
岩手の名物・ご当地グルメ完全ガイド|旬の味覚とおすすめ飲食店を紹介
更新日:2026/07/28
岩手県は、三陸沖の太平洋と北上山地に囲まれた、自然豊かなエリアです。三陸の海が育む新鮮なウニやかきに加え、前沢牛や白金豚といったブランド食材が、この土地ならではの豊かな味覚を生み出しています。岩手県には、バケツスタイルが定番のジンギスカンや、甘い団子と塩気のある汁が特徴の郷土料理など、個性豊かなご当地グルメを楽しめるお店が点在。本記事では、岩手県を代表する名物やご当地グルメについて、旬の味覚やおすすめ飲食店とあわせてご紹介します。海と大地の恵みが交わる岩手県ならではの一品を、ぜひ見つけてみてください。
この記事の目次
- 素材の味を楽しむ!岩手の代表的な「名物」
- 絶対食べたい!岩手の「ご当地グルメ」
- いつが一番美味しい?岩手の「旬カレンダー」
- 現地で行きたい!岩手グルメを堪能できる名店・おすすめ飲食店
- 岩手の名物・ご当地グルメによくある質問
- まとめ
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素材の味を楽しむ!岩手の代表的な「名物」
岩手県は、三陸の海や北上山地の大地などの自然が育んだ食材の宝庫です。前沢牛やいわて短角牛などのブランド牛から、三陸のウニや牡蠣といった海の幸まで、その土地ならではの名物が数多く揃っています。名物を目当てに岩手県を旅すれば、三陸の海と大地、両方の恵みを一度に満喫できます。
前沢牛|奥州市前沢地区で育つ、極上の霜降りと王者の風格を持つブランド牛

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前沢牛は、「味の芸術品」とも称される、奥州市前沢地区で育つブランド黒毛和牛です。きめ細やかな霜降りとしっとりとした肉質、濃厚な旨味が特徴で、口の中でとろけるような食感を楽しめます。現地では、すき焼きや焼肉、炙りにぎりなど、幅広い調理法で味わえる自慢の逸品として親しまれています。
いわて短角牛|広大な北上山地で放牧される、赤身の旨味が濃い希少な高タンパク和牛

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いわて短角牛は、雪解けとともに母牛と子牛を山に放牧する「夏山冬里方式」で育てられた岩手県が誇る和牛です。脂肪分が少なく、噛むほどに肉本来の旨味が広がる赤身肉が魅力。ヘルシーながらも栄養バランスが良く、健康志向の人々から注目を集めています。
三陸のウニ|豊かな藻場が育む、ミョウバン不使用の牛乳瓶詰めで有名な濃厚な甘み

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三陸のウニは、豊富な海藻を食べて育つ、三陸を代表するブランドウニです。6月から7月にかけて旬を迎え、濃厚な甘味とクセのない上品な味わいが自慢。現地では、鮮度を保つため牛乳瓶に詰めて出荷するのが定番で、生ウニや焼きウニ、ウニとアワビの潮汁である「いちご煮」など、さまざまな味わい方で親しまれています。
広田湾の牡蠣|世界三大漁場・三陸が誇る、大粒で極めてクリーミーな最高峰の真牡蠣

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広田湾の牡蠣は、栄養豊かな漁場で育つため身入りが良く、豊洲市場で最高値がつくほどの品質を誇ります。噛むほどに旨味と甘味が広がる、ふっくらとした身が魅力です。殻付きのまま香ばしく焼いたり、蒸してふっくら仕上げたり、生のまま味わったりと、調理法によって異なる旨味を引き出せます。
白金豚(プラチナポーク)|花巻の自然と奥羽山脈の清流が育む、ジューシーで柔らかな肉質

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白金豚(プラチナポーク)は、飼育から出荷まで一貫体制で育てられるブランド豚です。奥羽山脈の伏流水と地元産とうもろこしを取り入れて肥育することで、きめ細かな肉質と旨味が生まれます。お肉を焼く際は、網焼きだと脂が落ちてしまうため、鉄板やフライパンを使うのがおすすめです。
江刺(えさし)りんご|奥州市江刺特産、袋をかけずに太陽を浴びて育つ高糖度ブランド林檎

