黒磯神社
栃木県/那須塩原市
黒磯神社
家内安全・商売隆盛・病気平癒を仰ぐ社
JR黒磯駅から徒歩約4分の場所にある黒磯郷総鎮守「黒磯神社」。明治時代にさまざまな土地からの移住者が増えたため、神や自然を敬う人々によって1902年(明治35年)に創建された。御祭神に天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)、大己貴命(おおなむちのみこと)、宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)を祀り家内安全、商売隆盛、病気平癒の御神徳を仰ぐ。社地は地元の旧家・渋井家が寄贈し、社殿は一度焼失したものの1965年(昭和40年)に再建された。境内には「祖霊舎」や「地神碑」などがある。

- 黒磯が交通の要所として発展し、住民が増加したことを背景に、地元の人々の敬神の念から、旧家・渋井家の寄付により創建された。
- 天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)、大己貴命(おおなむちのみこと)、宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)の3柱を祀る。
- ほかの土地から集まった人々が暮らし、お祭りを開催していたため、地域の神社として「黒磯神社」が創建され総鎮守となった。
旅路に刻まれる和の印影
通常の御朱印に加え、境内社の足尾神社と光玉稲荷神社の御朱印、月ごとの御朱印も頒布される。また、良いことが倍増する日とされる一粒万倍日に合わせた「一粒万倍日御朱印」が頒布されることもある。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
開催月 | 行事 | 時間 |
---|---|---|
1月1日 |
歳旦祭
新年祈願。 |
|
2月3日 |
節分祭
厄除け祈願。 |
|
4月23日 |
祈年祭、足尾神社例祭
祈年祭では奉納弓道大会がある。 |
|
7月31日 |
天王祭、夏越祭
茅の輪くぐり、神輿の渡御。 |
|
8月15日 | 戦没者慰霊祭 | |
10月10日 |
例大祭
浦安の舞を奉納。また、台車神輿の渡御がある。 |
|
11月23日 | 新嘗祭 | |
12月31日 | 年越祭 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
集う心が生んだ地域の総鎮守
明治時代、那須野原に国道や鉄道が開通したことで、黒磯地域は交通の要として発展していった。人口も増えていくなか、神や自然を敬う敬神の念が篤い人々が集まり、“敬神愛国・報本反始・協心一致”の思想を掲げて1902年(明治35年)に「黒磯神社」を創建。社地は地元の旧家・渋井家が寄贈している。御祭神に日本の総氏神天照皇大御神(あまてらすおおみかみ) 、出雲大社の主神大己貴命(おおなむちのみこと)、農業・商売繁盛の稲荷神宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)の3柱を祀り、家内安全、商売隆盛、病気平癒を御神徳と崇める。地域の人々からの寄付や奉仕活動により、神社はやがて黒磯地域の総鎮守の役割を担うようになっていった。境内には戦没者を祀る「祖霊舎」、旧人力車組合が観請した「足尾神社」、四国阿波の移住者が祀る「地神碑」などもあり、多くの人が訪れている。
社殿
現代建築とともに歩む伝統と信仰
社殿は1964年(昭和39年)に焼失し、翌1965年(昭和40年)氏子たちの寄進により、耐火性に優れた鉄筋コンクリートで再建された。新たに建てられた現社殿は、「神宮」(伊勢神宮)の社殿に代表される建築様式神明造で建設され、直線的で装飾のないシンプルな美しさのなかに荘厳な雰囲気を漂わせている。中央には壮麗な姿で参拝者を迎える拝殿を配置。また神楽殿では地域の祭りや行事が執り行われ、境内には1920年(大正9年)に茨城県足尾山から分祀建立した「足尾神社」、徳島県から移住した人々が建立した五角柱の「阿波地神碑」「第61回御遷宮記念行事参加記念の御神馬像」「光玉稲荷神社」「願掛け岩」がある。地域の歴史と信仰を継承し守り続けてきた「黒磯神社」は、堅固で美しい佇まいが人々に深い敬意を抱かせ、地域の心の支えとなっている。
- 住所
- 栃木県那須塩原市宮町3-34
- アクセス
- [車]東北自動車道黒磯板室ICより約13分 [電車]JR宇都宮線・東北本線黒磯駅より徒歩約4分
- TEL
- 0287-62-0322旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 0287-62-0383
- 営業時間
- 9:00~15:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 御朱印:500円~
- 駐車場
- 20台

テーマやシチュエーション別に、スポット周辺のモデルコースを紹介。
栃木県の旬のおでかけスポットやイベント情報をご紹介!気になるところへ足を運んでみましょう!
近くにある人気のスポットをピックアップ!