霊峰・大峯山と清流に抱かれた祈りの里
紀伊半島を流れる一級河川・熊野川。その源流となるのが、大峯山から湧き出る山上川(さんじょうがわ)です。洞川温泉は、この山上川のほとりにある天川村にある温泉地です。標高820m付近に位置し、江戸時代には大峯信仰の拠点として繁栄。現在も女人禁制の伝統を守る山上ヶ岳への登山口として、信仰文化が色濃く残る門前町です。
修験者を労う宿場町の湯は癒しの湯
洞川温泉周辺は、大峯山に入る前の行者たちの宿場町で、行者の団体「講」の名を書いた提灯をつるして迎える伝統が息づいています。そこに着想を得て、旅館街は夜になると多くの提灯が灯されて幻想的。温泉が湧出したのは昭和初期と比較的若い温泉ではあるものの、レトロで落ち着いた雰囲気で身も心も癒されます。
洞川温泉
どろがわおんせん
泉質/弱アルカリ性単純泉
効能/神経痛・筋肉痛・関節痛・運動麻痺・慢性消化器病・冷え症など
住所/奈良県吉野郡天川村洞川温泉
電話/0747-64-0333(大峯山 洞川温泉観光協会)
アクセス(車)/南阪奈道路 葛城ICから約1時間20分
アクセス(電車)/近鉄下市口からバスで約70分
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