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江刺(えさし)りんごは、寒暖差の大きい気候と特有の土壌を活かして作られるブランドりんごです。袋をかけずに太陽の光をたっぷりと浴びせる「無袋栽培」により、色づきと糖度が高いのが特徴。看板品種の「サンふじ」は蜜が豊富で、初競りでは一玉数万円の値がつくこともあります。
絶対食べたい!岩手の「ご当地グルメ」
岩手県には、三陸の海と北上山地の大地が育んだ、素朴で奥深いご当地グルメが揃っています。盛岡冷麺やわんこそばなどのご当地麺から、遠野名物のジンギスカンまで、滞在中に一度は味わっておきたい代表的な5つの味をご紹介します。
わんこそば|「はい、じゃんじゃん」の掛け声とともに楽しむおもてなしの伝統麺

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わんこそばは、そばを給仕がお椀へ次々と入れ、満腹になるまで食べ続ける郷土料理です。盛岡や花巻には、客人をもてなすのにそばを振る舞う風習があり、わんこそばのルーツともいわれています。「はい、じゃんじゃん」の掛け声とともにそばが入れられ、食べた椀の数を競い合う独特の食べ方が特徴です。
盛岡冷麺|コシが極めて強い麺とピリ辛キムチ、牛骨スープが絶妙に調和する一杯

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盛岡冷麺は、朝鮮半島の冷麺をルーツに盛岡で独自に進化した名物麺です。麺は、強いコシとつるりとした喉ごしが特徴で、牛骨や鶏がらの利いたコクのあるスープにキムチを添えて味わいます。トッピングには季節ごとにすいかや梨、りんごなどの果物が加わり、彩りとさわやかな甘味も楽しめます。
盛岡じゃじゃ麺|茹でたての平打ち麺に特製味噌を絡め、チータンタン(卵スープ)で締める名物

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盛岡じゃじゃ麺は、旧満州の炸醤麺をもとに考案された盛岡三大麺のひとつです。うどんに似た平打ち麺に甘辛い肉味噌ときゅうり、ねぎをのせ、好みでラー油や酢を加えてよく混ぜて食べます。食べ終えた皿に卵を割り入れる「チータンタン」まで味わうのが盛岡流です。
遠野ジンギスカン|バケツを使った独自のスタイルで味わう、遠野名物の柔らかい生ラム

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遠野ジンギスカンは、旧満州で羊肉料理に出会った初代店主が広めたとされる名物料理です。昭和の中頃から食べられており、焼肉といえばジンギスカンというほど地域に根付いています。屋外では、穴を開けたブリキのバケツに固形燃料を入れて鍋を乗せる「バケツジンギスカン」が定番のスタイルです。
まめぶ汁|久慈市山形町に伝わる、クルミと黒砂糖入りの団子を根菜と煮込む郷土料理

