体験レポート

【愛知・蒲郡】海を眺めて、遊んで、癒やされる。「ひがきホテル」で過ごす二人旅
德原德原

愛知県:三谷温泉

カップル・夫婦 / 20代 / 訪れた時期:7月

2026/08/10

【愛知・蒲郡】海を眺めて、遊んで、癒やされる。「ひがきホテル」で過ごす二人旅

愛知県の東三河に位置する蒲郡市(がまごおりし)は、三河湾に面した海の町。穏やかな海に浮かぶ島々の景色や、新鮮な海の幸を堪能できる温泉地としても知られています。そんな蒲郡で今回訪れたのが、高台から三河湾を望む「三谷(みや)温泉 ひがきホテル」です。「せっかくなら、宿にいる時間も楽しめる旅がしたい」そんな思いから選んだこちらのホテル。客室や露天風呂から眺める海の景色、自家源泉の温泉、地元食材を使った会席料理はもちろん、ラウンジや館内アクティビティなど、滞在中の楽しみが多いことにも魅力を感じました。

のどかな三河三谷駅から、高台のホテルへ

東京駅から東海道新幹線で豊橋駅へひかり号で約1時間20分、さらにJR東海道本線に乗り換えて三河三谷駅に向かいます。駅に到着すると、どこか懐かしさを感じるのどかな町並みが広がり、都会の喧騒を離れた土地ならではのゆったりとした時間が流れていました。
三河三谷駅からは、ホテルの無料送迎バスのサービス(予約制)を利用できます。定時便で運行しており、事前に予約しておけばスムーズです。

館内で感じる蒲郡らしさにほっとする

ホテルに到着すると、まずは重厚感のある落ち着いた空間が広がるロビーへ。中央には地元の名産「蒲郡みかん」が描かれたオレンジ色のピアノが置かれ、蒲郡らしさを大切にする宿のこだわりと遊び心が感じられます。また、チェックインの際には、館内の案内図に印を付けながら、温泉や食事会場などを分かりやすく案内してくださる気遣いも。見れば分かるといえばそれまでですが、直接説明してもらえて地味にうれしい! その流れで、帰りの送迎バスもこのタイミングで予約しました。

必要なものだけ選べるセルフアメニティと館内着

フロント横には、館内着やアメニティが揃ったセルフコーナーが。館内着はサイズごとに用意されているだけでなく、サイズ見本も置かれているため、自分に合うサイズを確認してから選べるのも嬉しいポイントです。

到着後のお楽しみ、ラウンジで味わう蒲郡の“おもてなし”

チェックインしてまず立ち寄りたいのが、ロビー横のラウンジ。コーヒーやソフトドリンク、おつまみが並び、三河産の“えびせん”も! 諸説ありますが、えびせんは三河湾の小エビを加工したものが発祥とされているそう。ついつい手が伸び、気付けば何度もおかわりしてしまうほどおいしかったです。
17時以降は生ビールやロゼワインなどのアルコール類も用意されるので、夕食前の一杯に立ち寄るのもおすすめ。ラウンジにはほかにも、蒲郡みかんや地元ゆかりのスポーツ選手の展示があり、ドリンクを楽しみながら蒲郡の魅力にも触れられる空間となっていました。

高台から三河湾を望む特等席。海景色に癒やされる客室

今回宿泊したのは、「西館スーペリア」。畳敷きの和室にローベッドが備えられていて、和の落ち着いた雰囲気の中でも快適に過ごせました。
窓の外には、高台から三河湾を一望する景色が広がり、その先には三河大島と小島の姿も。オーシャンフロントではないですが、少し離れた場所からゆったりと眺める景色ならではの心地よさがあり、時間の流れまで穏やかに感じられます。しばらくの間、広縁の椅子に並んで座り、行き交う船を眺めながら何もしない贅沢な時間を満喫することに。
夕方になると、空がオレンジ色に染まり、三河湾も昼間とは違った表情に変わり、リゾート気分満載! ゆっくりと移り変わる景色を眺めながら、穏やかなひとときを過ごしました。

