
奈良県のおすすめの神社仏閣
奈良県の神社仏閣では宝幢寺や當麻寺、天河大弁財天社がおすすめです。
古都の風情と歴史を感じる場所で寺社をおすすめ順に紹介します。
-
宝幢寺
奈良時代(710年~794年)の僧行基によって創建されたと伝えられる。本堂は、室町時代前期に建てられたもので、重要文化財に指定されている。壁面には、中国絵画の影響を受けた釈迦説法図などが描かれている。
- 奈良県生駒市小平尾町271
-
當麻寺
612年、聖徳太子の弟・麻呂子親王が創建した寺。現在の場所には孫の當麻国見が移築したと伝わる。當麻氏の氏寺として栄え、 国宝や重要文化財に指定された多くの文化財を有している。境内にある塔頭「中之坊」では、桃山時代の名庭「香藕園」や霊宝館が公開されている。
- 奈良県葛城市當麻1263
- 09:00~17:00
-
天河大弁財天社
通称「天河神社」。日本神話に登場する女神「市杵島姫命」を祭神としている。市杵島姫命は弁財天と同一の神とされ、宮島・竹生島などとならび弁財天を祀る代表的神社の一つに位置付けられている。本殿にある弁財天像は、7月16日と17日に行われる例大祭の時のみ公開される。
- 奈良県吉野郡天川村坪内107
-
飛鳥寺
飛鳥寺は蘇我馬子によって6世紀末に創建された日本最初の仏教寺院である。仏教発信の中心地として栄え、往時は国との関係が強い官寺と同等の寺格に位置づけられていた。鎌倉時代(1196年)に落雷で塔と金堂を焼失して以降は勢いを失った。現在の本堂は江戸時代に再建されたものである。本尊の釈迦如来像は609年に造られたもので飛鳥大仏と呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県高市郡明日香村飛鳥682
- 9:00~17:30(10月~3月:~17:00)
-
橘寺
聖徳太子誕生の地といわれ、太子が建立した7寺の一つ。8世紀には66もの御堂が立ち並ぶ大寺院だった。現在は江戸期に再建された本堂(太子殿)などを残すのみとなっている。室町時代の聖徳太子坐像(重要文化財)をはじめ、善悪2つの顔が刻まれた二面石などがある
- 奈良県高市郡明日香村橘532
- 9:00~17:00
-
橿原神宮
橿原神宮は、初代天皇・神武天皇が宮(皇居)を置いたとされる場所に明治天皇によって創建された(1890年)。橿原神宮の隣には日本書紀や万葉集にも登場する畝傍山があり、この周辺は日本神話と関係が深い場所である。鳥居は台湾の阿里山産の檜で作られており、皇室に関係が深い神社であるため、明治神宮や伊勢神宮の鳥居と同様に鳥居は朱色に塗られていない。 ※日本書紀:奈良時代に編纂された日本の歴史書。720年に完成したといわれる。
- 奈良県橿原市久米町934
- 日の出から日没まで
-
室生寺
室生寺は宝亀年間(770年~781年)に創建された寺院で、室生山の山麓から中腹に寺域がある。平安時代、空海や最澄と交流があった僧・修円によって寺の整備が進んだ。中世に一時衰退したが、江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉の母、桂昌院の寄進によって堂塔が修理されるなどして復興した。
- 奈良県宇陀市室生78
- 8:30~17:00(12月~3月は9:00~16:00)
-
御霊神社
延暦19年(800年)創建。境内にはしだれ桜やボタンなどの四季折々の美しい花が咲き誇る。秋季例祭では神輿とともに時代装束に身を包んだ氏子、獅子舞が「ならまち」を練り歩く。
- 奈良県奈良市薬師堂町24
-
不退寺
美男の代名詞とされる平安時代の歌人・在原業平ゆかりの寺。業平の祖父・平城天皇が退位後に住んだ御所を、業平が寺に改めたのが始まり。本堂には聖観音像と五大明王像が祀られ、業平の自作といわれている。
- 奈良県奈良市法蓮町517
- 9:00~17:00
-
芳徳寺
多くの剣豪を輩出した、柳生家の菩提寺。柳生一族の墓が並ぶ。本尊の左右には、徳川将軍家の剣術指南役となった柳生宗矩や、宗矩と親交のあった僧・沢庵和尚の像が安置されている。
- 奈良県奈良市柳生下町445
- 9:00~16:30
-
法華寺
