉大社」の周辺にあるグルメスポットを3件紹介します。
熊野速玉大社から徒歩10分ほどのところにある、昔ながらのかき氷屋。訪れたのは11時ごろで、参拝帰りの方やたくさんお持ち帰りする地元の方を見かけました。
マイヤーレモンに和歌山名産のじゃばら(和歌山県 北山村原産のミカン属の柑橘類)、みかん、ゆずなど、和歌山ならではのフレーバーもたくさん。普段はかき氷にミルクはかけない派ですが、お店のおばちゃん曰く「ミルクがおすすめ」ということで、「みかんミルク」と「みぞれミルク金時」を注文しました。なかなかのボリュームなのですが、頭にキーンとこない柔らかい食感。かき氷を食べると喉が渇くこともあるのですが、全くそんなこともありません。私のかき氷ベスト3に入るほど絶品でした! 今回は食べていませんが、見た目がスイカのようなお店の名物「スイカ氷」も人気なのだそう。ぜひお試しあれ。
◆仲氷店
住所:和歌山県新宮市新宮551-12
電話:0735-21-5300
営業時間:8:00~20:00
定休日:無休
鈴のモチーフのご当地ベビーカステラ「香梅堂」
創業明治元年の老舗「香梅堂」。名所が描かれた「熊野名所せんべい」や「どらやき」がありますが、なかでも名物は鈴の形をした「鈴焼」。熊野速玉大社の神鈴がモチーフになっており、参拝に訪れた方が購入していかれる定番のお土産です。しっとりした生地で、ほんのり甘い、いわば新宮版ベビーカステラといったところ。お土産にもピッタリで、買い求めに訪れる人がひっきりなしにいました。
◆御煎餅 鈴焼 處 香梅堂
住所:和歌山県新宮市大橋通3-3-4
電話:0735-22-3132
営業時間:9:00~21:00、日曜日 9:00〜17:30
定休日:火曜日
一本まるまるのさんま寿司「徐福寿司」
新宮の町を車で行くと何度か目にする「さんま寿司」の文字。塩漬けにしたさんまを使った保存食から発展した料理です。私が住んでいる大阪では見かけないですが、この地方では1,500年以上もの歴史を持つ郷土料理。いくつかお店があるなかでも、新宮駅前にある「徐福寿司駅前店」が私のおすすめ。
さんま寿司とマヨネーズ巻き寿司
さんま一本丸々使っていて、頭と尻尾もついているなかなかのビジュアル。肉厚のさんまはおいしくて、新鮮なさんまが獲れる場所だからこそ味わえる一品です。マヨネーズ巻き寿司はプリプリのエビや味の染み込んだ干瓢などを巻いたもので、これは子どもからご年配の方まで幅広い年代が好きな味。酢を控えめにしたご飯との相性もばっちり。ほかにもご当地グルメのめはり寿司や熊野牛のり巻きなどさまざまな種類があります。駅から近いので、テイクアウトして電車の中で食べるのもおすすめです。
◆徐福寿司 駅前店
住所:和歌山県新宮市徐福2丁目1番9号
電話:0735-23-1313
営業時間:10:00~17:00
定休日:木曜日
その他:徐福店もあります
さいごに
世界遺産に登録されてから20周年を迎えた「紀伊山地の霊場と参詣道」。ニュースをみて、久々に訪れましたが、周辺の那智勝浦・新宮はここに訪れないと食べれないものばかりでした。これから熊野古道や熊野3社を訪れる方は、ぜひおいしいものも満喫してみてください!















