自宅で至福のひとときを！　ふぐの人気お取り寄せ＆通販14選

知られざるふぐの歴史と特徴

呼び方や種類、栄養素、料理方法など「ふぐ」についての基本情報をまとめました。

ふぐといってもさまざま

ひと口にふぐといっても、とらふぐやまふぐ、くさふぐなど世界に100種以上あり、実はハリセンボンやマンボウもふぐの仲間です。日本で食用として許可されているふぐは22種類あり、地域によって呼び名が異なるのが大きな特徴。

ふぐの産地で有名な下関では「福」に通じる縁起物として「フク」、大阪ではふぐの毒と鉄砲の弾をかけて、当たると命がないことから「テッポウ」、千葉県では富くじ（宝くじ）のように滅多に釣れないことから「トミ」と、さまざまな呼び名が存在します。

ふぐの王様といえば「とらふぐ」

淡泊ながら味わい深く、祝いの席など特別な場で出されることが多いふぐ。なかでも人気が高く、高級食材として扱われるのがとらふぐで、北海道以南の日本海、瀬戸内海に生息しています。以前は天然もののみで、旬である12月～2月に高級料亭でしか味わえない冬の味覚の王様でしたが、近年は養殖による生産が増加。飼育法や保存法の改良で一年中楽しめる食材となっており、夏に食べるふぐは「夏ふぐ」として人気が広がってきています。

栄養たっぷりで美容効果も高い

ふぐの主な栄養素はたんぱく質で、皮にはコラーゲンが豊富に含まれています。ほかにカリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、ナイアシン、ビタミンD、ビタミンB12など、健康な体と若さを維持するのに必要な栄養素がいっぱい。栄養ドリンクなどに含まれるタウリン（アミノ酸）も含まれているので、疲労回復の効果もあります。さらに、ほとんど脂肪がなくて低カロリー！高たんぱくでありながら低カロリーなふぐは、健康・美容のために積極的に食べたい魚です。

調理するには資格・免許が必要

ふぐといえば、毒がある魚としても知られています。ふぐの毒については古くから知られており、ふぐ食が普及した江戸時代後半には中毒死する人が続出し、各藩で禁止令が設けられたという記録も残っています。その後、明治22年に解禁されるまで250年以上に渡って禁止されていましたが、庶民のあいだでは密かに流通しており、ふぐのおいしさは命をかけてまで食べたいと思うものでした。現在ふぐを扱えるのは資格・免許を持つふぐ調理師のみで、無資格者がさばくことは禁止されています。

いろんな味わい方ができる

ふぐ料理といえば刺身や鍋が有名ですが、唐揚げや一夜干し、たたき、ヒレ酒など、さまざまな楽しみ方があります。なかでもふぐ調理師の技が光るのが刺身（ふぐ刺し）で、お皿の模様が透けるほど薄く引いた（切った）ふぐを、菊の花のように美しく盛り付ける「菊盛」が一般的です。なぜ極薄にするかというと、ふぐの肉は弾力があり、厚く切ると嚙み切れず、旨味も台なしになってしまうため。舌だけでなく目でも味わえるふぐ刺しは、特別な日にぜひ食べたい一品です。

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敷居の高いふぐ料理がお取り寄せでグンと身近に！

昔から、多くの日本人を虜にしてきたふぐ料理。まずは手の出しやすい価格帯のものから試したり、ふぐの魅力を知るためにフルコースでさまざまな部位を味わってみるのも一案です。次にやってくる記念日に、旅色のお取り寄せを活用してみてはいかがでしょうか。