桜の本番はこれから! 都心のお花見スポットを早めにめぐった予習旅【東京】

東京都

2026.03.26

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桜の本番はこれから! 都心のお花見スポットを早めにめぐった予習旅【東京】

旅色LIKESライターの相撲旅担当・さっちもです。3月初めに桜を見に行こうと、相撲とゆかりのあるホテルニューオータニを訪れました。ここでは日本庭園で「桜めぐり2026~Experience Spring at Hotel New Otani Tokyo~」が始まっています。まだ桜の開花には早く、お花見の下見のような旅になってしまったので、周辺の明治神宮外苑や高橋是清翁記念公園もめぐりながら、小さな春の兆しを探してきました。これから始まる満開の時期に向けてお散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。

目次

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創業者・大谷米太郎氏と相撲の深いつながり

ホテルニューオータニの「桜めぐり2026~Experience Spring at Hotel New Otani Tokyo~」

桜の季節ならではのお土産は「パティスリーSATSUKI」で

静かに煌めく桜色の調べ「東京『夜桜』ライトアップ」

周辺の桜スポットまで歩いて小さな春を見つけよう

都会的な景観を楽しむなら「明治神宮外苑」

穴場の桜スポット「高橋是清翁記念公園」

おわりに

創業者・大谷米太郎氏と相撲の深いつながり

ホテルニューオータニの創業者、大谷米太郎は、1881(明治14)年に富山県にある貧しい農家の長男として生まれました。幼いころから小作奉公で家計を支え、31歳の時に上京。日雇いでさまざまな職を経て、体格の良さと力自慢が買われた大谷氏は、稲川(いながわ)部屋からスカウトされ、「鷲尾嶽(わしおだけ)」の四股名で大相撲の力士となりました。引退後は「鷲尾嶽酒店」を開業し、国技館専用の酒を一手に引き受けるまでに事業は成功。その後、さらなる成功を求めて鉄鋼業へ進出し、東京ロール製作所を起業して大谷重工業へと発展させました。

ホテルニューオータニが建設されたきっかけは、1964(昭和39)年の東京オリンピックの開催でした。当時、東京の宿泊施設が不足しており、国家の要請を受けて大谷氏はホテル事業に参入したのです。日本初の高層ホテルとして開業し、伝統と革新を兼ね備えた名門として今も進化を続けています。相撲の経験がなければ、このような経歴を築くことは難しかったかもしれません。現在でも、多くの力士が昇進パーティーや結婚披露宴でホテルニューオータニを選ぶのは、大谷氏の力士時代からの縁が今も続いている証です。

ホテルニューオータニの「桜めぐり2026~Experience Spring at Hotel New Otani Tokyo~」

約1万坪の広さを誇るホテルニューオータニの日本庭園は、ヤマザクラをはじめ、シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど、全19種類、58本もの桜が3月上旬から順次開花していきます。4/26まで夜桜がライトアップされ、幻想的な風景を楽しめるほか、レストランやバーでも春限定のメニューが用意され、春の訪れを食から感じられるのだそう。今年はお花見らしいお花見をしようと意気込んで訪れたのですが、3月の初めはまだ蕾が中心で、早咲きの品種が少しだけ花を広げている程度でした。期待していた賑やかな花見風景とは少し違いましたが、静かな庭園をゆっくり味わうことができました。

太鼓橋から見た桜と、優雅に泳ぐ鯉。

直に見ると、白い砂利が眩しい枯山水。

梅をこんなに近くで見たのは久しぶり。

滝の音には、癒し効果やストレス軽減作用があるといわれている。

広大な庭園を散策していると、手入れの行き届いた木々に枯山水、そして400年以上の歴史が息づく池泉回遊式の景色に、心がスーッと落ち着きます。赤い太鼓橋や、高さ約6メートルの迫力ある大滝を背景に、外国人観光客の方が写真を撮っている姿も見られ、海外の方にもこの日本庭園の魅力がしっかり伝わっているのだなと感じました。

桜の季節ならではのお土産は「パティスリーSATSUKI」で

「新桜マカロン」は、4月中旬まで販売予定。桜の見頃には予約がおすすめ。

とても繊細なマカロンなので、優しくつままないとホロッと崩れてしまう。

ホテルニューオータニの「ザ・メイン」のロビー階にある「パティスリーSATSUKI」では、桜の季節に合わせて、期間限定のスイーツが販売されています。おすすめは、「新桜マカロン」(2,484円)です。ピンク色の「桜マカロン」は、桜リキュールを加えたこしあんに黒蜜を合わせ、塩漬けした桜の塩味で甘さを引き立てた贅沢な味わいになっています。白色の「酒粕マカロン」は、新潟県魚沼の銘酒「鶴齢(かくれい)」の酒粕を使用した大人のマカロンです。ころんとした形と、日本の春を思わせるピンクと白の配色が愛らしいだけでなく、日本酒のふんわりとした香りが溶け込んだ白あんの中央には、あまおうのコンフィが隠れていて、驚きのアクセントになっていました。わが家では、正月に鶴齢を開けるのが恒例で、桜めぐりの記念に購入した「新桜マカロン」の味わいに、新たな出会いを感じました。

◆パティスリーSATSUKI
住所:東京都千代田区紀尾井町4-1
電話:03-3221-7252(11:00~)
営業時間:8:00〜20:00、ケーキ、パンは11:00~
定休日:年中無休

「パティスリーSATSUKI」公式HPはこちら

静かに煌めく桜色の調べ「東京『夜桜』ライトアップ」

日本庭園がピンクに染まるのは春限定!

