体験レポート

【富山】赤ちゃん連れでも氷見の美しい景色と食を存分に楽しめた滞在。「移り住みたくなる宿『イミグレ』」でグランピング体験
さっか(綴りびと)さっか(綴りびと)

富山県:氷見市

家族・子連れ / 30代 / 訪れた時期:9月

2026/10/07

【富山】赤ちゃん連れでも氷見の美しい景色と食を存分に楽しめた滞在。「移り住みたくなる宿『イミグレ』」でグランピング体験

富山県氷見市の海沿いにある「移り住みたくなる宿『イミグレ』」で、0歳の息子とグランピング体験。キャンプ好きだった筆者にとって、子どもと自然に親しむ第一歩にもなった1泊2日でした。センスのよいドームテントで波の音、夕景や氷見牛やのどぐろなど土地の食などを目いっぱい楽しむことができた滞在を紹介します。キャンプをしてみたいけれど、初めてで不安がある方にもおすすめです。

まるで絵画のような富山湾の景色を眺めながら過ごせる、洗練されたインテリアが揃うドーム

小さな漁港の脇に建つ移り住みたくなる宿「イミグレ」(写真左)。

富山県氷見市の海沿いにある、「移り住みたくなる宿『イミグレ』」。富山湾の穏やかな海が気持ちを整えてくれそうな、美しい場所です。氷見市といえば「きときと」(新鮮さを表す富山の言葉)の魚や氷見牛、氷見うどんなどおいしいものがたくさん。楽しみな気持ちで向かいました。
今回はグランピングでの滞在です。私は子どもが生まれる前、夫婦でテントを持ってキャンプをしに行くのが趣味でした。息子にも自然を身近に感じてほしいけれど、0歳児なのでまだキャンプは難しい。そこでグランピングから一緒に体験して、どんな反応を見せてくれるのか楽しみにしていました。私自身グランピングは初めてで、憧れていたドームテントへの滞在です。

プライベートサイトは塀に囲まれ周りが気にならない。大人でもつい走り回りたくなるほどの広さです。

ダブルベッド2台にソファベッド1台があり4名まで宿泊可能。

リビングスペース。色使いや照明の使い方など何をとってもセンスのいい空間に安らぎます。

外を眺められる椅子がお気に入りで、多くの時間を過ごしました。

「こちらが全てプライベートサイトです」と言われて案内されたのは、ドームテントとBBQスペース、バストイレがある建物と周りに広がる広いウッドデッキ。親子3人では持て余しそうなほどの広さです。うちの息子にはまだ無理だけど、子どもは走り回りたくなるだろうなと思いました。ドームテントの扉を開けると「わぁ、おしゃれ!」と思わず声がもれます。宿泊したのは、グランピングスイート「ナチュラル」。木目調と緑のインテリアでまとめられ、フェイクグリーンも随所に置かれています。どこを見てもセンスが良い空間で、思わず小躍りしながらあちらこちらの写真を撮りまくります。ドームテントなので天井は高くて開放感抜群。海側は広く透明の幕で視界が開けています。センスの良いインテリアの向こうに穏やかな海、そしてこの日は立山のシルエットも見えてまるで絵画のようでした。
テント内はベッドスペース、ソファーの置かれたリビングスペース、外の景色を眺めるためのスペース、ドレッサーの置かれたメイクスペースとエリアが分かれているのが過ごしやすいポイントです。ハンガーラックや小物置きなど細かな使い勝手にも気を使われていて、おしゃれなだけでなく快適に過ごすことができます。エアコンや冷蔵・冷凍庫、別棟には専用のバストイレもあり、何一つ不自由なことなくただただ外の景色を楽しむことができました。息子は広いテントの中をあちらこちら、ハイハイで探検して回っていました。

オールインクルーシブのお酒を片手にまったり。

夕方の美しく色づく空も、広い視界で見られます。

この宿の特徴がオールインクルーシブのプラン。レストランでは富山の地酒やワインなどを好きなだけ注文できるほか、ドリンクコーナーの飲み物はテントにいつでも持ち帰ることができます。お酒を持ってテントで外を眺めながら一息。好きなドリンクを片手に、景色を眺めながらゆっくり過ごせる時間は、女子旅にもぴったり。ドームテントで写真を撮ったり、地元食材のBBQを囲んだり、気兼ねなく語り合う滞在にも合いそうです。雲が多めの日でしたが、切れ間から太陽の光がパッと差し込み空や海が赤く染まっていく美しい光景に、思わず「わぁー」と声をあげてしまいました。

