石垣島は撮影の宝庫! 朝焼けが海にキラキラ映り込む……干潟の朝が待ち遠しくなるスポット4

沖縄県

2019.01.10

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石垣島は撮影の宝庫! 朝焼けが海にキラキラ映り込む……干潟の朝が待ち遠しくなるスポット4

目次

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神的な撮影条件は「日の出」×「浅瀬」×「干潮」

朝焼けが海に映り込む浅瀬、どうやって見つける?

岩山がかっこいい! 「のばれ岬」の朝が絵になりすぎて

シマシマの海に佇む奇跡。「大浦川の河口」の表情が豊かすぎる

宇宙人も現れる? 景勝地「名蔵湾」のマングローブな朝がおもしろい

頭上も足元もピンクに染まる……「吹通川の河口」に奇跡がおりてきた

今回は、ドローン撮影におすすめのスポットをご紹介! ドローンでなくとも、撮影にぴったりの朝の石垣島。がんばって早起きしたからこそ出会える景色には心打たれるものがありますよ。

神的な撮影条件は「日の出」×「浅瀬」×「干潮」

海のある地域でドローンを飛ばす時、撮影スポットを選ぶときに考えるのは、「いつ」「どこ」に加えて、「潮位」です。いつでも、どこでも、潮が高くても低くても、それぞれに撮影のよさがあって、肝はどう組み合わせるかにあると思っています。

個人的には、「日の出」×「浅瀬」×「干潮」の組みあわせは神! 日の出の時間と干潮が重なるときは、どの浅瀬に行こうかめっちゃワクワク迷ってます(笑)。だって、朝焼けが海に映り込んで、こんな幻想的な光景に出会えちゃうこともあるんですから。

朝焼けが海に映り込む浅瀬、どうやって見つける?

浅瀬のある海というのは、遠浅、礁原(サンゴ礁の内側の浅瀬)、干潟、潮溜まりなどのあるところ。そんな条件の海はとっても静かで波が少なく、海面が鏡の役割を果たして、朝焼けの空が海にも出現するというわけです。もちろん、雲の調子にもよりますけどね。

では、そういう海をどうやって探しましょうか。先述の遠浅、礁原、干潟、潮溜まりが地図に出ていたら目星がつくのですが、小さな浜含め、海岸のすみずみにそういう情報が書かれているものはまだ知りません(あるならどうか教えてください!)。今のところ、実体験でのみ選出しています。事前に干潮のときの引き具合を見て、これは期待ができると思ったら朝に行って確かめるんです。

わたしはいろんな地域の海を訪れていますが、ハードにリピートしているのは石垣島です。今回は、そんな石垣で体験的に大好きになった、朝焼けキラキラスポットでの、宝石みたいなシーンをお届けしたいと思います。

岩山がかっこいい! 「のばれ岬」の朝が絵になりすぎて

東側の海岸線で、真ん中あたりにある「のばれ岬」が大好きすぎまして。ここはいつきても特にいいんです。岸からすぐそこ海の中にボンッと岩山があって、それがシーンのアクセントになりうっとり度を高めてくれるんですよね。それから、プライベート感があるのも嬉しいんです。周りに集落もないし、浜のすぐ背後は小高くて隔離されてる感があるから、なんだか秘密基地みたい。そこまでは車やバイクを停めてやぶの中を少しだけ歩いて下るんですよ、このちょっとした行程がまた、プチ冒険気分にさせてくれちゃって(笑)。

ここが干潮になると岩山で波が遮られるのか、岸までの浅瀬の海面が静かになり、輝きだすんです。

これは日の出の15分ほど前、ドローンが離陸しようとしている時。地面の高さから覗く向こうの海が……燃えてるかも!? 海に向かって離陸するドキドキの瞬間です。

飛び立つと、海面が広く見えてきます。あーもう、ため息しかでません……海は空の一部なのかもしれないです。

ちなみにこのときは、あまり高く飛んでいません。空の低い位置の赤い光が海面に反射しているので、燃える海面をより視界の手前から入れるなら、目線はなるべく低めで水平に近い方がいいです。なので、この画を撮っている時のドローンは、いい反射スポットを求めて低空飛行で海上探査中。

もっと上空へ上がると、岩山の向こう、リーフエッジ(サンゴ礁の終わり)のあたりまでずーっと赤く輝いているのが見えます。高く飛ぶと、海面をより広く果てまで見届けられるし、空をより近く感じられます!

