福岡を満喫したいなら大濠公園周辺が激推し
福岡出身大阪在住、食べること大好きな旅色LIKESライター・ヒロミです。久しぶりに地元に帰省し、繁華街の天神からも近い大濠公園周辺を散策してきました。公園は自然もあり、学生の頃によく一人で散歩していた場所です。何10年ぶりに行ってみると、地元の食材を使ったカフェや工芸品を取り扱う素敵なお店ができていました。観光にもおすすめですので、いくつか厳選して紹介します。
目次
福岡のオアシス「大濠公園」は昔も今もみんなの憩いの場
大濠公園は、地下鉄に乗って九州の玄関口・博多駅から約10分、繁華街が立ち並ぶ天神駅から約3分の大濠公園駅のすぐそば。公園の総面積は約40万平方メートルの半分が大きな池で、取り囲むように約2キロメートルの周回園路が整備されています。少し歩けば高層ビルが立ち並ぶオフィス街ですが、緑が多くそれらを感じない雰囲気で、本当に歩くのに気持ちがいい場所なのです。訪れた日はあいにくの曇り空でしたが、お散歩している人やランニングをしている人をたくさん見かけました。池には昔からある白鳥のボートがあり、小さい頃家族で漕いだ思い出があります。そして池に浮かぶ一見中国風の赤い建物「浮見堂」は、以前は近くの動植物園に設置され、オットセイやアザラシなどの海獣を観察するためのものだったそう。今では訪れた多くの方が、写真を撮るシンボルとなっています。
◆大濠公園
住所:福岡市中央区大濠公園1-2
電話:092-741-2004
公園内には美術館や能楽堂、テレビ局などがあります。福岡市美術館は学生時代にたびたび訪れていましたが、当時よりもおしゃれなカフェができたり、海外からきている方を多く見かけたり、雰囲気が変わっています。「築山林泉廻遊式の日本庭園は、大濠公園50年の記念に、県民の文化遺産として1984年に設置されました。日本文化に触れたい外国人観光客から人気のスポットとなっています。
◆福岡市美術館
住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1
電話:092-714-6051
営業時間:9:30~17:30
定休日:月曜日、12月28日~1月4日
公園を眺めながら福岡を味わうカフェ「&LOCALS」
駅側から池の周りをちょうど半周したところで「&LOCALS」に到着。2020年に開業したカフェ&グローサリーストアで、全面ガラス張りの2階建てで、席からは公園を一望できるようになっています。食事は地元食材をメインに使ったラインナップで、いりこの出汁がジュワっとあふれる「だし玉子焼お膳」や福岡県八女(やめ)市とその周辺でつくられる高級茶ブランド・八女茶を使ったお茶漬けなどをいただけます。全国のご当地食材を詰め込んだ「旅するおいなり」は、かわいいキャンディ包装で提供してくれるのでテイクアウトにもピッタリ! どこの食材が包まれているかは季節によって変わるのだそう。
私がいただいたのは、期間限定の「和栗パフェ弁」。パフェが運ばれてくると困り顔と目が合います。博多を代表するお土産のひとつ「にわかせんぺい」です。素朴な味に懐かしさを感じます。おみやげとして渡すことは何度もありますが、食べるのは子どもの時以来。ほかにブルーベリーソースがかかったミルクアイス、和紅茶の焼浮島、熊本のやまえ栗と球磨栗(くまぐり)のペーストが贅沢にのっています。大濠公園の景色を一望できるのでゆったりと過ごせました。パフェ弁も季節ごとに内容が変わるようです。
また店内では、八女茶や調味料をはじめ、地元の食材を使ったものや雑貨が販売されていました。パッケージもかわいいのでおみやげにぴったりです。
◆&LOCALS 大濠公園
住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-9
電話:092-401-0275
営業時間:9:00~18:30(LO18:00)
定休日:月曜日 ※祝日の場合翌日
その他:天神にも店舗があります
これぞ福岡のシンボル? 福岡城
公園の周りを歩いていると石垣を目にします。福岡藩の初代藩主・黒田長政が築いた福岡城があった場所で、大濠公園は外堀の役割をしていました。現在は、お城そのものは残っていませんが、石垣や建造物がいくつか残っており、ここにお城があったのだと偲ばせてくれます。なかでも、大濠公園駅からほど近いところにある「多聞櫓(たもんやぐら)」は江戸時代から残る唯一の櫓で、見応えがありました。小さい頃から「黒田藩(福岡藩)は52万石」と聞かされ、結婚式では花嫁のお父さんが『黒田節』を歌うのが定番という生粋の福岡人に育てられた私にとっては、これが長政が築いた城跡か〜と誇らしくなるのでした。敷地内には古地図や再現模型がある「福岡城むかし探訪館」もあり、歴史に興味がある方は訪れてはいかがでしょうか。
◆福岡城
住所:福岡県福岡市中央区城内
入場料:無料 ※イベントによっては有料になることも
路地裏で見つけた“九州の素敵”が集まった雑貨屋「Yokka」
大濠公園駅の方に戻る途中、福岡出身の知り合いからおすすめされた雑貨屋「Yokka」に立ち寄りました。「環境にも身体にも優しく、作り手の想いが感じられる九州生まれの“良か”モノ」を集めたセレクトショップで、2021年にオープンしました。店内には小石原焼の食器をはじめ、八女茶や麦焼酎、九州の食材で作ったなどドレッシングなどがあります。どれもパッケージのデザインがかわいくて、九州みやげとしても喜ばれそうなものばかり。店員さんが作り手さんのことも話しながら一つひとつ丁寧に説明してくださるので、知らなかった地元の工芸品や特産品を知ることができました。
◆Yokka
住所:福岡県福岡市中央区大手門3-2-1
電話:092-761-9520
営業時間:11:00~17:00
定休日:水・木曜日、第2・4日曜日
太宰府名物・梅ヶ枝餅に出会える 「梅ヶ枝餅出張所さくらや」
大濠公園から道を挟んだ逆側にある西公園の方へ歩くと、太宰府天満宮名物の梅ヶ枝餅のお店を発見。梅ヶ枝餅は小さい頃から大好きなので、足が勝手にお店の方へ。今まで何回か通ったことがある通りのはずなのに、気づきませんでした。お店のなかでは、おばちゃんが一人でお餅を焼いて、2分ほど待つと焼き立てをいただけます。焼き立てのパリパリの食感は絶品! その場で食べる時はビニールに包まないようにしてもらうのがお約束です。梅ヶ枝餅の定番は白(白餅)ですが、こちらは毎月25日によもぎ餅も販売するそう。西公園や隣接する舞鶴公園は桜の名所でもあるので、春は桜の花見のお供にもいいかも。
◆梅が枝餅出張所さくらや
住所:福岡県福岡市中央区荒戸3丁目3-72
電話:092-712-2690
営業時間:不定期営業
その他:テイクアウトのみ
※よもぎ餅の販売日は電話で事前確認を
学生の時以来の大濠公園周辺を散策して
20年以上ぶりに訪れた大濠公園は、福岡、ひいては九州の魅力がよりわかるエリアに変わっていました。公園だけでなく、お城跡や美術館など観光スポットを巡りながらの散策におすすめです。都会に近いながらも自然に囲まれて、ほっと落ち着けますし、福岡の魅力も感じられます。紅葉のきれいな場所でもあるり、例年見頃は11月上旬から12月上旬。ぜひ訪れてみてくださいね。














