体験レポート

【三重】鉄板焼きで祝う記念日、温泉でほどける休日。「CaroCaro 鳥羽浦別邸」大人のご褒美旅
わく(綴りびと)わく(綴りびと)

三重県:鳥羽本浦温泉

カップル・夫婦 / 20代 / 訪れた時期:7月

2026/09/18

【三重】鉄板焼きで祝う記念日、温泉でほどける休日。「CaroCaro 鳥羽浦別邸」大人のご褒美旅

記念日のご褒美旅に選んだのは、鳥羽・浦村に佇む大人の隠れ家「伊勢志摩TEPPANオーベルジュCaroCaro 鳥羽浦別邸」。目の前で仕上がる伊勢海老や黒毛和牛の鉄板焼きに胸が高鳴り、客室温泉では伊勢志摩の自然に心までほどけていきました。

海辺のまち・鳥羽へ

駅からすぐ目の前に広がる海と、抜けるような青空

サザエストリート。水曜日はお休みのお店もいくつかあったのでまた行きたい

夕食のことも考えお昼は軽めに。アワビのお造りはコリコリで地酒にもよく合います

今回は、付き合った記念日を兼ねた少し特別な旅。日頃の仕事を頑張る自分たちへのご褒美に、鉄板焼きと温泉をゆっくり楽しめる宿を選びました。大阪難波から特急に揺られること2時間、鳥羽駅に降り立つと、目の前に広がるのはもう海。普段とは違う磯の香りとどこまでも続く空に、思わず胸が高鳴ります。宿へ向かう前に、駅前に位置し、焼貝専門店が10軒ほど並ぶ「鳥羽サザエストリート」でさっそく海の幸を楽しむことに。

山道を通るの?と驚きながらバスに乗っていると突然目の前に海が……!

入り口やロビーから見える緑も綺麗で心が落ち着きます

敷地内で採れた梅の実を使った自家製の梅ジュース

周辺を散策した後は、鳥羽駅前から送迎バスに揺られること約20分で宿へ到着。冷たいウェルカムドリンクをいただきながらチェックインの手続きを進めます。梅ジュースとオレンジティーから選べ、今回は梅ジュースをチョイス。敷地内で採れた梅を使った自家製のもので、お部屋へ案内してもらいながら「梅の木は気まぐれで、5粒しか実がならない年もあるんですが、今年は豊作でした~」と気さくに教えてくださったのが印象的でした。ほのかな酸味とやさしい甘さが、夏の日差しで少し疲れた身体にすっと染み渡ります。

温泉風呂付き客室でまったり

客室は明るく開放感があります

座れるところがたくさん

ケトルや急須も充実。まったりお茶を飲みながら過ごせます

ベッド脇にコンセントがあるのがありがたい

客室は全6室。そのすべてに温泉風呂が備え付けられており、プライベートな空間でゆっくりと過ごせるのが魅力です。部屋の窓からは広大な海を一望できるほか、デスクワークで凝った体をほぐしてくれるマッサージチェアなど、くつろぎスペースが至る所にあり、同行者も大喜び。私はお風呂が見えるデスクで、お湯の流れる音を聞きながら過ごす時間が格別でした。

シャワー・ドライヤーがRefaなのも嬉しい

お風呂は半露天になっており、適温のお湯につかりながら蝉の声と森の香り、やさしい風に包まれて、心からリラックスできます。夜は空に浮かぶ月を、朝には外の緑を眺めながら、身も心もほぐせました。

伊勢志摩の食材を五感で味わう、至福の鉄板焼きディナー

待ちに待った夕食は、シェフの手さばきを目の前で楽しめる鉄板焼きのコース。今回は、付き合った記念日を兼ねてアニバーサリープランを利用しました。スパークリングワイン(ハーフボトル)がつき、目の前で仕上がる鉄板焼きディナーをゆっくり楽しめるのが魅力。客室温泉でくつろぐ時間も含めて、華やかさと癒しのどちらも味わえる記念日旅になりました。食事処へ入ると、照明を落とした静かな空間に長く伸びる一枚の鉄板が現れ、目の前で繰り広げられる料理の一つひとつをじっくり味わえる、特別感のある設えに気持ちが高まります。

プラン特典のスパークリングワインで乾杯

牡蠣のほかに、じゅんさい、冬瓜、茄子と夏らしい前菜。器も季節感を感じられます

スズキのカルパッチョ。ドレッシングもおいしい

これから始まるひとときに胸を躍らせながら、まずはスパークリングワインで乾杯。前菜から早速、牡蠣や鮮魚といった海の幸が並びます。牡蠣は味が濃くうまみも強くてワインが進み、旬のスズキは淡白ながらも脂がのっていて、肉厚に切られたコリコリとした食感が心地よく残ります。柑橘のドレッシングがさっぱりとスズキのうまみを引き立て、夏らしく涼やかな器も印象的。細部までこだわりが感じられるコースです。