温泉へ向かう準備も万全。客室に用意された嬉しいサービス

客室には歯ブラシやタオル、バスタオルに加え、湯籠も用意されていました。マチもしっかりある籠で使いやすそう! タオルや着替えをまとめて温泉に持って行けるので、移動するときに便利です。
冷蔵庫には、水やオレンジジュース、ビールのほか、蒲郡名産のみかんを使ったゼリー「蒲郡みかんの雫」も人数分用意されています。この日は暑かったので、ひんやりとしたゼリーが体のほてりをすっと和らげてくれました。湯上りにいただくのも良さそうです。

大人も夢中になる館内アクティビティ

ロビー奥には、無料で遊べるエアホッケーとテーブルサッカーが設置されています。自由に利用できるので、二人で挑戦してみることに。軽い気持ちで始めたものの、気づけば夢中になり、白熱してしまいました。
そのあとは館内にあるジムへ。窓の外に広がるヤシの木やプールを眺めながら体を動かせるので、リゾート気分で楽しめるのが魅力です。ホテル滞在中は動くことが少ないため、ジムがあるのは有難い! 運動好きの彼も喜んでいて、私も一緒にリフレッシュできました。

敷地内を歩いて回ると、定番の卓球コーナーやカラオケルームのほか、屋外にはテニスコートやバスケットコート、プールなどもあってびっくり。すべてのアクティビティを楽しむには、一泊では遊び尽くせないほどの充実ぶりです。温泉や食事だけでなく、アクティブに過ごしたい人、家族や友人などと交流を深めたい方にぴったりのホテルだと感じました。

地元食材が彩る、心満たされる会席料理に舌鼓

夕食は、スタンダード・スペシャル・プレミアムと3種類ある会席コースのなかから、一番人気のスペシャル会席「結(ゆい)」を堪能。地元の海の幸やブランド牛の「みかわ牛」など、この土地ならではの食材を味わえる会席で、品数豊富で豪華なラインアップです。なかでも一番楽しみにしていたのは「伊勢エビの具足煮」。「具足煮」とは、エビやカニを殻付きのままさっと煮つけたものです。伊勢海老を食べるのは今回が初めてなのですが、プリッとした弾力のある身に煮汁の旨味がよく絡み、期待以上のおいしさに大満足でした。

また、私のお気に入りになったメニューが、焼き芋の天ぷら。お芋ではなく“焼き芋”なのがミソなのでしょうか。サクサクの衣の中には、ねっとりとした食感と濃厚な甘みが広がり、まるでスイーツのよう。

食事の締めには、料理長自家製のぬか床で漬けたお漬物や昆布の佃煮も登場。自家製ならではのやさしい味わいに、最後まで箸が止まりません。ご飯とお味噌汁はセルフサービスなので、自分の食べられる量に合わせて楽しめるのも嬉しいポイントです。

お造りと煮魚は、「W特選盛」にアップグレード。キンメダイやマグロなどが美しく盛り付けられたお刺身はどれも新鮮で、一切れごとに素材の旨味をじっくり味わいました。煮魚はふっくらとした身に甘辛い味付けがよく合い、ご飯が進むおいしさ。お刺身と煮魚、それぞれ違った魅力を堪能しました。

期間・数量限定で提供されている、渥美半島・田原から直送のマスクメロンもいただきました。カット数を選べたので、今回は贅沢に半分にカットして、スプーンですくって味わうことに。
ひと口食べると甘みが口いっぱいに広がり、とてもみずみずしい味わい。あっという間に食べ終えてしまうほどおいしかったです。

食事会場を出る際には、夜食用のおいなりさんを手渡され、思わず笑顔になります。夜、小腹が空いた頃にちょうどよく、やさしい味わいにほっとひと息。こうしたちょっとした心遣いも、嬉しいサービスのひとつでした。