手前右側に見える岸に、人影が見えますか? ドローンを飛ばしている本人です。ちなみに本人の目線の高さでも、ひとつ上の写真のように、すぐそこの海が真っ赤っか! 感動に打ち震えているので、ドローンの操縦を失敗しないよういつもより気をつけているんですよ。

海のずっと向こうまで飛んできました。海の真ん中にあるラインはリーフエッジ。ここで、穏やかなサンゴ礁の海は終わります。その外側は波がざっぷんざっぷん。島がいかにサンゴ礁に守られているかがよくわかります。

雲の中に昇った太陽が、改めて雲から顔を出す第二の日の出を見せてくれました。言葉になりません。真ん中のポツンが撮影者ですが、放心しすぎてドローンの操作が危うかったとのことです。

シマシマの海に佇む奇跡。「大浦川の河口」の表情が豊かすぎる

石垣島の北東部、平久保半島の付け根あたりの伊原間湾に流れ込む「大浦川の河口」も最高に雰囲気のあるスポットです。

ここは干潮になると、ぺたぺた歩き回れるほど浅くなるんです。いつもは海の顔してるところなのに! それだけでもすでに楽しくってですね(笑)。存分に歩き回って、そのときによく反射する箇所を見つけましょ。

さて、12月のこの日は雲がなかなか多く、太陽を直接拝むことは諦めていました。なのに、急に雲が切れて、パァーー! 歩き回って確認していた一番水面の穏やかな場所へすっ飛んで行って、「ショーシャンクの空に」に習って雨ならぬ太陽光が降り注ぐのを体で受け止めるポーズ。自分の足元にも空が現れて、果てしなく広い広い世界に身を置いてる気分です。

いろんな角度から見て、この場の表情の多様性を味わいました。一瞬一瞬、空間の点それぞれに違う魅力が詰まっているんだなぁと思うと、果てしなく世界がキラキラしているように感じられ、なんかこう、目を細めずにいられなくなります。

こちらは季節の違う、別の朝。9月の太陽はもっと北から昇るんです。季節や天気によっても、日々違う表情をみせてくれるから……何度でも果てしなく飛び込んで行きたくなります。

風が吹くと、海がシマシマ模様になるからおもしろくって。ここは深い伊原間湾の奥まったところで、打ち寄せる波自体があまりないんです。でも風はよく通る場所だから、海面のみがなびかれて、こんなオシャレに仕上がるんです。

風がなく、海面が静止して平らになって、バチっと反射する日もあります。でも、場所の特性がよく現れたストライプの海に佇む構図もなかなかいいでしょ。

上空から俯瞰して見たら、梅干しみたいな太陽を見つけました。

宇宙人も現れる? 景勝地「名蔵湾」のマングローブな朝がおもしろい

最高スポットはまだまだあります。これは石垣にハマってしまうわけでしょう。

島の西側、名蔵湾にも是非どうぞ!! ここはマングローブのある干潟「名蔵アンパル」を携える特異な場所で、カヌーやサップにも最適です。よく知られている分訪れる人も多いけど、それだけ魅力的な場所なんです。

今回は、名蔵湾の風光明媚なお顔の中でも、ここの朝だからこそみられる表情をどうぞ。

名蔵は島の西側にあるので、目の前で太陽が昇ることはありませんが、東から流れ届く淡い光が最高なんです。これは干潟の中にやさしい光が届きはじめた時間。まわりはマングローブ林で、干潟の土はいかにもの土色をして野性味あふれているのに。なのに、朝日を浴びた水面はうっすらピンクをまとい、なんともフェミニンな表情じゃありませんか。この対比がすごく好きなんです。

干潟を抜けた湾にも、大好きなシチュエーションが。マングローブキッズトリオ、かわいいでしょ。湾側のマングローブ林は小さく、こどもの木も多くまばら気味なので、こうしてポツンと生えているところもあるんです。潮が引くと足みたいな根っこ部分がまるっと見えて、宇宙人みたい。さらに、島の反対東側から届く光はやさしく、海と空の界もわからなくなるから、シチュエーションも宇宙気味。好きだなー名蔵の宇宙基地!(笑)

頭上も足元もピンクに染まる……「吹通川の河口」に奇跡がおりてきた

最後に、一生もののピンクワールドに佇んだ時の画をご覧ください。

ここは島の北、野底にある吹通川の河口です。ここも西向きの岸だけど、やっぱり東で昇った太陽の光が届いて、雲をやさしく染めあげるんです。そう、朝の西の雲は、いつも東よりやさしくアンニュイで。元気な太陽とはちょっと離れているからでしょうか? この味わいも大好きです。

この日、キレイに染まった雲が、引き切った静かな海に映り込みました。放心。惹かれて惹かれて、でも空間全体に惹かれていて明確な目標物がないから、ただただ沖の方まで歩いて行っちゃったのは、納得いくでしょ(笑)。

写真右手が東の空。黄色と青とピンクのシマシマの空が現れるなんて思ってもみませんでした。


いかがでしたか? 朝の石垣島はほんとうにさまざまな表情を見せてくれます。キーワードは「日の出」×「浅瀬」×「干潮」! あなただけのスポットを探して、その贅沢な景色を独り占めしちゃいましょう。

Author

ドローン旅作家 とまこ

ドローン旅作家

とまこ

元秘境ツアー添乗員で現在は“おしゃれパッカー”、“美肌ダイエットマスター”として本の執筆や講演、TV出演など多方面で活躍する旅作家。「離婚して、インド」(幻冬舎文庫)など既刊12冊。2017年から旅先でのドローン撮影を始め、今では「飛ばさないと落ち着かない!」というほどのドローン好き。旅先での美景、絶景の撮影はもちろん動画の編集も手掛ける。

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