足元を照らすライトの先に、大滝が見えてくる。

枯山水も華やかに。

見頃を迎えたら、また訪れたい場所。

ホテルニューオータニでお花見をするなら、「東京『夜桜』ライトアップ」は見逃せません。日没の約30分前から26時まで点灯し、満開を待つ蕾の静かな美しさを際立たせます。昼間の穏やかな雰囲気とはまた違った魅力があり、庭園の桜は光の演出で見事に咲き誇っているように見えました。宿泊やレストランでのお花見体験も加われば、都心にいながら贅沢な春を満喫できますよ。

◆ホテルニューオータニ(東京)
住所:東京都千代田区紀尾井町4-1
電話:03-3265-1111

●東京「夜桜」ライトアップ
期間:2026年2月27日~2026年4月26日
時間:日没約30分前~26:00
※日本庭園の開園は22:00まで

「ホテルニューオータニ」公式HPはこちら

周辺の桜スポットまで歩いて小さな春を見つけよう

国道246号線。

今日一番の桜を堪能。歩いたからこそ見つけられた春の訪れ。

明治神宮外苑までの道のりの約半分は、右手に「迎賓館赤坂離宮」が続く。

桜の開花がまだだったため、夜のライトアップは満開時の楽しみにとっておき、明治神宮外苑まで歩くことにしました。ホテルニューオータニからは、約2キロメートルのおさんぽルートです。明治神宮外苑に続く国道246号線(青山通り)は信号が少ない1本道。街中の春を眺めながら歩くと、頭の中がスッキリして気持ちがいいですよ。

都会的な景観を楽しむなら「明治神宮外苑」

イチョウ並木で有名な明治神宮外苑は、ヤエザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、シダレザクラなど約310本の桜があり、3月下旬から4月上旬までお花見が楽しめます。ホテルニューオータニから30分ほどウォーキングをして、じんわり汗をかいたので、春らしい飲み物で喉を潤すことにしました。

◆明治神宮外苑
住所:東京都新宿区霞ヶ丘町1-1
電話:03-3401-0312

桜がデザインされたカップに気分が上がる。

暖かい日は、テラス席で景色を眺めるのも良さそう。

一瞬だけ青空になり、慌てて撮った貴重な1枚。

落ち葉と桜のコラボレーション。

イチョウ並木沿いにある「SHAKE SHACK」で、季節限定の「桜シェイク」(702円)をいただきました。桜フレーバーといえば、桜餅や道明寺などの“和”の香りを想像しますが、「桜シェイク」は、チェリーのようなフルーティーな甘みがあり、どちらかといえば“洋”を感じる味。少しずつ飲みながら散策しようと思っていたのですが、おいしくて一気に飲み干してしまいました。シェイクの甘さと冷たさで体力は回復! 桜デザインのカップでの提供はスモールサイズのみ、販売は4月上旬までです。桜シェイクを片手に満開の桜を楽しんでくださいね。

◆SHAKE SHACK 外苑いちょう並木店
住所:東京都港区北青山2-1-15
電話:03-6455-5409
営業時間:11:00〜20:00
定休日:年中無休

「SHAKE SHACK」公式HPはこちら

穴場の桜スポット「高橋是清翁記念公園」

大都会の中にある静寂の庭。

ぬくもりを感じる手作りの樹名札。

左奥に見える建物が公園管理事務所。

上品なジンチョウゲの香りに、思いっきり春の訪れを感じることができた。

公園奥で、訪れる人を見守る高橋是清像。

明治神宮外苑から、ホテルニューオータニに戻る国道246号線を歩くと、右手に高橋是清翁記念公園があります。高橋是清は大正から昭和初期まで首相、蔵相をつとめた政治家です。1941(昭和16)年に邸宅跡地が公園として開園しました。約1,600坪の敷地には、中心に飛石や灯篭が配置された和風庭園があり、春にはサクラ、ツツジ、バラが園内を彩ります。私が訪れた日は、公園の入口付近がジンチョウゲの甘い香りに包まれていました。明治神宮外苑に比べると規模は小さく感じますが、ベンチが多く、トイレやバリアフリートイレ、AEDも備えた管理事務所がすぐ近くにあるので、とても快適に過ごせますよ。

◆高橋是清翁記念公園
住所:東京都港区赤坂7-3-39
電話:03-6384-5113

「高橋是清翁記念公園」公式HPはこちら

おわりに

フライングお花見になってしまいましたが、次に訪れる時の参考になるような予習の旅となりました。「新桜マカロン」と「桜シェイク」が、私の心の中の桜を満開にさせてくれるほどおいしかったです。これから訪れる皆さんの春が、素敵なものになりますように。

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本場所は前相撲から結びまで、すべての取組を追いかける「スー女」です。旅のモットーは「相撲があり、力士がいる場所へ」。滞在先の魅力を、相撲エピソードを織り交ぜながら、お伝えしていきます。記事を通して、相撲をもっと身近に感じていただけると嬉しいです。

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