宮廷のような空間に魅了!リニューアル後の大浴場

女性大浴場

女性大浴場のサウナ

女性大浴場の脱衣所

男性大浴場

男性大浴場の冷泉

男性大浴場の休憩スペース

夕食のあとは、18世紀ヨーロッパの「ロココ様式」を基調にデザインされたという大浴場へ。一歩足を踏み入れると、白大理石が醸し出す優雅な空間が広がり、その明るさと美しさに驚きました。イタリア産の白大理石をベースにあしらい、明るく開放的な空間にリニューアルされたばかりとのことで、とても気持ちよく利用できました。
浴槽は広々としていて、洗い場もゆとりのある造りなので、のんびりと温泉を満喫できます。自家源泉のナトリウム・カルシウム‐塩化物泉のお湯は、じんわりと体の芯まで温まり、湯上がり後もしばらくぽかぽかの状態に。サウナも備わっており、温泉と合わせて楽しめました。
脱衣所にも白大理石が施され、こちらも宮廷のような雰囲気が漂います。ウォーターサーバーや休憩スペースもあり、お風呂上がりまで快適。リゾート感あふれるアームチェアに座ってのんびりと寛ぐことができました。

ご当地グルメ「ガマゴリうどん」を味わえる朝食

伊勢エビの次に楽しみにしていた名物「ガマゴリうどん」が朝食に登場。一般的なうどんのダシとは少し違い、醤油ベースのダシとわかめの風味が合わさったやさしい味わいが印象的。どこかほっとする美味しさで、また食べたくなる一杯でした。そして干物は、なんと自分で炙っていただくスタイル! 熱々で食べられるうえに、焼きたてならではの香ばしさが楽しめ、感動的なおいしさです。
朝もご飯とお味噌汁はセルフサービスで、自分のお腹に合わせてよそえます。さらに、カレーや納豆、漬物なども用意されていて、朝からしっかり食べたい人にぴったり。オレンジジュースもあり、さわやかな気分で一日をスタートできました。

さわやかな風を感じながら、海を目指してサイクリング

朝食後は、宿の駐車場で電動自転車を借り、海辺までサイクリング。行きは下り坂が続き、風を感じながら気持ちよく走ります。道中も自然や街並みを楽しみながら約15分で海辺に到着し、穏やかな三河湾を眺めながらひと休み。ホテルから眺めていた海とのご対面です。帰りは上り坂ですが、電動アシスト付きなのでスイスイ進み、心地よい朝のリフレッシュタイムとなりました。

静かな朝に訪れた、開放感あふれる絶景露天風呂「曙光の湯」

女性露天風呂

女性露天風呂

女性露天風呂

男性露天風呂

サイクリングのあとは露天風呂へ。露天風呂に向かうまでの道のりも趣があり、温泉への期待が膨らみます。9時半頃に訪れるとなんと貸し切り状態で、大人10人が手足を伸ばして寛げるほど広い湯船を独り占め! 開放感も抜群で、高台からの景色を眺めながら温泉を満喫しました。
脱衣所には「Refa」のドライヤーや、小物を入れられる鍵付きロッカーも完備。入浴前後を快適に過ごせました。

チェックアウト前に過ごす穏やかな時間

チェックアウト前は、館内をもう少し散策することに。ラウンジ横の図書コーナーには漫画や小説、絵本などが並んでいたので、お互い気になる本を手に取りながら読書タイム。
その後はロビー併設の売店へ。蒲郡の特産品やお土産が種類豊富に並んでいて、あれこれ見て回るだけでも楽しめました。ラウンジで気に入った「えびせん」も販売されていたので、迷わずお土産用にゲット。

温泉やグルメだけじゃない!多彩なアクティビティ施設が魅力の「ひがきホテル」

海の町・蒲郡で潮風を感じながら「三谷温泉 ひがきホテル」で過ごした1泊2日の旅。客室から眺める三河湾の景色に癒やされ、温泉に浸かり、地元食材を味わう会席料理に舌鼓を打つ、大満足の滞在となりました。館内のエアホッケーやジムなどのエンタメコーナーで遊んだり、海までサイクリングしたりと、2人で楽しんだアクティビティも、この旅に思い出とワクワク感を印象づけてくれた気がします。
三河湾に浮かぶ竹島や海辺の散策スポット、ご当地グルメなど、少し足を延ばすだけでさまざまな魅力に出会える蒲郡。宿で過ごす時間はもちろん、周辺の観光も合わせて楽しめるこの町は、二人旅の行き先として「また訪れたくなる場所」にランクイン! 一泊では物足りなさを感じるほどだったので、次に訪れるときは連泊して、まだ知らない蒲郡の魅力をもっと味わいたいと思います。

 旅色編集部

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記事企画・監修: 旅色編集部

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