夏でも涼しい 浴衣と花火と屋台を揃えて手作り夏祭り
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こんにちは! “ビールおねえさん”こと古賀麻里沙です。
毎日溶けるほどに暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか? 夏といえばやっぱり花火! 夜空に咲く大輪の花と、ドーンッと鳴り響くあの音が恋しいですね。ということで今回はお家で夏祭り気分を味わいたいと思います♪ 浴衣を着て花火の映像を眺めて、なんちゃって屋台を演出すれば、あっという間に“手作り夏祭り”の出来上がりです。
まずは定番! アッツアツを頬張って屋台気分
夏祭りといえば、やっぱりたこ焼き。出店で買って食べ歩きをするのも良いですが、お家で焼いて出来立てを食べるのも楽しいんですよね。
焼き上がりを待ちきれないので、ビールを飲みながらクルクル転がします。
完成~! ソースにマヨネーズ、青のり、鰹節にネギもたっぷりかけて、いっただっきまーす!
油を多めに入れたのでカリッと香ばしく焼き上がりました。中はとろーり、アッツアツ。ハフハフハフハフ、うんまーい! コリコリのタコがたまりません。中にたっぷり入れた紅生姜と天かすもいい仕事してるぅ。
ビールは定番のピルスナーを。今日の1杯目は「キリン一番搾り」で乾杯です。麦芽のコク、そして優しい甘みがたこ焼きと相性抜群。熱くなった口の中へ一気に流し込みます! ……控えめに言っても最高です。
ビール豆知識①日本最大級のビール祭り とは
札幌の大通公園で毎年7月中旬~8月中旬にかけて行われるビアガーデンが現在、日本最大のビール祭りだと言われています。2019年には1ヶ月弱の開催期間中に、なんと117万人もの人が訪れたんだとか。消費されたビールの量はなんと中ジョッキ88万2,532杯分! もう、凄すぎてなんだかよくわかりません(笑)
北海道の青空の下で飲むビール、美味しいんだろうなぁ。想像しただけで思わず喉を鳴らしてしまいました。
お次は口を汚さずには食べられない、アレです
子どもの頃、手も口もベッタベタになりながら食べていた“アレ”。浴衣についたら大変! でも甘辛いタレがたまらなく美味しくって、手を出さないわけにはいかないんだよなぁ。それがコレ! イカ焼きです!
タコの次は、イカ!!!
このトロッとした甘いタレ……大人になってもやっぱり美味しい。醤油にみりん、酒、砂糖を混ぜて再現してみました。プリッと歯ごたえのいいイカにたっぷりと絡みついて、ひと口食べただけで口の中が幸せです。懐かしさに浸りつつ、今度は「小樽麦酒」をいただきます。
茶色っぽい液色のアンバーエールタイプです。ビールとおつまみのペアリング方法は、色で組み合わせを考えるのが一番簡単です。色を合わせると味の相性が良いことが多いですよ♪ ということで今回は、醤油ベースのたれの色に合わせてビールを選んでみました。こっくりとしたカラメルのような麦の甘みに香ばしい香りが特長で、柔らかい口当たり。甘苦く濃い味わいが甘辛だれとよく合います。ぜひ、ペアリングの参考にしてみてくださいね。
博多では定番なんです! 「はし巻き」知ってますか?
最後に、夏祭りといえば必ずこれを食べていた私の地元・福岡の定番グルメ「はし巻き」をご紹介します。はし巻きとは、お好み焼きを割り箸で巻いたもの。何度も食べたことはありますが、お家夏祭りということで、初めて自分で作ってみることに。工程を載せておきますので、よかったら皆さんもチャレンジしてみてください!
[材料]
▼生地
お好み焼き粉……200g
卵……2個
水……240ml
キャベツ……1/8個
桜えび……適量
万能ネギ……適量
紅生姜……適量
▼トッピング
卵……1個
白ネギ……・適量
紅生姜……適量
青のり……適量
ソース……適量
マヨネーズ……適量
[作り方]
①お好み焼き粉200gに卵2個と水240ml、千切りキャベツ、ネギ、紅生姜、桜えびを適量入れて混ぜ、生地を作る。
②生地を鉄板に薄く伸ばす。
③表面に火が通ったらひっくり返して両面焼く。
④割り箸を割らないように広げて生地の端を挟む。
⑤割り箸に巻き付けるようにくるくると生地を巻いていく。※この時、焼いていない生地を内側に少し付けておくと糊の役割をしてくれます。
くるくるくるくる。
⑥トッピング用の目玉焼きを焼く。
⑦生地にソースを塗り、目玉焼き、白ネギ、紅生姜、青のり、マヨネーズをトッピングしたら完成!
もっちりとした生地は桜えびの風味が効いています。味のベースはお好み焼きだけど片手でサクッと気軽に食べられるところが嬉しいですね。濃厚ソースをたっぷり塗って、上にのせた半熟目玉焼きを絡めるとまたうま〜いっ! 地元の夏祭りを思い出すなぁ……
~ここからは私の独り言です~
これこれ、こん味たい。こげんおいしいっちゃけんもう1本くらい食べてもよかっちゃないやろっか。なん? カロリーが気になると? そげなん明日ちょろっと走ればよかろうもん。(訳:これこれ、この味です。こんなにおいしいんだからもう1本食べてもいいですよね。カロリーが気になりますか? そんなの明日軽く走れば問題ないですよ。)
もちろん、もう1本食べました(笑)
ビール豆知識②ドイツの蓋つきジョッキ
暑い暑い夏! 楽しい楽しい夏祭り! ビールはやっぱりジョッキでいきたいですよね。昔、ドイツでは蓋つきのジョッキが使われていました。
こんな感じ! 置物としても映えそうな素敵なデザイン。当時は陶器のジョッキに金属製の蓋がついているものが主流だったのですが、これには理由があるんです。蓋つきジョッキが使われていた1300年代頃、ヨーロッパではペスト菌が大流行していました。ペスト菌はハエが媒介すると考えられており、ビールの中にハエが入るのを防ぐために蓋がついていたんだそうです。中にはオルゴール付きのものあって、ジョッキを持ち上げると音楽が流れるようなものも! 陽気な気分になれそうですよね~。
お家で手作り夏祭り、いかがでしたか?
花火大会といえば、Whiteberryの「夏祭り」を聴きながら浴衣デートを妄想していた中学生時代を思い出します……。
「はなれないで」出しかけた手を ポケットに入れて握りしめていた
この歌詞! うっひゃー! 青春。恋!!!!! むずむずキュンキュンするっ。夏って自然と気分が上がりますよね。なかなか自由に外出しにくいご時世ですが、浴衣を着てベランダに出て、ビール片手に風を感じるだけでも夏気分を満喫できるかもしれません♪ ではまた、次のビール旅でお会いしましょう!