旅先に感謝の気持ちを伝え、旅の余韻を楽しむ「ふるさと納税」。全国をワーケーションする筆者がおすすめの旅先と返礼品を紹介します。

全国

2024.12.11

LINEでシェア
はてなでシェア
pocketでシェア
旅先に感謝の気持ちを伝え、旅の余韻を楽しむ「ふるさと納税」。全国をワーケーションする筆者がおすすめの旅先と返礼品を紹介します。

今年ももうあと残すところ1か月弱。ふるさと納税の申し込みはしましたか? 全国をワーケーションしてきた旅色LIKESライターの&ヨシカが、おすすめのふるさと納税をその地域の魅力とともに紹介します。ふるさと納税する場所の選び方も、参考にしてみてください。

目次

閉じる

私の行動を変えたボランティアさんとの出会い

旅先に役に立つふるさと納税をしたい

1:北の大地を満喫する、北海道苫小牧市で王子サーモン

2:ワークスペースが充実している富山県魚津市で、昆布〆セット

3:馬事文化が息づく福島県南相馬市でご飯セット

4:魚で町おこしの福井県高浜町で越前ガニと海鮮漬

5:絶景の宝庫三重県尾鷲市で鯛めしのパリパリ揚げ

旅した土地にふるさと納税はいかがでしょうか?

私がふるさと納税を始めたのは、ワンストップ特例制度(ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な仕組み)が始まった2015年。泉佐野市で、10,000円の寄付に対して5,000円分のピーチポイントが返礼品になったものでした。その後は、年末ギリギリに焦ってふるさと納税のサイトをのぞき、普段買えない伊勢海老や蟹、イクラやアスパラなどの返礼品を目当てに行ったことのない地域にふるさと納税をしていました。
そんななか、2020年に行動が変わる出来事があったのです。

私の行動を変えたボランティアさんとの出会い

2020年8月末。大分出張の機会があり、せっかくならと前泊することに。空港に着いて大分駅行きのバスに乗ろうとしたところ、「宇佐神宮」の文字に吸い寄せられるようにして大分駅の真反対の方向のバスに乗っていました。

お詣りする前に観光ボランティアの方から声をかけられ、お詣りには一時間程度かかることを知りました。宿泊するホテルのある大分駅近くまで帰るためにはJR宇佐駅までバスで行く必要があったのですが、一時間後だとバスの最終時間に間に合いません。
「バスに間に合わなければタクシーを呼びます」と言ってお詣りをして一時間後に戻ってきたら、すでに勤務時間を終了していたボランティアさんが待っていて、駅まで送ってくださったのです。

別れ際にお礼は言ったものの感謝の気持ちを伝えきれていない気がしました。どうしたらボランティアさんへ感謝の気持ちを再度伝えられるだろうか?そう思った時に思いついたのが、宇佐市へのふるさと納税でした。

寄付金の使い道は、いくつかの項目から選択することができる

寄付金の使い道は、いくつかの項目から選択することができる

ふるさと納税では、寄付したお金の使い道を指定できます。さらにコメント欄にメッセージも記載できるので、
・ボランティアさんに親切にしていただいたこと
・寄付金は宇佐神宮やボランティアさんに関わることに使って欲しいこと
を記載して納税しました。

「大分県宇佐市ふるさと納税」 公式HPはこちら

旅先に役に立つふるさと納税をしたい

それ以来、旅先で「素晴らしい景色がずっと続いたらいいな」「お世話になった方たちにお礼がしたいな」そんな気持ちが湧き上がる時には、帰りの電車や飛行機の中でその自治体へのふるさと納税をするようになりました。実際にお会いした方への感謝は本人に伝えられますが、ふるさと納税のコメント欄を使うことで自治体にもその土地や人の魅力を伝えられるので、なるべく記憶が鮮明なうちにふるさと納税したいと思ったからです。その旅で感じたことや感謝の気持ちをコメントに残すとともに、税金の使い道はこれからも残して欲しい文化や自然を指定することにしています。
しばらくして自宅に届く返礼品で旅の余韻も楽しむことができることも、ふるさと納税の魅力だと思います。

