ときめきが止まらない。イラスト旅を彩る文房具たち
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こんにちは! 深川麻衣です。今回の記事では、「イラスト旅」に欠かせない画材について書いてみようと思います。
……といっても、紙とペンさえあればいつでもどんな場所でもイラストを描く事はできてしまうのですが、それが自分のお気に入りの物なら、使ったり持ち運んだりする時だって更に気分が上がりますよね。
私をときめかせてくれる文房具屋さん
少し話が脱線しますが、私は小学生の頃から文房具屋さんが大好きでした。可愛いノート、メモ帳、香りのついた消しゴム、開くと3段ぐらい飛び出るペンケース、クラスで流行った機能性の高いかっこいいシャープペンシル、描くとキラキラしたり膨らんで文字が浮き出るペン、などなど……日々、進化する文房具に魅了されていました。学生の時は、黒板を書き写したり勉強したり、ノートとペンなど文房具を使う機会がとても多かったけれど、学生を終えた今は“自分の手で書く”という時間は減ってしまいました。それでもあの頃と変わらず、文房具屋さんはいつも私をときめかせてくれます。
イラスト旅に欠かせない私のお気に入り①
ついつい買ってしまうものの1つが、ノート! デザインが素敵なものや、紙質が書きやすそうなもの、面白い材質のものを発見すると、つい手が伸びてしまいます。私が今イラスト旅で使用しているお絵描きノートは、表紙の可愛さと絶妙なサイズ感、さらさらとメモやスケッチをしやすそうな、厚すぎず薄すぎずな紙質に一目惚れして購入しました。どのタイミングで使おうかなーと引き出しの奥にしまっていたのですが、このイラスト旅のお仕事が決まった時に、これだー! と思って引っ張り出してきたのです(笑)。
イラスト旅に欠かせない私のお気に入り②
よく使っているペン。シャープペンシルや鉛筆で下書きをしたあと、本書きをする際に使います。すぐに乾いてくれて、上から消しゴムをかけても線がよれたりしないのがお気に入り。色を塗る時は、前々回の記事(https://tabiiro.jp/article/113/)で紹介したコピックをイラスト旅ではいつも使っています。
でも今日は、新しいアイテムに挑戦してみました!
こちら。「PASTA」でイラストを描いてみようと思います。
ちなみに、PASTAとはどんな物かというと……「パステルのような発色に加え、やわらかな書き心地で、テクスチャがつくりやすい水性固形ゲル」です。大阪でお仕事をしていた時、お休みの日に偶然通りかかった文房具屋さんで出会いました。試し描きをしてみたら、なめらかな描き心地が面白くてなんだかとても惹かれたんです。10色入りをゲットしました!
質感が皆さんに伝わるように、少し紙がデコボコしているスケッチブックにさらーっと描いてみました。「水性固形ゲル」と書いてある通り、柔らかくて、描きながらどんどとろけていくような不思議な感覚です。ペン先が長方形で出てくるので、角度によって細くも太くも描けちゃう。嬉しい! 黄色の発色がとても綺麗だったので、まずは黄色=レモンを連想して描いてみました。
た……楽しい!!! どんな紙に描くかによっても、だいぶ雰囲気が変わりそうです。
#タビノイラスト
お次は、「旅」つながりで……
今、私が出演させていただいている、テレビ東京のドラマ「日本ボロ宿紀行」の龍二さんと春子の似顔絵も描いてみました。全国各地のボロ宿を巡り「旅」をしながら、一発逆転を目指す歌手とマネージャーの這い上がりストーリーです。ぜひぜひ観てください~! ちゃっかり宣伝(笑)。
イラスト旅を彩る数々
今回初めて使ってみたこの「PASTA」。クレヨンのような描き心地で、絵を描いてると童心に戻ったような、懐かしい気持ちになりました。大胆に色を塗ったり重ねてみたりしても汚くならずにあたたかみのある絵が描けて、イラスト旅に新たな彩りを与えてくれそうです。
文房具も日々、日常に寄り添って便利になったり、反対に今までなかった発想のものが出てきて驚かされたり、どんどん進化しているんだなぁ……これからも、文房具屋さん通いはやめられそうにありません。また気になるものや新しい画材をゲットしたら、たまには今回のように少しずつ紹介していけたらいいなと思っています。皆さんも面白い文房具を発見したら、ぜひぜひ、私に教えてください~!