絶景のためならガチ地元飯も3食フルーツもあり!? フィリピンで出合った旅ごはん

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2020.07.13

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絶景のためならガチ地元飯も3食フルーツもあり!? フィリピンで出合った旅ごはん

目次

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旅の醍醐味、ローカル食堂には感激がつまってた

市場の買い物は楽しいな。身振り手振りで通じ合える幸せ

セブ島北部の田舎ビーチの朝、潮の変化がビューティホーすぎた

案外悪くない!? 野性味あふれるフルーツ三昧

朝の海を一望しながら食べたマンゴーパンケーキがウルトラC!

ほとんど波の上。ロマンチックすぎるディナーと、笑えるサービス

【番外編】思いがけずのフルーツだけダイエット……その効果は?

まぁアレな昨今、リアルな海外旅行はなかなか厳しいですが、脳内はハッピーに視野を広げて潤いましょ。今回は、2020年の1月にドローン修行で訪れたフィリピンでの食べ物にまつわるお話を。セブ島でのガチ地元ごはんに、発展初期リゾート地でのごはんエピソード。図らずも決行することになった「フルーツダイエット」の効果まで。これかー!という納得感が強く、もう何度でも話したい(笑)。

旅の醍醐味、ローカル食堂には感激がつまってた

最初にご紹介したいのはセブ島北西部の町ダーンバンタヤンの市場でのごはん。セブ島の一番北にあるマヤ港から宿へ向かう途中に立ち寄りました。

市場に到着したのはちょうど12 時ごろ。朝からたっぷり動いたのでおなかぺこぺこです。どこかでごはん食べたいなぁと見渡すと、ありました、一軒だけ。

店内はこんな感じのザ・地元人御用達店。発展最中とはいえリゾート地の外国人観光客をターゲットにしたカフェでごはんを食べていたので、久しぶりに正真正銘のローカル店に入るのは一瞬ひるみます。でもここしか食べられるお店はないんだもの、ぺこぺこなんだもの、いくでしょう。どうやら奥のショーケースに入っているおかずの中から食べたいものを選んでよそってもらうシステムらしいのですが、なにかとスムーズにはいきません。お店の方やお客さんが身振り手振りで助けてくれて注文完了、ほっこりするなぁ、ありがとう。そんなふうにしてわたしが頼んだのがこちら。

数種の野菜の甘辛煮と唐揚げ、それにスープとごはんで300円ほどです。地味だな! 我ながら映えないプレートです。でもほら、茶色いおかずは美味しい法則ってあるでしょ。本当に食べたいものチョイスしたらこうなりました(笑)。では、いただきまーす。

「!!!」 

おいしい……たまらなくおいしい! 野菜もお肉も、昔から地元の人に愛され続ける定食屋風のこなれたおいしさです。ちょっとピリ辛なのをさしひいて白飯を日本米にしたら、日本の老舗下町食堂ですよ。マラパスクア島という未完のリゾート地で、観光客にあえて迎合してがんばってくれてる欧米チックな味も(ロケーション効果などいろいろ含めて)好きだけど、「味」ならやっぱりこっちだ、ごはんはこれが好き! 食は地元の人々に愛されてきた店の味に限る、そうなるとやっぱり市場は確実ですね。食堂でひとり大感動、いや〜旅の醍醐味ってこういう瞬間だなぁ、地元の人と感覚で通じ合えたと思える瞬間のドキドキ、たまらないなぁ。なんだか、忘れがたい食堂タイムとなりました。

市場の買い物は楽しいな。身振り手振りで通じ合える幸せ

お腹が満ちたらお買い物。市場に来た一番の目的は実はごはんではなく食料の調達だったんです。というのも、向かうお宿「Talisay Cottage(タリサイ コテージ)」の周りには食堂もお店も一切ないんですって。ではなんでそんな「食」難民な宿に決めたかといえば、前々日の夜Googleマップを見ていて気になってしまったのですよ。西向きだし、離島が近くにあるし、このビーチでドローンを飛ばしてみたい、行ってみたい! それでマップに表示された近くの宿に予約したという順序だから、まぁ仕方ないんです。

ドローン修行の日々は本当に動きまくっていていつもお腹ペコペコだから肉や魚を食べたいな。でも、生肉生魚を持っていってもしかたないし、パンやお菓子など乾いたもので満たすのは味気ないし。選択肢は果物しか残っていませんでした。1泊3食分として山盛り買って行こうっと。

市場のみんなは超陽気。通りすぎるお店の方々と大きな笑顔で挨拶しあって、うーんごきげんバロメーターが上がっちゃうな。写真のお店でいろいろ買って、右の彼女と身振り手振りを大いに使ってお話ししていると、「ちょっと待ってて」。奥から左の黒い彼女を呼んできて、「この子にジャパニーズボーイを紹介してあげて」。楽しいなぁ。

さて、フィリピン名物トライシクルでお宿へゴー! トライシクルはミニカーをバイクの横にくっつけたタクシーのような乗り物で、値段交渉をして乗ります。ちなみに、セブの街やマニラなど都会でなら、Uberのようなアプリを使って交渉なしの配車もできるんですよ。