聖武天皇の皇后・光明皇后の創建による総国分尼寺(全国の尼寺を総轄する寺)。本尊の国宝・十一面観音立像は皇后がモデルといわれる。本堂などは1601年、豊臣秀頼とその母・淀殿が再建。本坊の庭園は名園として知られる。
- 奈良県奈良市法華寺町882
- 9:00~17:00
-
大野寺
大野寺は681年の創建と伝わる古寺で、桜の名所として知られる。また、824年には空海が境内に堂を建てたという伝承が残っている。寺の前を流れる宇陀川の対岸には、高さ30メートルのほどの大きな岩壁に高さ約13メートルの仏が彫られている。この壁面の仏は1210年に造られた弥勒磨崖仏と呼ばれているもので、国の史跡に指定されている。
- 奈良県宇陀市室生大野1680
- 08:00~17:00
-
龍田大社
龍田大社の祭神の天御柱大神と国御柱大神は、龍田風神という別名で知られる。龍田大社の社伝では、今から約2100年前に第十代天皇である崇神天皇の時代の創建とされるが、「645年に天武天皇が風神を立野に祀った」という日本書紀における記述が正史では初見である。風の難を防ぐという言い伝えから、航海や航空の安全を祈願する参拝者が多く訪れる。
- 奈良県生駒郡三郷町立野南1丁目29-1
-
円成寺
柳生街道随一の名刹。境内の庭園は藤原時代に作られたもので、当時の貴族文化を現代に伝える。寺宝も多く、国宝の大日如来坐像は、鎌倉時代の仏師・運慶が20歳代に彫った傑作として知られる。
- 奈良県奈良市忍辱山町1273
- 9:00~17:00
-
吉水神社(吉野山/中千本エリア)
吉水神社は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つである。金峯山寺の僧房「吉水院」として建てられたのが始まりで、1185年には源頼朝から逃れた源義経らがここに5日間身を潜めた。また、1594年には吉野の花見の際に豊臣秀吉がここに滞在した。神社の庭園はその際に秀吉自らが設計したといわれる。明治時代の神仏分離令を機に吉水神社に改称された。境内からは一目千本と呼ばれる桜の絶景を望むことができる。
- 奈良県吉野郡吉野町吉野山579
- 9:00~17:00
-
南法華寺(壷阪寺)
大宝3年(703年)に創建といわれる。壷阪寺とも呼ばれ、「枕草子」の中で清少納言によって「寺は壷阪、笠置、法輪」と賞賛される。国の重要文化財に指定されている礼堂や三重塔、そして天竺渡来の大観音石像がある。
- 奈良県高市郡高取町壷阪3番地
-
福智院
清水寺が前身と伝えられており、地蔵菩薩の胎内には建仁3年(1203年)、建長6年(1254年)の二つの墨書がある。光背に多数の仏がびっしりと埋め尽くされており、この表現は地蔵としては珍しく、地蔵尊としては唯一。
- 奈良県奈良市福智院町46
-
石上神宮
石上神宮は崇神天皇時代の紀元前に創建されたと言われており、8世紀初めに編纂された日本最古の歴史書「古事記」にも記述がある非常に歴史が古い神社である。石上神宮には元から本殿がなかったが、1874年(明治4年)の発掘で出土した刀などを奉納するため、1913年(大正3年)に造営された。鎌倉時代に建てられた拝殿は国宝に、楼門は国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県天理市布留町384
- 日の出から日没まで
-
西大寺
称徳天皇により創建され(765年)、創建当時は東大寺とならぶ大寺だった。平安時代以降に焼失し、現在は江戸時代再建の本堂などがある。
- 奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5
- 8:30~16:30
-
宇太水分神社
西暦91年の創建とされる古社。鎌倉時代に建てられた本殿(1320年)は国宝に指定されており、隅木入春日造による建築物で建立年代が明らかなものとしては最古のものである。同型同大の3棟が並び立ち、それぞれ速秋津比古神・天水分神・国水分神を祀る。本殿右側には、末社春日神社本殿(重要文化財)と末社宗像神社本殿(重要文化財)が並ぶ。
- 奈良県宇陀市菟田野古市場245
-
久米寺
推古天皇(554年~628年)の勅願により聖徳太子の弟である来目皇子によって創建。創建のきっかけは、7歳の時に眼病を患った来目皇子が、この地で治癒祈願し全快した御礼だったとされ、本尊の薬師如来像にお願いすると眼病に霊験があるとされている。多宝塔は重要文化財に指定されている。