ここからは、私がもらったふるさと納税の返礼品と、その旅先の魅力をご紹介します。

1:北の大地を満喫する、北海道苫小牧市で王子サーモン

出張で数回、また2022年の夏にワーケーションツアーに参加し訪れた北海道苫小牧市。
苫小牧ワーケーションでは「オートリゾート苫小牧 アルテン」のログハウスでのテレワークとカヌー、ウトナイ湖でのバードウォッチングやノーザンホースパークでのセグウェイツアーなど大自然を満喫したことが印象に残っています。

ノーザンホースパークでの乗馬体験

「オートリゾート苫小牧 アルテン」ではログハウスのほかにテントでも宿泊でき、敷地内で温泉や様々なアクティビティを楽しめる

ウトナイ湖には日本野鳥の会のレンジャーが常駐しており、バードウォッチングや自然体感プログラムも

公共交通機関ではアクセスしづらいのですが、王子サーモンの工場に2回訪れて工場限定のスモークサーモンを購入。その後何度も王子サーモンのふるさと納税返礼品をセレクトしています。特にお気に入りなのは分厚い身の「とろ生サーモン」。オーブン焼きやバターソテーにすると絶品です。

「とろ生サーモン」といくら醤油漬けセットが一番好きです

「秋鮭商品詰め合わせ」※現在このセットは用意されていません

「王子サーモン スモークサーモン等5種食べ比べセット」には牡蠣や鯖も入っている

王子サーモン本社工場と直営店。この裏手の海でたくさんの猫がくつろいでいるのもこの場所に行きたくなる理由

北海道苫小牧市ふるさと納税 公式HPはこちら

2:ワークスペースが充実している富山県魚津市で、昆布〆セット

2022年の年始と夏にワーケーションでお世話になった富山県魚津市。これまで海の目の前にある、2023年開業のコワーキングスペース「ミラージュハウス」、旧小学校内にあるワークスペース「necco(ネッコ)」、魚津水族館の水槽前などでテレワークした経験があります。
2024年の夏には「たてもん祭り」(高さ16mもの大柱に、90余りの堤灯を三角形につるし下げた「たてもん」と呼ばれる山車を曳き回すお祭り)にも参加させていただきましたし、秋には富山県のメディアプレスツアーでも魚津市に立ち寄りました。とてもご縁を感じる場所で、お祭りでにぎわう魚津も、雪深くひっそりとした魚津も大好きです。

今年の「たてもん祭り」の花火大会の様子

魚津水族館でテレワーク

片貝川でリフレッシュ

魚津の特産品であるバイ貝も入っている昆布〆のセットを頼んでみました。それぞれの食材に昆布の旨味がしみていて、そのままでもおいしい。残った昆布は細かく刻んで酢の物やサラダに使うこともできます。

富山の昆布〆刺身4種食べ比べ(アオリイカ・ヒラメ・バイ貝・甘エビ)各1枚

富山の昆布〆刺身4種食べ比べ(アオリイカ・ヒラメ・バイ貝・甘エビ)各1枚

富山県魚津市ふるさと納税 公式HPはこちら

3:馬事文化が息づく福島県南相馬市でご飯セット

2022年10月「福島★復興グランプリ」という経済産業省が行うアイデアソンで初めて訪れた福島県南相馬市。その後、昨年「南相馬市サポーターライティングスクール」の1期生として講義を受けたり取材をするために3回現地へ。2024年5月には相馬野馬追を見に行きました。南相馬市には、原ノ町駅前の南相馬市立中央図書館や小高交流センターなど無料で使えるコワーキングスペースが充実しており、ひとりで食事を楽しめるお店も多いのでワーケーションにぴったりです。

