体験レポート

2026/10/22
【鳥取・境港】全4棟の離れで温泉とサウナを独占。「皆玉邸 恵」で過ごす大人の女子旅
出雲や松江、境港を巡る山陰の旅。ここには旅の目的が「この宿に泊まること」に変わる、わずか4棟の至高の宿「皆玉邸 恵(かいぎょくてい めぐみ)」があります。100平米超えの贅沢な客室は、露天風呂とプライベートのサウナ付き。夜はライブ感を味わうフレンチ・和食・鉄板焼きを堪能し、誰にも邪魔されない別世界にいざなわれます。宿で過ごすことに意味を感じる、大人の女子旅を紹介します。
この記事の目次
- 「皆玉邸 恵(かいぎょくてい めぐみ)」を目指した山陰の旅へ
- 洗練された極上の和モダン客室で名湯とサウナも楽しむ
- 滞在の心地よさを格上げする充実のアメニティとフリードリンク
- 地元の食材を五感で味わう。ライブ感あふれるフレンチ鉄板焼き
- 彩り豊かな朝食と余韻に浸る珈琲時間
- おわりに
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「皆玉邸 恵(かいぎょくてい めぐみ)」を目指した山陰の旅へ

今回は福岡方面から出雲空港を経由し、山陰を巡りながら境港へ向かいました。宿の最寄りはJR境線の境港駅で、駅から徒歩約4分。米子鬼太郎空港を利用する場合は、3日前までの連絡で無料送迎車の利用も可能。空港から送迎車で約10分と、飛行機利用でもアクセスしやすい立地です。
途中かつて出雲大社参拝の玄関口だった「旧大社駅」に立ち寄りました。東京駅や門司港と並び、日本に3つしかない国の重要文化財に指定されている駅舎です。現在は廃線になっていますが、大正13年の建築当初の姿を残した数少ない建物のひとつ。駅舎内は見学可能で「切符のもぎり」体験もできる、歴史や電車が好きな人にはたまらない場所でした。ほかにも宿がある鳥取県境港市は、『ゲゲゲの鬼太郎』などの作品を手掛けた水木しげるが育った町。妖怪の世界観を楽しめる観光地「水木しげるロード」の入口に宿があるため、観光しながら宿に向かいます。
洗練された極上の和モダン客室で名湯とサウナも楽しむ
「古今」「静護」「清泉」「芽吹」の異なるテーマの4つの客室棟があり、それぞれ100平米を超える広々空間が用意されています。私が宿泊したのは「古今」。128平米のお部屋は、天井の高さと窓の大きさからより広く感じられます。古今には4棟で唯一サウナがついているのも特徴です。扉をあけると、室内は木の良い香りがしました。明かり取りの窓には出雲の伝統工芸「出雲組子細工」、壁には地元アーティストの作品が飾られ、部屋の随所に置かれた調度品から山陰の文化を感じられました。小上がり畳にベッドが並び、窓から部屋付の専用庭や客室露天風呂を切り取るように眺めることができます。あまりの贅沢な空間に、大人のためのリラックス時間が始まるように感じました。

サウナは鳥取県産木材を使い、とっとりサウナCEA・五塔熱子氏が監修している。
専用庭には、本格式フィンランドサウナがあり、いつでも好きな時に堪能できます。友人と15分ほどサウナに入っては、火照った体をテラスに用意されている椅子でクールダウン。部屋の風呂は水風呂として利用できます。セルフロウリュも思いのままに、周りに気を遣わず自分たちのペースで好みの温度に変化させながら楽しめました。私は2回繰り返しましたが、友人は特に気に入ったようでその後何度もサウナで整っていました。サウナで整った後は、檜造りの客室露天風呂へ。山陰の名湯・皆生(かいけ)温泉の運び湯を楽しめます。2人で浸かってもゆとりのある広さで、滞在中に何度も湯とサウナを行き来してしまうほど。部屋のなかだけでも癒やしに満ちた時間を過ごせました。
滞在の心地よさを格上げする充実のアメニティとフリードリンク

