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2026/07/24
秋田の夏旅、景色を眺めるだけではもったいない! 豊かな大自然に飛び込み、伝統の熱気に触れ、その土地の「美味しい」を自らの手でハントする。そんな五感をフルに使った「体験型」の旅こそ、秋田を何倍もディープに楽しむ最高のスパイスです。
今回は、一度はやってみたい憧れのアクティビティから、秋田の歴史と風土に触れるユニークな食文化体験まで、エネルギーに満ちた秋田の夏を全力レポートします!
この記事の目次
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今年になって秋田に2回目の訪問! 秋田にハマりつつある私が体験してきました。
一見、バラバラの場所で異なる体験をしているように見える今回のルートですが、実は旅を進めるうちに「秋田の美しい水」というひとつの裏テーマでつながっていることに気づかされます。
息をのむ透明度を誇る「田沢湖」で遊び、清らかな湧水でしか育たない「じゅんさい」を収穫し、白神山地の恵みの水で「日本酒」や「味噌・醤油」が醸される。秋田のポテンシャルの高さを、まさに“五感”で実感できる、贅沢な水の巡礼旅でもあるのです。
【アクティビティ編】大自然と伝統に飛び込む!
まずは、心も体もアクティブに動かす3つの体験からスタートです!

見てください!田沢湖のこの青さ
日本一の深さを誇る、神秘の湖・田沢湖。その圧倒的な透明度抜群の水面を進むなら、今大注目のSUP(スタンドアップパドルボード)がイチオシです!
実は初めての体験でちょっと緊張気味
今回は「STAND UP TAZAWAKO」のツアーに参加。初めてのSUP体験!

へっぴり腰!
最初はボードの上に立つのが少しドキドキしますが、パドルを漕ぎ出すと驚くほどの安定感!

意外に立てた!
まるで湖面の上をそのまま歩いているかのような、不思議な浮遊感に包まれます。
ほんとに気持ちいい
ボードの上から覗き込む田沢湖は、エメラルドグリーンから深いブルーへとグラデーションを変え、吸い込まれそうな美しさ。心地良い湖風を全身に浴び、大自然と一体になる爽快感は格別です。

目の前を魚が泳いでいるのを肉眼で確認できます

続いての体験は、出会った瞬間に誰もが笑顔になってしまう癒やしの時間。一般社団法人ヘルスケアデザイン秋田が運営する「クアオルト」プログラムで、秋田犬とのふれあい&お散歩体験に挑戦しました。

体力はあるが、暑さには弱いのでケアしながら
国の天然記念物でもある秋田犬。実際に目の前にすると、がっしりとした大きな体と、対照的につぶらで優しい瞳のギャップがたまりません!

そっと触れると、モフモフとした肉厚な毛並みが心地良く、それだけで旅の疲れが吹き飛びます。

途中もぐもぐタイムを交えながら
コースの途中には深呼吸する箇所や休憩する箇所などこまめに設定されています。体力はありますが、暑さには弱いため、人も秋田犬も体調を考慮しながら進めていきましょう。

リードを引いて一緒にトコトコとお散歩すれば、すっかり心が通じ合った気分に。秋田のアイドルと過ごす特別な時間は、忘れられない最高の思い出になります。

なまはげ太鼓
男鹿半島の夜を熱く盛り上げるのが、男鹿温泉交流会館 五風で体験できる「なまはげ太鼓」です。神の使いである「男鹿のナマハゲ」と、日本古来の「和太鼓」を融合した、 唯一無二の郷土芸能パフォーマンス。
暗転したステージに咆哮とともに現れるナマハゲたち。

躍動感ある演奏は旅のハイライトになるはず
彼らが一斉にバチを振り下ろすと、お腹の底までズドンと響く重低音の嵐が巻き起こります! 恐ろしくも美しい乱舞、そして演者の方々の凄まじい熱気と気迫。至近距離で肌に伝わる圧倒的なバイブレーションに、言葉を忘れて鳥肌が立ちっぱなしの、大興奮の夜となりました。

演奏者の方々はとにかく盛り上げ上手。参加者の方々もそのパッションの渦に飲み込まれ、会場はいつしか大きな手拍子が。
演奏者と参加者がそれぞれもっとやれ! と互いに煽り合い。会場が揺れているような最高の時間を楽しむことができます。
興奮冷めやらず、寝付けないかもしれませんのでご注意を!
男鹿温泉交流会館 五風
【食文化体験編】秋田の風土が育んだ「美味しい」を五感で学ぶ
ここからは、秋田が誇る豊かな食文化のルーツを紐解く体験へご案内します。