- 奈良県橿原市久米町502
- 8:00~17:00
-
宝山寺
生駒山の中腹にある、庶民信仰の寺。現世のあらゆる願いを叶えるとされ、地元の人々から親しまれている。洋風建築が目を引く重要文化財の「獅子閣」は、1884年に迎賓館として建てられたもの。
- 奈良県生駒市門前町1-1
-
法隆寺
607年、聖徳太子と推古天皇によって創建されたと伝わる寺。現在の伽藍は8世紀初頭に完成。世界最古の木造建築群として、当時の姿を残す。世界文化遺産に登録されており、建造物や収蔵品の多数が国宝に指定されている。
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺
- 8:30~17:00(11/4~2/21は16:30まで)
-
海龍王寺
遣唐使の航海安全を祈願するために創建された寺で、現在も旅行や留学の安全祈願を行う。西金堂(重要文化財)内に安置されている「五重小塔」が国宝に指定されている。この五重小塔は、光明皇后宮内に残る唯一の天平時代建造物であるとともに、内廷仏教と内廷寺院の中心伽藍を現在に伝える仏教建造物として重要な役割を果たしている。
- 奈良県奈良市法華寺北町897
- 9:00~16:30
-
正倉院(奈良公園)
シルクロードの終着駅といわれ、古文書をはじめ、服飾品・調度品・楽器など8千点を越える宝物を収蔵している。収蔵物の一部は、毎年秋に正倉院展として奈良国立博物館で公開される。
- 奈良県奈良市雑司町129
- 10:00~15:00(内部は観覧不可)
-
転法輪寺
転法輪寺は金剛山の山頂にある寺院で、修験道の開祖・役小角によって665年に創建されたと言われる。奈良時代から鎌倉時代にかけて修験道は確固たる地位を築き上げ、全国の山伏行者達の修行場として大いに栄えた。明治政府による神仏分離政策によって転法輪寺は廃寺となったが、第二次世界大戦後の日本国憲法によって信仰の自由が保障されたのを機に1950年に再興された。 ※修験道:山に籠って厳しい修行をする山岳信仰
- 奈良県御所市大字高天472
-
夜支布山口神社
創建年代は不明だが、平安時代に編纂された書物(延喜式)にはこの神社に関する記述がある。境内にある摂社・磐神社本殿は、春日大社を20年に一度立替える儀式(式年造替)によってこの場所に移し替えられたもので、国の重要文化財に指定されている。
- 奈良県奈良市大柳生町3089
-
大峯山寺(大峰山寺)
大峯山寺は7世紀末に創建された修験道の寺院で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の構成要素の一つに登録されている。標高1720メートルの山上ヶ岳の山頂付近にある現在の本堂は1691年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。平安時代初期から現在に至るまで女人禁制の寺院になっており、登山口近くの女人結界門から先は女性は立ち入る事が禁じられている。 ※修験道:険しい山に籠って修行することで悟りを得ることを目的とする日本独自の山岳信仰
- 奈良県吉野郡天川村洞川
-
大安寺
南都七大寺の1つで、奈良時代から平安時代にかけては東大寺や興福寺とならぶ大寺であった。歴史は古く、聖徳太子が建てた「熊凝精舎」が起源という説がある。奈良時代の716年に現在地に移設され大安寺という名称になった。奈良から京都へ遷都した平安時代以後は、火災で境内を焼失するなどし衰退した。
- 奈良県奈良市大安寺2丁目18-1
- 9:00~17:00
-
唐招提寺
苦難の末に来日を果たした唐の高僧・鑑真和上が、759年に創建した寺。世界遺産に登録されている。御影堂の鑑真和上像は日本最古の肖像彫刻。
- 奈良県奈良市五条町13-46
- 8:30~17:00
運気アップやパワースポット、干支に関連した神社仏閣の人気記事をご紹介
-
今さら聞けない神社参拝の作法・マナー お寺との違いも解説
旅色日帰りサイトで見る
-
【運気UP!】奈良観光で訪れたいおすすめ神社仏閣16選
旅色観光サイトで見る
-
【2024年・おでかけ】開運UPに期待! 辰年にまつわる神社仏閣20選
旅色日帰りサイトで見る