立ち上る香りや、ジュージューと焼ける音がたまらない

アメリケーヌ・ソースやチーズが、伊勢海老のうまみや香ばしさをより引き立てています

そして、お待ちかねの伊勢海老。鉄板に乗せて焼き始めると、立ちのぼる磯の香りに香ばしさが重なり、食欲をそそります。ジュージューと焼ける音や、付け合わせの食材を切る音も心地よく、それらを聞きながらお酒をいただく時間はなんとも贅沢でした。ひと口ごとに伊勢海老の香りがふわりと残り、思わず頬が緩むおいしさで、口の中が幸せでいっぱいに。食べ応えはしっかりあるのに、気づけばあっという間に完食してしまいました。

こんがりと焼き上げられた表面と、断面の美しい赤色は、ため息の出るような美しさ

フランベは目にも楽しい

塩、わさび、ガーリック、自家製の唐辛子味噌が添えられていました

続いて登場したのはステーキ。焼き加減はシェフおすすめのミディアムレアでお願いしました。こんがりと焼き上げられた表面と、美しい赤色の断面のコントラストに食欲をそそられます。仕上げはフランベ。「よろしければ、ぜひ動画を」と声をかけてくださり、鮮やかに立ち上がる炎もしっかり記録できました。ひと口食べると、まず感じるのは脂の甘み。それでいて重たさはなく、塩やワサビでシンプルにいただくと、お肉そのものの甘みとうまみがより際立ちます。自家製の唐辛子味噌など、味わい方を変えられるのもうれしいところ。

お肉の後は、お漬物とお茶でほっと一息。そして〆のガーリックライスです。鉄板に炊いたごはんを広げ、にんにく、大葉、えごま、きゅうりのお漬物を混ぜて完成。ごはんを炊くところから鉄板の上で行われ、驚いてしまいました。大葉の香りが口の中をさっぱりさせてくれ、えごまやきゅうりの食感も楽しく、初めて味わう〆ご飯でした。

最後のデザートは、なんと「ベイクドアイス」。アイスをフランベするという驚きの一品で、「アイスを焼くなんていいの?」と思わず目を丸くしてしまいました。添えられたコーンフレークがカリっと焼かれて、アイスと一緒に食べるとさっぱりとした味わい。コースの締めくくりにふさわしいデザートでした。

朝の散歩から始まる、贅沢なひととき

宿の前の麻生ノ浦湾の朝。周囲を歩いていると海の上から漁師さんの声が聞こえてきます

近くにある浦神社。本殿の上に鎮座する大きな岩が御神体だそう

飲めそうなほどトロトロのオムレツ

朝は少し早く目が覚めたので、宿の周辺を散歩することに。たどり着いたのは、大きな一枚岩がご神体だという浦神社。地元で”浦の権現さん”と呼ばれるこの場所には、目に効くという「目薬の水」が湧いています。手を合わせると、朝の澄んだ空気とともに清々しい気持ちに包まれました。部屋に戻って朝風呂を楽しんだら、お待ちかねの朝食。朝も鉄板焼きなんて、贅沢です。まずは鉄板で焼き上げる半熟オムレツから。ナイフを少し入れるだけでトロットロに柔らかいのがわかり、ひと口食べると思わず頬が緩んでしまいました。そしてもうひとつのお楽しみがフレンチトースト。「朝からフランベをいたします」と声がかかり、鉄板に目を向けると鮮やかな炎が上がります。目の前で仕上がっていく様子に心が弾み、完成したフレンチトーストは表面がカリっと、中はふんわり。卵とミルクのやさしい香りに、添えられたアイスとのひやあつ(ひんやりと温かい)の組み合わせもたまりません。静かな朝の散歩から始まり、最後は目の前で繰り広げられる鉄板焼きに舌鼓。ゆっくりと一日の始まりを楽しむ、ちょっと贅沢な朝時間になりました。

おわりに

朝食のあと身支度をしていると、あっという間に送迎バスの時間に。名残惜しい気持ちで宿を後にすると、スタッフの方が最後まで笑顔で見送ってくださいました。その姿にこちらも自然と笑顔になり、幸せな気持ちで宿を後にしました。
広い空と海を眺め、温泉に浸かり、目の前で仕上がる鉄板焼き料理を楽しむ。伊勢志摩の自然と、この宿ならではの時間に身を委ねていると、いつの間にか心も体も軽やかに。心ほどける大人の夏休みでした。

  • わく(綴りびと)

    わく(綴りびと)

    大阪在住のわくです! 旅先でおいしいものを食べたり飲んだりするのが大好き。 最近カメラも始めました。

    ※旅色綴り(旧旅色LIKES)コミュニティメンバーです。

    • HP
 旅色編集部

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修: 旅色編集部

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.
Copyright indepth, Inc.
※掲載情報は取材時のものであり、変更が生じている場合がございます。詳細は各施設にご確認下さい。

周辺のスポット情報

近くにある人気のスポットをピックアップ!

旅色IDを作ると
お気に入り」することが可能になります

旅色ID作成▸

旅色IDをお持ちの方はこちらログイン▸