相馬野馬追の2日目に「雲雀ヶ原祭場地」(ひばりがはらさいじょうち)で行われる「甲冑競馬」

南相馬市中央市立図書館のテラスでテレワーク

一番の思い出はHorse Valueのアクティビティ「海トレッキング」

ライティングスクールの記事を書く際にインタビューさせていただいた紅梅夢(こうばいゆめ)ファームのパックご飯と食べるオイルの返礼品を選びました。パックご飯とオイルセットは別々の返礼品ですが、お米を作っている紅梅夢ファームさんのイチオシである「ご飯にかけるオイル」をご飯にかけて食べるのがおすすめです。

福島県南相馬市ふるさと納税 公式HPはこちら

4:魚で町おこしの福井県高浜町で越前ガニと海鮮漬

この秋初めて訪れた高浜町は福井県の最西端に位置し、夏は海水浴、春や秋は「若狭富士」の愛称で呼ばれる青葉山での登山が人気の観光スポットです。漁業が盛んで、今回私は漁港に隣接した商業施設UMIKARAでテレワークしました。UMIKARAは漁獲量減少や従事者減少などの問題を抱える高浜の漁業を未来につなげるべく、第6次産業を担った施設でもあります。こちらでは新鮮なお魚を使った海鮮丼や定食を楽しめるほか、素敵なデザインのお土産も購入できます。

高浜町のシンボルである青葉山

UMIKARAの屋上で。高浜漁港で水揚げされたシイラを使ったマヒマヒバーガーセットを

海を見ながらテレワークできるスペースが充実しているUMIKARA

漁港のそばにある「はもと加工販売所」で作られている「若狭の海華漬け」(UMIKARAでも購入可能)を食べてみたくて、高浜町から東京に帰る途中でふるさと納税返礼品としてセレクトしたのがこちら。大きなズワイガニの足、福井県沖合で獲れた新鮮な甘エビ、高浜産のアカモクがたっぷり入った海鮮漬で、アツアツの白ご飯にかけて堪能しましょう。

越前 紅ズワイガニ一杯とミニサイズの海華漬けのセットの返礼品

越前 紅ズワイガニ一杯とミニサイズの海華漬けのセットの返礼品

福井県 高浜町ふるさと納税 公式HPはこちら

5:絶景の宝庫三重県尾鷲市で鯛めしのパリパリ揚げ

11月末に6泊7日で大満喫した三重県尾鷲(おわせ)市は、山と海が非常に近く、林業と漁業が盛んな町。強靭な尾鷲ヒノキ、甘さと酸味が絶妙な尾鷲甘夏などで有名です。私は毎日海の目の前の民宿で過ごしましたが、波と船の音、海風が心地よく、綺麗な星空にも感動しました。

早朝に尾鷲港近くから見た佐波留島(別名ムーミン島)

展望台からムーミン島を見ながらのヨガタイム(ここでテレワークも良さそう)

とにかくお魚が美味しい(尾鷲駅近くのお食事処「鬼瓦」にて)

今回尾鷲市のふるさと納税返礼品として選んだのは「鯛めしのパリパリ揚げ」。こちら、今年6月に東京八重洲で行われた「POTLUCK BAR with みえ・おわせ」で食べて大好きになった食べ物。鯛めしを春巻きの皮で包み、油でパリパリに揚げたもので、パリパリの皮ともっちりとした鯛めしの食感がクセになる一品です。

鯛めしのパリパリ揚げ <プレーン4本/チーズ4本>

6月に食べた時からもう一度食べたいと思っていた

三重県尾鷲市ふるさと納税 公式HPはこちら

旅した土地にふるさと納税はいかがでしょうか?

