テイクアウトグルメを持って、春爛漫の万博記念公園でピクニックしよう!
春の陽気に誘われて訪れたのは大阪・吹田市にある万博記念公園。園内のあちらこちらに植えられている春の花々が開花し、春の訪れを心待ちにしていた人で賑わっています。広々とした公園は、花見をしながら外でごはんを食べるのに最適なスポット。ぽかぽか陽気のこの季節、おいしい食べ物を持ってピクニック気分を味わいませんか? 大阪在住の旅色LIKESライター・ヒロミがおすすめのテイクアウトグルメもご紹介します。
目次
万博記念公園とは
大阪府吹田市にある万博記念公園は、1970(昭和45)年に開催された「日本万国博覧会」(通称:大阪万博)の跡地を整備してできた公園です。大阪万博は日本ではもちろん、アジアでの開催も初めての国際博覧会。入場者数は6,400万人以上を記録し、日本の高度経済成長期を象徴するイベントとなりました。岡本太郎氏の「太陽の塔」や三波春夫が歌った「こんにちはこんにちは〜」でお馴染みのテーマソングは、当時生まれていない方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
公園といってもかつてパビリオンなどがあった場所ですから、甲子園球場の約65個分という広大な面積です。敷地内にはシンボルの太陽の塔をはじめ、当時の資料を展示している「EXPO’70 パビリオン」、自然や民族学を学べる施設、子どもが遊べるアスレチック、BBQ場に温泉施設などの施設があり、1日ではすべて周りきれないくらいです。子連れの方は自然文化園エリアを走る「森のトレイン」を利用すると、長距離を歩かずに効率よく周れますよ。
春の花々を見ながらピクニック
そんな施設がある万博記念公園ですが、見どころの1つが公園の至る所で四季折々の花々を楽しめることです。「自然文化園」は「太陽の塔」を中心に西側を森から里山へ、東側は芝生を敷き詰めて平野のイメージを醸しだすように整備されています。園内では1年を通して四季折々の花々を見ることができますが、特に春はチューリップにネモフィラ、ポピー、そして約80メートルにわたって藤が咲き誇る藤棚などと目白押しなのです。太陽の塔の西側にある「チューリップの花園」には35品種の約8万本のチューリップや約1万株のネモフィラ、菜の花が植えられており、今年は開花が遅れているようで、私が訪れた4月初旬は全分咲きではありませんでしたが、それでも充分きれいでした。都会にいながらも自然を感じることができます。
もみじ川芝生広場にはこの日も多くの人が レジャーシートを敷いてお花見していました。
公園内にはレストランやカフェもありますが、花々を見ながら外で食べるのがおすすめ。園内にはレジャーシートを広げられる広場もいくつかあり、広々としているのは太陽の塔の西側にある「もみじ川芝生広場」と反対側の東側にある「東の広場」です。「もみじ川芝生広場」の近くには「チューリップの花園」があり、すぐ側の「夏の花八景」では6月から7月にかけてベロニカロンギフォリアやロシアンセージなど初夏の花々が見頃を迎えますよ。
お弁当を広げられる場所がたくさんありますが、今回私が選んだのは「ポピー・ネモフィラフェスタ」開催中の公園の一番西側にある「花の丘」です。丘一面に咲き誇るネモフィラやポピーを見ることができます。推しポイントは花が見渡せる丘の上にベンチがいくつもあること。レジャーシートを持ってこなくても、ベンチに座って花を見ながら食事できます。「花の丘」は一番西側にあるため、意外に知らない方もいる穴場スポットです。ただ道がいくつも分かれていているので、サイトに載っている行き方を見ておいた方がいいですよ。私は園内に何箇所かあるMAPを見ながら行きましたが、迷って遠回りしてしまいました。「ポピー・ネモフィラフェスタ」は4月29日までですが、以降も花が咲いている間は楽しめます。
●ポピー・ネモフィラフェスタ
開催期間:2025年3月29日~4月29日
気軽にピクニック気分を味わうならテイクアウトがおすすめ
お花見においしいものは欠かせないですよね。最寄りの万博公園駅の近くには飲食店やコンビニなどありますが、私は万博公園行きのモノレールに乗り換える駅である千里中央駅で調達しました。万博公園駅の2つ隣の千里中央駅はモノレールと北大阪急行電鉄の2つの駅がある主要ターミナルです。北大阪急行電鉄の千里中央駅は大阪万博と同じ1970年に開業し、それに合わせてできた百貨店やショッピングモールにはその当時からある老舗や大阪らしい魅力あるお店がたくさんあります。名店揃いなのでどこのお店にするか悩みましたが、今回2つをチョイスしました。
①万博の時から変わらない絶品カツサンド「ニューアストリア」
千里中央駅に直結する「せんちゅうパル」に、開業当初からある老舗喫茶店「ニューアストリア」は朝から行列が絶えない言わずと知れた名店です。名物はヒレカツのカツサンド。カリッとあがったカツに軽くトーストしたパンとソースが絶妙なバランスで、初めて食べた時は「なんでこんなにおいしいんだろう」と感動しました。野菜ありとなしのバージョンがありますが、テイクアウトは野菜なしのみ。テイクアウトは事前に連絡しておくと作ってくれるので、並ばずに受け取ることができます。
◆ニューアストリア
住所:大阪府豊中市新千里東町1丁目3 せんちゅうパル専門店街 B1階
電話:06-6831-2537
営業時間:8:00〜16:00(LO15:30)
定休日:木曜日、第4水曜日
②たっぷりかかったタレがたまらない、みたらし団子「喜八洲総本舗」
モノレールの駅の手前にある商業施設「千里中央イオンSENRITO専門館」にある「喜八洲(きやす)総本舗」。1948(昭和23) 年創業で大阪を中心に10店舗ほどある老舗の和菓子屋です。酒饅頭やぼた餅も好きでよく買いますが、お花見と言えばやっぱり「みたらし団子」。注文してから目の前で少なめ・普通・多めの中からリクエストしたコゲ加減 に焼き、タレの入った壺につけ込みます。昆布出汁が効いていて、たっぷりかかったタレは見た目ほど甘さがくどくありません。団子の形が珍しい円筒状なのは、炙った時に焦げ目がつきやすく、タレの絡みをよくするためなのだそう。冷めると餅とタレがどんどん固くなるので、早めに食べるのがおすすめです。
◆喜八洲総本舗 千里中央店
住所:大阪府豊中市新千里東町1-1-3千里中央イオンSENRITO専門館1階
電話:06-6155-6482
営業時間:10:00~20:00
定休日:無休
その他:新大阪駅や伊丹空港にも店舗があり
イベントも盛りだくさん
花が咲き乱れる春の万博記念公園へ行ってみませんか。「ポピー・ネモフィラフェスタ」は4月29日まで、「藤まつり」は4月19日から4月27日まで開催予定です。この期間以外にもたくさんの種類のお花を見ることができます。開花情報は公式HPで確認してみてください。また現在「EXPO’70パビリオン」では企画展「プレイバック1970 大阪万博と昭和レトロ」が8月3日まで開催中です。1970年大阪万博のグッズや当時の盛り上がりを伝える貴重品が一挙に見られるので、開幕したばかりの万博とともに楽しめる絶好の機会です。
◆万博記念公園
住所:大阪府吹田市千里万博公園1-1
営業時間:9:30~17:00(最終入園16:30)※施設や期間によって異なる
定休日:水曜日 ※4月は無休
料金:自然文化園・日本庭園共通 大人260円 小中学生80円、EXPO'70パビリオン大人500円、中学生以下無料(保護者同伴にて)
※各文化施設は別途入館料が必要