セブ島北部の田舎ビーチの朝、潮の変化がビューティホーすぎた

到着してびっくりしました。「Talisay Cottage」、ロケーション最高すぎ。写真1枚目の右端にあるコテージに泊まったんです。本気でビーチ目の前。しかもひろーい庭の一角。

部屋の中から見たのが写真2枚目。外から中は見えないけど、中から外は見えるガラスなので、ベットの上でも海辺ごろごろ気分が味わえちゃうという贅沢さ。潮風がコテージにダイレクトにあたるので、部屋の中は写真のようにいつもカーテンが派手に舞っているし、すぐ砂だらけになるけど問題なし。だって砂を掃き出すのが楽しいんだもの。すてきすぎる海辺ライフをより快適にするための行為が。不思議なことに、他の部屋なら砂だらけのままほっておくタイプですが、ここでは違う自分に遭遇して感心しました(笑)。

では、「食」難民になってでも行って撮ってみたいと思った場所はどんなところだったか、ご覧ください。

太陽は南西にある離島に沈んでいきました。実はマラパスクア島での撮影が進むと、他の離島にも興味がわいてきてしまったのですよね。時間的に渡るのは難しいので、せめてセブ島から撮ってみたいなぁと、マップを見てここにやってきたというわけです。予想外だったのはあの離島、めっちゃ平ら。わかりづらいなぁ(笑)。

美しい景色は夕日だけではありません。翌朝、目覚めてびっくり。海の様子がまるで違う、別の場所にきちゃったみたい。昼夜には波がざんざんビーチに打ち寄せていましたが、朝にはすっかり潮が引いて浜がぐーんと広くなっています。そうしてできたたくさんの潮溜りに、朝の空が映り込んで……。そんな様子は、ぜひ動画でご覧ください。

BGM:HURT RECORD
徐々に陽が高くなると、潮溜りが海に戻っていきます。

満ち始めるとあっという間。潮溜りの間を沖の方へと歩いて撮影していましたが、気づくと自分のいるところのみが島になって取り残されていました。ワンコが岸の方へ泳いでいるのがわかりますか? 地元のワンコ隊4匹を引き連れて撮影していたんですよ(笑)。

案外悪くない!? 野性味あふれるフルーツ三昧

さて、ここでの食事は市場で手に入れた3食フルーツ。お腹すくだろうなぁと不安だったけど、並べてみるとずいぶんあります。これ完食してお腹が空くなら大したもんだ(笑)。それぞれのサイズ感は、いわゆる日本サイズと同等だったりんご(おそらく輸入)から想像してください。すべてが大きいんですよ! バナナもマンゴーもグレープフルーツも、パイナップルも。みかんはやや小さめでしたけど。

フルーツを並べて頭をよぎったのは「フルーツダイエット」。狙ったわけではないけど、フルーツしか食べないわけだし、ちょっと極端なダイエットになるのかな。とはいえ、激甘巨大なマンゴーが3つもあって糖分すごそうだし、そもそも全体量がハンパないし、ダイエットにはならないか……。

ただ、ビタミンもカリウムもたっぷり、酵素もいっぱい。りんごのポリフェノールだってあるし! とりあえずお肌にはよさそうです。

朝の海を一望しながら食べたマンゴーパンケーキがウルトラC!

セブ島でのガチ地元飯やフルーツ以外にも、フィリピンにはご紹介したい旅ごはんがあるんです。せっかくなのでここで少しご紹介させてください。

こちらはセブ島の北に浮かぶ、小さな小さな田舎の離島・マラパスクア島(島の詳細は前々回の記事をご参照ください)。欧米の旅人にはすでに注目されていて、洗練されてはいないけど、宿やレストランはまぁそろっている、“リゾート地ことはじめ”的な状態になっているんです。海の質は150点満点! リゾート地として成熟していない分、自然との一体感が強く、めちゃくちゃ居心地がいいんですよ。何度でも行きたいなぁ。そんな居心地のいい土地でのごはん時間は記憶に残ります。なかでも思い出すたび気分が高まるのが朝ごはんです。

写真は前々回ご紹介したお気に入りの宿「Blue Corals Beach Resorts(ブルー コラルズ ビーチ リゾート)」のカフェコーナーからの景色。南東向きのテラス付き2階フロアから海を一望しつつ、風を浴びつつ、波音を聴きつつリラックス〜。これにおいしい思いも加わるんだから、ちょっとすてきすぎまして。

注文したのがこの「マンゴーパンケーキ」。

あれれ、パンケーキを名乗る料理としては意外に感じられる姿でしょ。素朴な厚めクレープ生地の上にマンゴーをこれでもかと切って置きました、以上! シンプルで潔く、なんだかもうすごく豪快。たぶんマンゴーは1個の半分くらいの量だと思うんですよ。一皿にこれだけ山盛り使うなんて日本人からすれば太っ腹極まりないし、生地とマンゴーの一体感のなさっぷりが大胆で好き。なんならこのメニュー「山盛りのカットマンゴーに、小麦粉焼きを添えて」としてもよさそうな(笑)。ロケーション効果でゆるみきった心も、このあっけらかんとした料理の正体を知った瞬間、テンション爆上がりですよ。