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まめぶ汁は、クルミと黒砂糖を包んだ小麦団子「まめぶ」を、醤油ベースの汁でごぼうや焼き豆腐と煮込んで作られる郷土料理です。汁の塩気と黒砂糖の甘味を同時に楽しめる、絶妙な組み合わせが魅力。凶作が続いた江戸時代、ハレの日に食べる麺料理の代用として生まれたといわれています。
いつが一番美味しい?岩手の「旬カレンダー」
春: 西和賀の山菜(西和賀町)、浄法寺のアスパラガス(二戸市)、トゲクリガニ(三陸沿岸)
夏: 三陸のウニ(宮古市・久慈市など)、三陸のホヤ(沿岸一円)、遠野のホップ・ビール(遠野市)
秋: 岩手の松茸(岩泉町など)、江刺りんご(奥州市)、新米(いわてっこ・銀河のしずく)(県内一円)
冬: 広田湾の牡蠣(陸前高田市)、三陸のあわび(大船渡市・釜石市など)、まめぶ汁(久慈市)
現地で行きたい!岩手グルメを堪能できる名店・おすすめ飲食店
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魚処 壱や 大通店
岩手県|盛岡市
三陸海岸の新鮮な魚介が堪能できる居酒屋
JR盛岡駅から徒歩約15分。若者でにぎわう大通にある海鮮居酒屋は、地元の良いものを食べてほしいというオーナーの思いから、三陸海岸直送の新鮮な魚介や牡蠣、また地酒を提供する。季節の刺身などに合う日本酒を厳選して仕入れており、冷蔵庫に入っている種類豊富な日本酒のなかから好みのお酒を自由に取って飲める「日本酒バイキング」があるのも嬉しい。日本酒のほかにも生ビールやサワー、ソフトドリンク、梅酒、焼酎、ハイボール、カクテル各種が3,520円で2時間飲み放題なので、料理にマッチしたお気に入りを探してみては。
住所:岩手県盛岡市大通2丁目3-14 アンデルセンハウス1F
営業時間:18:00~翌2:00(LO翌1:00)※日曜日は18:00~24:00(LO23:00)、変動あり
定休日:木曜日※変動あり
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短角亭
岩手県|二戸市
「短角牛」を味わい尽くせる焼き肉レストラン
南部牛をもとに改良を重ねた岩手の特産牛「短角牛」を広めるために立ち上げられた二戸市の焼肉店。メニューの9割を「短角牛」が占めていて、価格はかなりリーズナブルだ。希少な「短角牛」の内臓を食べられるめずらしい店でもある。「短角牛」は、岩手県・県北地方の高原が一大産地。岩手の大自然に育まれた牛は、脂肪が少なくやわらかい肉質が特徴。肉の旨味を引き出す成分が多く含まれ、牛肉本来の味も楽しめる。「短角牛」の加工肉は、2019年のドイツ食肉連盟主催「IFFA日本食肉加工コンテスト」で金賞受賞。
住所:岩手県二戸市石切所字荷渡22-2
営業時間:11:00~22:00※当面の間、時短営業のため11:00~21:00
定休日:年末年始
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白龍 本店
岩手県|盛岡市
盛岡のご当地グルメ「じゃじゃ麺」の元祖
盛岡三大麺のひとつとして有名な「じゃじゃ麺」の元祖として知られる「白龍(パイロン)」は、メディアでもたびたび取り上げられる有名店だ。この店で60年以上親しまれている「じゃじゃ麺」とは、温かい平打ち麺に、キュウリ、ネギのみじん切りと秘伝の味噌をたっぷり乗せて、ニンニク、酢、ラー油などを好みで合わせて混ぜていただくご当地グルメ。シンプルながらクセになる味で、リピーターが後を絶たない。アットホームな店内は、1人でも家族でも入りやすいので、盛岡に旅行の際にはぜひ立ち寄りたい。テイクアウトも可能。
住所:岩手県盛岡市内丸5-15
営業時間:月~土曜日:9:00~21:00(LO20:40)、日曜日:11:30~19:00(LO18:45)
定休日:無休(お盆・年始休み)
岩手で名物グルメを味わえるおすすめのお店はこちら
岩手の名物・ご当地グルメによくある質問
Q1. 岩手県は非常に面積が広いですが、名物麺(三大麺)と新鮮な海鮮を両方楽しむにはどう巡るのが良いですか?
A.盛岡三大麺(わんこそば・盛岡冷麺・じゃじゃ麺)は市内に集中しているため、まずは盛岡でまとめて味わうのが効率的です。その後東へ足を延ばし、三陸沿岸の宮古や陸前高田、大船渡などでウニや牡蠣を味わうルートがおすすめ。盛岡から三陸道を使えば、内陸と沿岸を無理なく一日で行き来できます。
Q2. 盛岡を代表する「盛岡冷麺」は、本場・韓国の冷麺とどのような違いがあるのですか?
A.韓国冷麺(平壌冷麺)がそば粉を原料とした黒っぽい麺を使うのに対し、盛岡冷麺は小麦粉とでんぷんで作られています。スープも、あっさりした韓国式に対し、盛岡冷麺は牛と鶏ガラのバランスが取れたコクのあるスープが特徴です。
まとめ
本記事では、岩手県を代表する名物やご当地グルメについて、旬の味覚やおすすめ飲食店とあわせてご紹介しました。岩手県には、朝鮮半島の麺がルーツになった名物麺や、きめ細やかな肉質と旨味が特徴の白金豚など、その土地ならではの奥深い味わいが揃っています。岩手県で名物グルメを味わえば、新鮮な海の幸や、地域の歴史が息づく盛岡の麺文化など、ほかでは出合えない体験ができます。岩手県を訪れる際は、ぜひ本記事を参考に、盛岡の街から三陸の海まで、名物グルメを巡ってみてください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 なかやま
ライター:はるごろう(NEXER)
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