知らない世界を共有する恋愛旅~二次会は「ビリヤード」で~
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「デートの二次会」といえば、みなさん何を思い浮かべますか?
定番のカラオケ、ボーリング、ダーツなど、色々あるだろう。しかし、オレがオススメしたいのはちょっと敷居の高いイメージのあるビリヤードだ。あまり馴染みがないからこそ恋愛旅にはいい。というわけで早速、早稲田にある「イナホビリヤード」へ。
恋人同士で知らない世界を教え合おう。
「ビリヤード」って言葉自体はみんなが知っている。しかし、ビリヤードってスポーツのことを詳しく知っている人は意外と少ない。オレは実家がビリヤード場だったこともあってそこそこ得意なので、恋人に新たな世界観を教えてあげられるという意味ではビリヤードはうってつけなのだ。
恋人とのコミュニケーションによって、自分の世界観が広がることほど楽しいことはない。お互いに刺激を与え合い、人生を豊かにしていく。相乗効果の高い関係を築いていくのが、恋愛の醍醐味だ。
ビリヤードはヨーロッパ発祥で、「紳士淑女のスポーツ」と言われている。昔は試合の時でさえ、ジャケットに蝶ネクタイだった。ものすごくやりにくかったことだろう(笑)でも、そのおかげでオシャレなイメージがあるのがいい。多少気取ったファッションでもビリヤード場ではしっくりくる。さらに、マイキューでも持っていたりすればただならぬハスラー感を演出できるだろう(笑)
ちなみにビリヤードのキューで最高レベルのものは1000万円くらいの価値があるという。こんな豆知識で恋人の好奇心を刺激するのだ。
ビリヤードは、かっこつけやすい。
ビリヤードはチョークを塗る仕草が様になっていると、やたらと上手そうに見える。ビリヤードが苦手な人はずっとチョークを塗っているのもいい。「はやく撞けよ」とツッコまれるまで、ひたすら塗り続けるのだ。
ビリヤードのイメージといえばこれを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
「マッセショット」。
これ、実はポケットビリヤード(穴のあるテーブル)ではやらない技。ビリヤードを知らないことが露呈するのでマッセの真似事はしないほうがいい。そんなことよりも知っておいたほうがいいのがコレ。
ラックの組み方。
隙間なくボールを並べると、初心者でも綺麗に球が散らばる。力で散らばると思ってる人が多いが関係ない。隙間が空いてるだけだ。
恋人がビリヤード初心者だったら、まずこのラックの組み方を丁寧にしてあげよう。球が散らばった時の爽快感を恋人に味あわせてあげるための気遣いだ。紳士淑女のスポーツ感はこんなとこにもある。
旅は、お互いの知性を共有できる絶好の場。
ちなみに奥さんも、今ではビリヤード好き。
フォームもプロ並みに綺麗だが、このあと球は外していた。あんなに穴前の球を外すほうが難しいと思うが(笑)
恋人と出会ったことによって知らない世界を知ることができる。人生の喜びの中でこの「知る」という行為はとても上位にくるものだとオレは感じる。
恋人とお互いの世界を広げ合い、“知性の共有”という旅をしてほしい。旅色がその最初の1ページとなれたら、旅色アンバサダーとしてこんなに嬉しいことはないな。
オレはそう思っちゃうんだよね。
恋愛マスターくじら