2026年は午(うま)年! 馬に縁の古社「藤森(ふじのもり)神社」「上賀茂(かみがも)神社」で心を満たす新春京都旅
紅葉狩りに喧騒が一段落した京都はお正月を迎える準備が始まります。来年の干支は午年。12年に一度巡ってくる午年は「運が跳ね上がる」と言い伝えられていて何かを始めるのに絶好の機会なんやそうです。京都にはお寺さんだけやのうて神社もたくさんありますけど、今回は来年の干支の馬にちなんで南にある藤森(ふじのもり)神社と北にある上賀茂(かみがも)神社を京都在住の旅色LIKESライター・ちあきと巡りましょう。
目次
勝運と馬を祀るパワースポット、藤森神社
藤森(ふじのもり)神社は京都伏見にあります。伏見と聞くと酒蔵を思い浮かべはる人も多いと思いますが、藤森神社があるのは深草エリア、聖母女子大学や京都教育大学、龍谷大学など大学が点在するエリアでもあるので学生さんの街でもあります。
深草エリアの山手にひっそりとたたずむ藤森神社の歴史は古く、創建は平安遷都よりも前。約1800年前に遡ります。
女帝・神功皇后が戦から戻り、この地に武器と旗を埋めて「塚」を作り、神を祀ったのが始まりとされ、このエピソードから藤森神社は「勝運の神」として信仰を集め、「菖蒲(しょうぶ)=尚武(武道)」の語呂合わせから、5月5日の「端午の節句」発祥の地としても知られています。毎年5月5日に行われる「藤森祭」では、約1200年の伝統を誇る「駆馬(かけうま)神事」が行われます。境内の中を駆ける馬上で「手綱潜り」や「逆立ち」などの技が奉納される様子は「はんなり」な京都のイメージを一新する勇壮なものです。
勝運+馬という事から競馬ファンからの信仰も厚く、境内に書けられた絵馬は馬上の旗手をイメージしていて「○○がレースで勝ちますように」といった願い事がたくさん書かれていて並々ならぬ熱意が伝わってきます。
午の神様を祀る藤森神社では授与品に馬の意匠が多く使われていますが、中でも目を引くのは鏡文字になった馬の意匠。「左馬(ひだりうま)」です。なんで反対向きなん?って不思議に思うのですが、「うま」の逆は「まう(舞う)」に通じ、祝い事を招く、馬は右に出るものがいない=傑出した才能を約束する、字の下の部分が巾着の形に似ており、金運上昇を意味するといったありがたい意味のある意匠。今年の運気アップにピッタリなお守りです。
◆藤森神社
住所:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
電話: 075-641-1045
京都最古の神社で何事も馬9(うまく)いく、上賀茂神社
上賀茂神社もまたとても古い歴史ある神社で、起原は神代にまでさかのぼります。
賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)は、雷の神様で、厄除け、災難除け、必勝を授けてくださるそうです。雷を別けるほど強い雷除けだけでなく、開運や八方除け、さらに電気産業の守護神」としても信仰されています。
馬との関連が深い神社として今回ご紹介したのは、かつて神様をこの地に迎える際に「馬を走らせて祭りをした」ところ、神様が降臨されたと言い伝えられ馬は神様の使いとして、また願いを神様に届ける存在として大切にされてきたからです。
上賀茂神社でも藤森神社と同様、毎年5月5日には「賀茂競馬(かもくらべうま)」という神事が執り行われ、2頭の馬が約200メートルの馬場をならんで駆け抜け速さを競い天下泰平と五穀豊穣を祈願します。このことから上賀茂神社は「日本の競馬発祥の地」と言われているのです。
上賀茂神社の広い境内の一角には、神様の乗り物である「神馬(しんめ)」が過ごすための「神馬舎」があり、 日曜・祝日や祭事の日には、実際に白馬「神山号(こうやまごう)」が出社していることがあります。神山号は毎年1月7日には神馬に白い装束を着せて献上する白馬奏覧神事(はくばそうらんしんじ)の主役なのです。神山号に遭遇できた運のいい人はニンジンを上げることがるかも。
たくさんある授与品で目を引くのは、馬みくじ。ちっちゃくてかわいい馬が口におみくじをくわえているデザインです。他にも、上賀茂の名産品の加茂茄子や日本神話に登場する3本足の八咫烏を模ったものもありどれにしようか迷います。
おススメは、「うまくいく守(馬九頭)」というカード型のお守り。カードの表裏に9頭の馬が描かれていて「馬9(まく=うまく)いく」とかけているんです。
上賀茂神社はかみなりある授与品で目を引くのは、馬みくじ。ちっちゃくてかわいい馬が口におみくじをくわえているデザインです。他にも、上賀茂の名産品の加茂茄子や日本神話に登場する3本足の八咫烏を模ったものもありどれにしようか迷います。
おススメは、「うまくいく守(馬九頭)」というカード型のお守り。カードの表裏に9頭の馬が描かれていて「馬9(まく=うまく)いく」とかけているんです。
◆上賀茂神社
住所: 京都府京都市北区上賀茂本山339
電話:075-781-0011
営業時間:9:00~17:00
もういくつ寝るとお正月
紅葉の時期が終わりと、京都の冬の風物詩である南座の「吉例顔見世興行」がはじまります。この出演者がたまねき看板が上がると京都は「あ~、もうすぐお正月やな」と慌ただしくなってきます。
来年の干支の馬を祀る神社は今回ご紹介した2社以外にもたくさんあるので探してみるのもいいかもしれません。