滞在をさらに特別にしてくれるのが、こだわり抜かれたアメニティ。シャンプーやトリートメント、ボディソープには鳥取砂丘産のラベンダーが使われていて、可憐なラベンダーの香りがふわりと広がります。手ぐしを通すたびに指通りがなめらかになり、しっとりとした仕上がりに。竹製の櫛や歯ブラシといった小物に至るまで地元産で統一されており、地域の上質な素材とこだわりが、疲れた心身と髪をそっと癒やしてくれました。
また滞在着も3種類のリラックスウェアが用意。湯上がり用のバスローブ、水木しげるロード散策の際にもピッタリな浴衣、快適に過ごせる作務衣と、気分やシーンに合わせて着替えられます。

この日は境港市の銘醸「千代むすび酒造」が手掛ける芋焼酎「浜の芋太なかどり」や麦焼酎「むすびの一番」のほか、地ビールや柚子ジュースが揃っていました。
部屋でのリラックスタイムのお供には、鳥取の恵みが詰まったドリンクたち。フリードリンクの焼酎、日本酒をはじめ、冷蔵庫に用意されたサイダーや水に至るまでほぼすべて地元産という徹底したこだわりっぷりです。バーカウンターには豊富な種類のグラスが用意され、飲み物を替えるたびに毎回洗う必要がなく、ドリンクや気分にあわせてグラスを選べるのも嬉しいポイント。横には水場が配置されており、配慮も細やかでした。
地元の食材を五感で味わう。ライブ感あふれるフレンチ鉄板焼き
夕食はフレンチ・和食・鉄板焼きを融合させたコース料理。カウンター越しのシェフの鮮やかな手さばきによって、地元の新鮮な海の幸や極上の肉が目の前で作り上げられていくライブ感を楽しめます。近い距離だからこそ、シェフやスタッフの方々との会話も大きな魅力のひとつです。コースの「冷製のコーンスープ」は驚くほど甘く、思わず声をあげてしまいました。「とうもろこしと、少量の塩と水しか加えてないんですよ」というシェフのコメントにさらに驚き! おいしい料理の数々に舌鼓をうちながら、地元の話も聞くことができて、旅の素敵なエッセンスとなりました。
彩り豊かな朝食と余韻に浸る珈琲時間
色とりどりの小鉢や地元の食材が小さな宝石箱のように並べられた朝食。種類の豊富さに朝から心が躍ります。初めて食べた「板わかめ」は、鳥取ではどこの家庭の食卓にも並ぶ郷土料理だそう。あぶったり、ちぎったりしてご飯と一緒に食べます。パリッとした食感で、磯の香りと塩味でごはんが進みました。

鳥取県の竹細工は、暮らしに寄り添う日常用具として親しまれてきた手仕事。
ほかに心動かされたのが、食後に用意されたおもてなしでした。部屋でゆっくりと楽しめるようにと、珈琲豆とミルを地元の竹で作られた竹かごに入れて持たせてくれました。チェックアウトまでの時間を自分たちのペースで過ごせる細やかな心遣いに感動です。
おわりに
「皆玉邸 恵」で過ごす時間は、心を豊かにしてくれる特別な体験となりました。誰にも邪魔されないプライベート空間で名湯とサウナを堪能し、細部まで行き届いた心遣い。そしてスタッフの方々との何気ない会話から、旅のヒントをたくさんいただきました。元は出雲大社参拝と合わせて宿泊先を探していましたが、「皆玉邸 恵」を訪れるためにまた山陰を旅先に選びたいなと思いました。泊まることを目的としたくなる宿の魅力にハマってみてはいかがでしょうか。
皆玉邸 恵
- 住所
- 鳥取県境港市大正町53
- アクセス
- 電車をご利用の方: JR境線 境港駅から徒歩約4分 車をご利用の方: 米子自動車道 米子IC・山陰自動車道 米子西ICから約40分
- 駐車場
- 6台
- 送迎情報
- あり(予約必要) 米子鬼太郎空港より無料送迎あり(3日前までに発着時間を要連絡)
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修: 旅色編集部
ライター:美娜
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