わくドキしながらいただくと、さすが有名なフィリピンマンゴー。ひたすらに華やかな甘さと、果汁のとろ〜り感が口の中にじんわりひろがってあぁ幸せ。ただ、正直甘すぎともいえるんです、個人的な感想にはなりますが。自然な甘さの凝縮っぷりがいきすぎだなんて、贅沢な悩みですね。そこで活躍したのが、この生地。ザ・素朴風味の小麦生地がうまい具合にマンゴーの過度な甘みをまるく収めてくれて、食べるわたしはただただニッコリ。

ここでもう一度、ロケーション含めた肌感覚を思い出してください。爽やかで美しい海、心地いい風、波の音……の中のこのマンゴーパンケーキ! こんな朝、最高すぎでしょ。

ほとんど波の上。ロマンチックすぎるディナーと、笑えるサービス

マラパスクア島は夜ごはんタイムもまた極上。

太陽が西に沈んで、ほんのり赤い光が残っている頃合い、海辺にもおそろいのほっこり色の電球の光が灯ります。

こんなお店が何軒か浜辺に並んでいるんです。「どこに座ろうかな〜」なんとなく辺りを見回しながら歩いているだけで非日常のワクワク感に心が支配されていくんですよね。

マラパスクア島のお店で流行っているらしいサービスが写真2枚目。カクテルを1杯注文すると同じものがもう1杯運ばれてくるんです。ハッピーアワーのおまけと謳ってるけど、どうやら終日ハッピーみたいです。ひとりの前に2杯同じカクテルが並ぶって、毎回笑っちゃいます。

つづいて料理。写真1枚目はイカの「アドボ」。アドボはフィリピンの代表的な煮込み料理で、日本でいうところの肉じゃが、おふくろの味的存在です。味付けは各家庭ごとに違うけど、大抵は醤油や砂糖、ニンニクを使って甘辛く煮込みます。具材はメインの鶏か豚に野菜というのが基本ですが、ここでのメインはイカ。実際に食べても、こうして説明を書いても、雰囲気こそ違うけど、日本人の口に合う料理だなぁ、アジア人同士だなぁ、と親近感がわくんですよね。

写真2枚目はある日のピザ。生地はむっちり手作り、具材は豪快にドドーンと大盛り。いわゆる本場の味とは違うし、ハイクオリティとは言えないけど、「おいしく作ったよーいっぱい食べてね」的なサービス精神でもてなされてる感じが伝わってきて、ハートをぐっと掴まれました。値段は両日ともドリンク1杯とボリューム満点のワンプレートで1500円ほど。だいたいどのお店もそんな感じです。ばっちり観光客用エリアにしてはお安い気がしています。

はい、思い出してください。ここはほとんど波打ち際、ビーチの食卓。電球の光が波に映り込んで揺れ動き、辺りは存在感のある波の音で満ちています。足元は柔らかな砂が遊び、汗がにじんで風にほっとして、また汗がにじんで風に……マラパスクアは夜も最高です。

【番外編】思いがけずのフルーツだけダイエット……その効果は?

最後に、セブ島にて3食フルーツ三昧をやってみた感想と結果を。

感想は……おいしかったなぁ。甘くて飽きるかと思ったけど、それ以上にジューシィさが魅力で止まらなくなりました。新鮮フルーツのみでお腹がパンパンになるって、なんだか贅沢な気分でした。

結果は、翌日からお通じがすばらしいったら!! そしてお肌がつるんとしてる! 速攻効果が感じられてびっくりです。しかも、この状態が1週間続いたんですよ。お通じに関しては下したと思うかもしれませんが、まったく違います。かなり健康なトイレ事情で回数だけが増えるという、すばらしく気持ちのいい日々がやってきたのです。繊維もそうですが、酵素で腸内環境が整ったのかなぁ。

「Talisay Cottage」滞在の翌日にセブの街に戻り、帰国の途についたのですが、思いがけずすごいお土産になっちゃいました。今後は南国に行くなら最後にフルーツ三昧dayを作るのを習慣にしようかなと思っています。南国ならフルーツも安いし、土地のものならより美味しく栄養価も高そうだし、旅行とセットにするともっと旅行自体もその土地も好きになりそうでしょ。というあくまでも個人の感想でした。万年美容に興味津々女子のみなさん、参考トピックのひとつとして、好奇心をくすぐれたなら幸いです。ただもしも同じようにされるなら、体調と相談しながらやってみてくださいね。

Author

ドローン旅作家 とまこ

ドローン旅作家

とまこ

元秘境ツアー添乗員で現在は“おしゃれパッカー”、“美肌ダイエットマスター”として本の執筆や講演、TV出演など多方面で活躍する旅作家。「離婚して、インド」(幻冬舎文庫)など既刊12冊。2017年から旅先でのドローン撮影を始め、今では「飛ばさないと落ち着かない!」というほどのドローン好き。旅先での美景、絶景の撮影はもちろん動画の編集も手掛ける。

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