［タベサキ Vol.10］
どんな姿になろうとも

僕らはいつでも、たまごに夢中！

東京都

2020.02.27

タベサキ

トロッと溢れる黄金のご馳走「たまご」。
ご飯に乗せるだけという超カジュアルなメニューからフレンチや中華などの高級料理ともマッチする、まさにキングオブ食材です。
だから僕らはいつだって、たまごに夢中！

Text&Photo:Ushio Sato

[CRAZY EGGS.1]
セレブもかぶりつく！
LA発NO.1サンド

フェアファックスサンド968円※。平飼いで育てられた契約農家の鶏のたまご、フランス産高級発酵バターなど素材も高品質 ※テイクアウトの場合は950円

ロサンゼルスのセレブを中心に、朝食の新定番として大きなムーブメントとなっているエッグサンドが日本上陸。ほんのり甘みのある自家製ブリオッシュバンズ、キャラメライズされた香ばしいオニオン、コクを深めるチェダーチーズ、ピリリと爽快な後味を演出するシラチャーマヨ……全てをまとめ上げるクリーミーなスクランブルエッグが見事。フレンチの技法を駆使した驚くほどリッチな味わい。

DATA

eggslut

住所
東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス内
TEL
03-6773-0424
営業時間
7:30〜22:00（LO21:00）
休日
不定休
座席
24席
平均予算
1,000円～2,000円
アクセス
各線　新宿駅から徒歩1分
駐車場
324台

海の卵かけごはん2,398円。粘度が高く濃厚な卵黄を使用することでまろやかに、各種海の幸の一体感を高めている

岩手ファーム農場から直送された新鮮たまごの深いコク、キャビアとウニ醤油の気品ある塩味、鮮度抜群のウニやイクラからあふれ出す旨味が、舌の上で壮大なシンフォニーを奏でる。今や全国区となった名物トリュフたまごかけご飯と双璧をなす人気メニューだ。界隈で遊ぶ舌の肥えた大人から、絶大な支持を集めている十番右京。2019 年5 月の移転リニューアル後もなおTKG の概念を覆し続ける。

DATA

十番東京

住所
東京都港区麻布十番2-8-8 麻布十番ミレニアムタワー B1F
TEL
03-6804-6646
営業時間
17:00～翌2:00（LO翌1:00）
金曜、土曜、祝前日17:00〜翌3:00（LO翌2:00）
日曜、祝日17:00〜23:30（LO22:30）
休日
無休
座席
35席
平均予算
6,000円～7,000円
アクセス
東京メトロ南北線、都営地下鉄大江戸線麻布十番駅から徒歩3分
駐車場
無

中環（セントラル）1,800円。海老、蟹、ホタテの力強い旨味をふわふわたまごと関西風醤油ベースの餡掛けが引き立てる

ホタテエキスをたっぷりと使用し、豪華海鮮食材を加えた店の代名詞的メニュー。本場中国に存在しない天津飯を、昭和29年の創業から培ってきた老舗の技で再構築したものだ。この支店の名物となったことがきっかけで、現在は各天津飯店の料理長が、それぞれオリジナルの天津飯を展開しているというのも面白い。

DATA

天津飯店東京駅黒塀横丁店

住所
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅B1F 黒塀横丁内
TEL
03-3214-7898
営業時間
11:00～23:00（LO22:00）
休日
無休
座席
54席
平均予算
1,000円～2,000円
アクセス
各線　東京駅構内
駐車場
無

ランチセットのエッグコフタはサラダ付き1.050円。ディナータイムに登場するというスペシャルバージョンも要チェック

たまごをマトンの挽き肉で包み揚げる北インドの郷土料理。弾けるように香り広がるホールスパイス、ココナッツベースのソースなど、南インドの技法で味わいを洗練させている。カレー界の風雲児プラシャント・バンゲラさんの新店は、ラボ（研究所）という名の通り、南北インド人もビックリのアイディアに富む。

DATA

BANGERA'S SPICE Labo

住所
東京都江戸川区船堀3-5-7 TOKIビル 2F
TEL
03-6808-0739
営業時間
昼11:00 ~15:00 (LO14:40)夜17:00 ~22:30 (LO22:00)
土曜、日曜、祝日11:00 ~22:30 (LO22:00)
休日
ビルの休館日に準ずる
座席
54席
平均予算
昼平均：1,000円～2,000円
夜平均：3,000円～4,000円
アクセス
都営地下鉄新宿線船堀駅から徒歩1分
駐車場
無

クロックマダムなどのメインに、季節のお野菜をたっぷり使った日替わりデリ２種類、スープが付くセット1,300円

フランス発祥のたまご料理クロックマダムを、よりエレガントにアレンジ。鼻孔をくすぐるのは、焼き立ての自家製パンとトリュフの香り。弾力から新鮮さが伝わる半熟の目玉焼き。ナイフを入れれば濃厚で美しい黄身が流れ出す。工房から聴こえるパン作りの音も相まって、五感すべてが満たされる。そんな優雅なひとときを求めて足繁くファンが通う、地元で10年以上愛されるカフェベーカリーの名物だ。