- 日帰り
京都・大原をコケ散歩!美しい苔庭や里山の味覚も楽しむ秋の一日
京都(京都府)
予算:5,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2026/10/28
古都の町並みが紅葉でひときわ美しく彩られる京都の秋、足元でコケたちも秋らしい装いを見せてくれます。京都駅からバス約1時間で着く大原は、四方を山々に囲まれた里山エリア。今回は名刹・三千院の苔庭を訪れ、周辺のコケ生す道を散策しつつ、丁寧に食材と向き合う里山の食も楽しみます。
三千院
三千院
客殿前の庭園「聚碧園」(現地にて撮影)
客殿では有料でお茶がいただける(現地にて撮影)
三千院といえばの「わらべ地蔵」(現地にて撮影)
コケと紅葉のコントラストが美しい(現地にて撮影)
ヒノキゴケの群落(現地にて撮影)
1200年の歴史を持つ天台宗の寺院。広々とした境内には荘厳な建築物と庭園が複数あり、とくに杉木立と一面のコケが織りなす池泉回遊式庭園・有清園が有名。建築物では往生極楽院は国の重要文化財に指定、さらにその内部には国宝・阿弥陀三尊像が安置されている。

藤井久子のおすすめポイント
- ★ 三千院の敷地は広く、聚碧園(しゅうへきえん)、有清園(ゆうせいえん)、あじさい苑など趣の異なる庭を楽しめます。なかでも宸殿(しんでん)の目の前に広がる有清園は、ヒノキゴケやエダツヤゴケなど複数種のコケがマット状に広がり、迫力ある景観。ぜひ宸殿からじっくりと苔庭全体を眺めてみてください。静かに眺めていると、差し込む木漏れ日の加減で、コケの表情がさらに美しく見えてきます
- ★ 三千院の一番人気のフォトスポットといえば、コケにうずもれるわらべ地蔵(石彫刻家・杉村孝氏作)です。撮影する時はしゃがむなど「できるだけ姿勢を低く」して。コケとわらべ地蔵が一体になっている様子が上手く撮れますよ
- ★ 小川が周囲にめぐらされているあじさい苑も、ひそかなコケの生育スポット。水辺ならではのコケが見られます
味工房志野(三千院参道店)
味工房志野(三千院参道店)
商品
松門の外観
松門の看板メニュー「八菜ランチ」
隣接する「大原女地蔵さん」
三千院参道の入り口にある歌碑
ぽん酢とドレッシングの手作り専門店。看板商品は「ゆずのぽん酢」と「ゆずと白味噌のドレッシング」。その他、自社農園で有機栽培した「赤紫蘇ドリンク」や「和風の白だし」などタレやおだし、ドレッシングを多数取り揃えている。また隣接する古民家レストラン「松門」も運営。国道沿いには駐車場完備の大原街道店もある。

藤井久子のおすすめポイント
- ★ 大原バス停と三千院を繋ぐ参道沿いにあるお店なので、三千院を出てから次のスポットに向かう道中に立ち寄れますよ
- ★ 20種以上のラインアップのなかでも、白味噌をベースにゆず果汁を加えたクリーミーな味わいの「ゆず白味噌ドレッシング」が個人的にイチオシ。酢味噌感覚で使えるほか、野菜サラダや温野菜のタレなどにもおすすめです!
OUS(オウス)

OUS(オウス)

外観(現地にて撮影)
リノベーションされた店内(現地にて撮影)
昔ながらのかまどと流し台(現地にて撮影)
2026年9月のランチセット(現地にて撮影)
2026年5月にオープンしたばかりのカフェ。築130年以上の古民家をリノベーションした空間で、大原産の旬の野菜をたっぷり使った、独創的なランチが楽しめる。スイーツやドリンクも取り揃え、カフェ利用もできる。

藤井久子のおすすめポイント
- ★ ご夫妻で経営されており、小麦アレルギーがあるオーナー(妻)が、全メニューグルテンフリー・無添加でメニューを提供。新鮮な地元産野菜に店主の好きな「発酵」を取り入れた料理は、素材ごとに調理法や味付けがよく工夫されていて、ここでしか味わえない美味しさ。季節ごとに訪れたくなってしまいます
- ★ 建築家である夫がセルフリノベーションしたという店内は、かまど、流し台、縁側などの古いものを活かしながら、間取りなどは大胆に刷新され、スタイリッシュな空間。縁側もあるので、天気がよければ大原の山々を眺めながら食事を楽しむのもおすすめです
寂光院(じゃっこういん)
寂光院(じゃっこういん)
山門に続く石階段(現地にて撮影)
階段脇の茶室に向かう道。庭門は見事に苔生す(現地にて撮影)
池泉庭園(現地にて撮影)
建礼門院徳子の庵跡。右奥に井戸が残る(現地にて撮影)
庵跡は現在は一面の苔庭(現地にて撮影)
天台宗の尼寺で、推古2(594)年に聖徳太子が御父・用明天皇の菩提を弔うために創建された。また、源平最後の対決「壇ノ浦の戦い」で入水するも助け出された建礼門院徳子(平清盛の息女)が京に連れ戻された後に出家し、この寺に閑居して平家一門の菩提を弔いながら終生を過ごしたといわれる。

藤井久子のおすすめポイント
- ★ 寺院の出入口から山門まで長い階段が続き、その途中には茶室へと続く脇道があるのですが、庭門の苔生す屋根が見事。茶室は非公開ですが、目の前に広がる池泉庭園はコケと四季折々の草花が楽しめる鑑賞スポットです
- ★ 本堂の北奥には、建礼門院徳子(平徳子:平清盛の息女)が平家没落後に閑居していたと伝わる庵跡があります。現在は石碑が立つのみですが、代わりにコケが一面に生え広がり見事な苔庭となっています。庵跡の右手奥には、建礼門院徳子が使用したといわれる井戸が残っていますよ
翠月(すいげつ)
翠月(すいげつ)
試食を勧めてくれる3代目店主(現地にて撮影)
店名が彫られた石碑も苔生し、歴史を感じる(現地にて撮影)
大原はいまも紫蘇栽培がさかん(現地にて撮影)
道すがら見つけたヒジキゴケ(現地にて撮影)
古い民家の屋根に生えていた地衣類・コアカミゴケ(現地にて撮影)
寂光院の門前にある漬物専門店。京ナス、シソ、ミョウガで漬けあげた看板商品の「しば漬」をはじめ、「刻みすぐき」や「京みぶ菜」、各種佃煮ほか、季節商品も取り揃える。

藤井久子のおすすめポイント
- ★ 大原特産のしば漬けは、その昔、寂光院に閑居していた建礼門院徳子に里人が、保存食として夏野菜を漬け物にして献上したのが始まりといわれています。その寂光院の門前で親子四代にわたり、今なお手作りの伝統製法で漬物を生産しているのが「翠月」さん。リピーターも多い名店です
- ★ 店頭に立つ三代目・四代目店主は大変気さくで親切なお人柄。店頭で試食もさせてくれるので、納得のいく買い物ができますよ
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