夕食は波の音や虫の声を聞きながら地元食材をはじめとしたBBQを楽しむ

屋根付きで広々としたBBQスペースは照明も灯っていい雰囲気。

地元食材を中心としたBBQ食材は見た目も美しいです。

大型のBBQグリルで一度にたくさん焼けます。

ウッドデッキで遊ぶ息子。

夕食はBBQ。プライベートサイト内のBBQスペースは屋根付きで雨でも安心です。スタッフの方が食材やBBQコンロの用意までしてくださいます。味わえるのは地元食材をはじめとした新鮮な食材の数々。地元ブランドの氷見牛も塊のまま焼いていただきます。鯛のアヒージョやカマンベールチーズと野菜をスキレットで焼く一品も。周りからは「リーンリーン」と秋の虫が鳴く声。いつの間にか季節が移り変わっていたようです。耳を澄ますと「ざぶーんざぶーん」と波が砂浜に寄せる音も。子どもが生まれてから、こんなにゆっくりと自然の音を聞くのは初めてかもしれません。心が解けていくのを感じます。
贅沢な自然のBGMと、オールインクルーシブでいただく富山の日本酒メーカー・立山酒造のつくる「立山梅酒」やワインをお供に、焼きたてアツアツの食材を楽しみます。調味料は控えめに、素材の味を楽しむのがおいしい食べ方。玉ねぎの甘さに驚いたり、シンプルに塩だけで肉の旨みを楽しんだり。お酒もすいすい進んでしまいます。
息子は広いウッドデッキを探検する時間。プライベートサイトはどこにいても目が届き、塀に囲まれているのでどこかに行ってしまう心配もありません。ウッドデッキの隙間から伸びる植物を引っ張ってみるなど、息子なりに自然を楽しんでいるようでした。今回は0歳の息子との滞在でしたが、小学生など食事が終わって外で先に遊んでいたい、というとにかく動き回りたい年齢のお子さんがいる家族旅でも安心です。

眠ってしまうのがもったいないグランピングの夜

昼間とはガラッと雰囲気の変わったドームテント内。

ドームテントに戻るとすっかり夜になり、昼間とはガラッと違う印象に。子どもを寝かしつけてからは大人の時間です。間接照明のやわらかい灯りの下で寝る前のもう一杯。テントの外に出ると、静けさの中で波の音だけが規則的に聞こえて心を落ち着けていきます。ふかふかのベッドに横になると、眠ってしまうのがもったいないな、と思いながら気がつけば心地よい眠りについていました。

朝の穏やかな景色と地元食材の和食と

のどぐろの干物をはじめ、ホタルイカの沖漬けや巻きかまぼこなど富山らしいメニューが並ぶ朝食。

波の音を聞き塀に滴る雨粒を眺めるのもいい時間です。

次の日の早朝は雨。テントをたたく雨の音も心地良いものです。雨の日のほんわりとした光の中で気持ちよく目を覚ましました。小雨が残る中テントの外へ。外のエリアで私のお気に入りが、プライベートサイトに入ってすぐの場所。塀の向こうに海岸が見え波の音がよく聞こえます。塀に滴る雨粒を眺める静かな朝です。テントの中で息子と遊んでいると、雨模様だった空がだんだんと明るくなってきました。天気の移り変わりをゆっくりと眺められるのもグランピングならではです。
朝ごはんのメインはのどぐろ(高級魚・アカムツのことで脂がたっぷりのった白身魚)の干物。初めてのどぐろをいただきましたがおいしさに感動。ふっくらとジューシーで魚の旨味とちょうどいい塩気でご飯との相性もバッチリ。どんどん箸が進みます。
朝食の後は宿周りのお散歩へ。ベンチの置かれた宿泊者共用のウッドデッキから見る海は穏やかで、いつまでもボーッと眺めていられます。目の前は広場と小さな漁港。風の音、遠くの波の音だけが聞こえ、時間がゆっくりと流れていきます。日常の中で自分の心にたってしまった波風も全て穏やかになっていきそうな、平和な風景です。

おわりに

朝の散歩で立ち寄った宿のウッドデッキ。穏やかな海が眺められます。

0歳児の息子との初めての体験となったグランピング。氷見の美しい海と立山の素晴らしい景色の中で自然と地元の食を楽しむ滞在となりました。将来、息子とキャンプに挑戦するイメージを膨らませることもできました。これからの季節、写真でイメージするような雪を被った立山を運が良ければ見ることができるかもしれません。日常を離れて自然の中でゆっくりとした時間を過ごしたい、キャンプをしてみたいけど初めてで不安という方にぜひオススメしたい宿です。

 旅色編集部

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記事企画・監修: 旅色編集部

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