安藤醸造
みちのくの小京都・角館で外せないのが、嘉永六年(1853年)創業の老舗「安藤醸造」です。
一歩敷地内に入ると、どこか懐かしいお味噌やお醤油の芳醇な香りがふわりと漂います。登録有形文化財でもある美しい煉瓦蔵(れんがぐら)とともに、ここでぜひ注目してほしいのが、格式高い「内蔵(うちぐら)」の存在です。

内蔵
建物の内部にすっぽりと包まれるように造られたこの蔵は、雪国秋田の厳しい寒さから大切な家財や暮らしを守るための先人の知恵。
一歩足を踏み入れると、外観の町家からは想像もつかないほど重厚で、華やかな装飾が施された座敷蔵の建築美が広がっており、思わず息をのんでしまいます。
無添加・天然醸造を今なお頑なに守り続ける職人たちの歴史と、当時の圧倒的な繁栄の面影を、その空間から肌で感じることができます。
見学の後に試食コーナーでいただく醤油や味噌は、驚くほどまろやかで深みのある味わい。秋田の食卓を支えてきた発酵文化の奥深さに、すっかり魅了されてしまいました。

「三種町」でじゅんさい摘み採り体験
秋田の夏の味覚といえば、つるんとした食感が最高の「じゅんさい」。なんと日本有数の生産量を誇る三種町(みたねちょう)では、実際にじゅんさいの摘み採り体験ができるんです。
簡単に操作できるはず
水深50〜60cmほどで、沼に小さな木舟を浮かべ、細い棒1本で舵を取りながら進む昔ながらのスタイル。

木舟を漕いで進みます
見た目以上に木舟の安定感は抜群です。

ベテランの採り子さんが優しくレクチャーしてくれるので、初心者やお子さんでも安心して楽しめます。

水面に浮かぶ葉をめくり、水中の若い芽を指先でプチッと摘み採ります。手で触れた瞬間の、あの“ツルッ・ぷるっ”とした独特の天然ゼリー質の手触りは、体験した人にしかわからない不思議な快感!

持ち帰りできるので、夏場などは保冷バッグなども持参してください
自分で収穫したじゅんさいはお土産として持ち帰れるのも嬉しいポイントです。

LABO & CAFE YAMAMOTO
旅の締めくくりは、八峰町にある1901年創業の山本酒造店へ。全国の日本酒ファンをうならせる名酒「山本」の蔵元が手がける、敷地内の「LABO & CAFE YAMAMOTO」に立ち寄りました。
ここは、極小単位での試験醸造を行うマイクロブリュワリーに、洗練されたモダンなカフェが併設された、まさに“お酒の実験室(ラボ)”。
ガラス越しに酒造りの様子を眺めながら、ここでしか飲めない貴重な搾りたての生酒や、特製のペアリングメニューを堪能できます。


「ピエール・エルメ・パリ」特別なマカロン
さらに、このスタイリッシュな空間を一層華やかにしているのが、フランスの最高峰パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」とのプレミアムなコラボレーションです。
なんと東北唯一の常設店としてエルメのマカロンが並ぶだけでなく、山本酒造店のフレッシュな酒粕を使用したオリジナルマカロン「シラカミ」を味わうことができます。口に入れた瞬間にふんわりと広がる芳醇な酒粕の香りと、エルメらしい洗練された上品な甘みのマリアージュは、まさにここでしか出会えない唯一無二の贅沢。
白神山地の天然湧水と地元の米、そして蔵人の遊び心が仕込まれた一杯と珠玉のスイーツ。日本酒の未来と秋田の恵みがギュッと凝縮された、旅の最後にふさわしい至福の空間です。
秋田のアクティビティ&文化体験を快適に、スマートに楽しむためのワンポイントアドバイスです!
• 田沢湖SUP:水に濡れることを前提に、水着やラッシュガード、濡れても良いサンダルを用意しましょう。バスタオルや着替えの持参も必須です。
• じゅんさい摘み採り:沼の上は日差しを遮るものがありません。「帽子」「日焼け止め」による紫外線対策を万全に。また、動きやすく汚れても良い服装がベストです。
• LABO & CAFE YAMAMOTO:こちらのカフェは【完全キャッシュレス(現金不可)】となっています。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済の準備をしてスマートにお買い物を楽しんでくださいね。
ただ名所を巡るだけでなく、自ら動き、触れ、味わうことで、秋田という土地が持つダイナミックな魅力が何倍にも深く胸に迫ってきました。
澄み切った水、受け継がれる伝統、そして現地で出会う温かい人々。この夏は五感をフルに使って、あなただけの熱い「秋田体験」を刻みに、旅へ出てみませんか?
なまはげ太鼓・田沢湖SUP・秋田犬散歩!秋田アクティビティ・文化体験レポート
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 ふかい
ライター:ふかい