以前はどこにあるのかどんな土地なのかも知らずにふるさと納税をしていたのですが、旅して何かしら関わった街なら、ふるさと納税をどう使って欲しいか考えることもできます。

今年のふるさと納税は、記憶を振り返りながら旅したところの返礼品をのぞいてみませんか?
返礼品を家族で楽しむことで、旅の思い出を話す機会もできるかもしれません。

Related Tag

#ご褒美 #特産品 #地元グルメ #賢者

Author

ワーケーション旅 &ヨシカ

ワーケーション旅ワーケーション旅

&ヨシカ

大阪府出身、東京都在住。平日は出張やワーケーション、都内テレワークなど全国各地を飛び回りながらさまざまな環境で仕事をしています。週末の楽しみは、細かい予定や行先を決めない行き当たりばったりの旅をすること。将来の移住や他拠点居住を見据え、暮らしを想像しながら過ごすことを心がけています。

Articles

ワーケーション旅 &ヨシカ

【福岡】人通りより猫通りの方が断然多いハート形の猫の島「相島(あいのしま)」

ワーケーション旅 &ヨシカ

【富山県】働く私を甘やかす町。魚津(うおづ)でしかできないワーケーション旅のすすめ

ワーケーション旅 &ヨシカ

トンボロを渡って涼を求めに出かけよう。春~夏にぴったりな江の島お出かけ情報5つ

New articles

- 新着記事 -

【秋田 横手・湯沢】醸造の深淵へ。五感を研ぎ澄ます秋の「酒と発酵」巡礼旅
  • NEW

秋田県

2026.05.04

【秋田 横手・湯沢】醸造の深淵へ。五感を研ぎ澄ます秋の「酒と発酵」巡礼旅

tabiiro 旅色編集部

旅色編集部

tabiiro

【イベントレポート】桜の名所をつなぐ京阪京津線。大津から京都へ春色の途中下車旅
  • NEW

全国

2026.04.30

【イベントレポート】桜の名所をつなぐ京阪京津線。大津から京都へ春色の途中下車旅

鉄道旅 なお

なお

鉄道旅

自分をごきげんにする初夏の京都へ。期間限定パッケージのカルネと白亜の学舎、梅小路から島原へ、時代をわたるさんぽのすすめ
  • NEW

京都府

2026.04.28

自分をごきげんにする初夏の京都へ。期間限定パッケージのカルネと白亜の学舎、梅小路から島原へ、時代をわたるさんぽのすすめ

京都おさんぽ旅 ちあき

ちあき

京都おさんぽ旅

「ここ、どこだっけ?」蓮佛美沙子さんと見つけた近場のリフレッシュ旅『月刊旅色』2026年5月号

全国

2026.04.27

「ここ、どこだっけ?」蓮佛美沙子さんと見つけた近場のリフレッシュ旅『月刊旅色』2026年5月号

編集部 ホソブチ

ホソブチ

編集部

かわいいが止まらない! 春のハウステンボスで、ミッフィーエリアを満喫する1日モデルプラン【長崎県】

長崎県

2026.04.15

かわいいが止まらない! 春のハウステンボスで、ミッフィーエリアを満喫する1日モデルプラン【長崎県】

トレンド旅 おんり

おんり

トレンド旅

【宿泊レポート】夫婦旅におすすめ! 「水のみち 風のみち 湯ヶ島たつた」で見つけた“整い時間”とは

静岡県

2026.04.13

【宿泊レポート】夫婦旅におすすめ! 「水のみち 風のみち 湯ヶ島たつた」で見つけた“整い時間”とは

旅色LIKES メンバー

メンバー

旅色LIKES

More

Authors

自分だけの旅のテーマや、専門的な知識をもとに、新しい旅スタイルを提案します。

tabiiro 旅色編集部

tabiiro

旅色編集部

鉄道旅 なお

鉄道旅鉄道旅

なお

京都おさんぽ旅 ちあき

京都おさんぽ旅京都おさんぽ旅

ちあき

編集部 ホソブチ

編集部

ホソブチ

トレンド旅 おんり

トレンド旅トレンド旅

おんり

旅色LIKES メンバー

旅色LIKES旅色LIKES

メンバー

千葉旅 マユ

千葉旅千葉旅

マユ

出逢い旅 ふみこ

出逢い旅出逢い旅

ふみこ