NO海外な今こそ離島へGO! 佐渡島には“本気ラピュタ”な絶景も、最強の民宿もあった 

新潟県

2020.12.21

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NO海外な今こそ離島へGO! 佐渡島には“本気ラピュタ”な絶景も、最強の民宿もあった 

目次

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ドラえもん風? 空飛ぶ船に乗って海を渡る

いきなり出会えた食感最強、すごく美味! 佐渡ならではの海藻

まずびっくりしたのは海の色! 南の島と違う種類の超青

まさかのラピュタが佐渡島に出現!?

佐渡ならではの無名異焼。ろくろで自作の陶器をお土産にしましょうよ

フィンランド風の絶景が佐渡に⁉︎ すっごい夕焼け

さすがお米の国新潟県。田んぼ、絶景なり

佐渡のドライブは超ご機嫌。海辺の絶景ロードが多くて萌える

またぜったい訪れたい、ロケーション最強の民宿

なんだかんだで先の計画が立てづらい昨今ですが、そんな今こそ、行きたいとこリストは貯めておきましょ。わくわくするし、実際に行けるタイミングが来たらパッと動きやすくなりますもんね。今回は新潟県の佐渡島のいいところ見つけてみませんか? 海外旅行解禁がだいぶ先なのはなんとなく察しはつくし、ならば国内で、より異世界観を感じられる離島の旅がいいんじゃないでしょうか。

ドラえもん風? 空飛ぶ船に乗って海を渡る

佐渡に行くには新潟市の新潟港から、佐渡島の両津港に佐渡汽船の船で渡りますよ。飛行機はありません。島に空港はあるけど、2014年から運休してるんですって。

さて、船は2種類。ジェットフォイルとフェリーです。前者は1時間ちょっとの船旅で、後者は2時間30分。車を運ばないなら前者のジェットフォイルでピュッと行くのがいいかもしれません。

ところでジェットフォイルって、なんだか意味ありげな名前ですよね。そうなんです、ただの船ではないんです。なんと、飛んでく船! とはいっても、はたから見て海面から浮いているなんて気付きませんが事実です。これはまさにドラえもん方式と言っていいんじゃないでしょうか? ドラえもんは地べたに足をつけて歩いているように見えて、実は3mm浮いて歩いてるでしょ(ちなみにこの設定になったのは、PTAから土足で家にあがることについて苦情が寄せられたからだそう)。

ジェットフォイルの窓からみた新潟本土側です。雲がびっしりでアンニュイな雰囲気。日照時間の短い風土をばっちり見せつけてくれました。

いきなり出会えた食感最強、すごく美味! 佐渡ならではの海藻

さて、到着したらまずは腹ごしらえ。お腹が減りすぎていたのもあるし、地方のドローン旅ではお店に出会えなかったり、営業時間がやけに短かったりで食いっぱぐれることもしばしばあるので、食事処を発見して食べたいと思ったらいつでも食べるべきなんですよ(笑)。

こちらは「ナガモそば」。ナガモは佐渡で昔から食べられている海藻でネバネバシャキシャキ! おそばの喉越しがより気持ちよくなってクセになる〜。抗ガン作用も期待できるそうで、最近では健康面からも注目されています。

まずびっくりしたのは海の色! 南の島と違う種類の超青

港の前でレンタカーを借りたら、一気に南へ向かいます。佐渡島は面積855.34平方km、日本で一番大きな離島なので、ガンガン走らないとまるであちこち行けないんですよ〜。ちなみに人口は52,100人ほど。

ここは南の先っちょ、沢崎鼻。海のキレイさにびっくりです! 写真は空高く離れたところから見下ろしているのに、海の中の岩が透けて見えているってどういうことでしょうか。そして青い。小学生のときに初めて使った絵具の青を彷彿とさせられます。正しく青。佐渡を車で走り始めてまず最初にびっくりしたのが、この海の色でした。

黒潮の流れる南の離島もめちゃくちゃ青いですよね、でもあの青とはまたひと味違うんだよな……あの青は、透明度の高い海水と、白砂の成せる技だと思います。黒潮は海水温度が高く、プランクトンが少ないからより透明度が高いんだそう。海深くまで光が届くので水深の深いところでは逆に黒く見えるから「黒」潮なんですって。

この辺りはプランクトンの量が南より多くて栄養豊富。そんな事情が重なってわたしたちの目には“正しい青”に映るのかもしれません。

集落側から見るとこう。山の隙間、海を求めた場所に集落ができているのがよくわかります。道も入り組んでいてかっこいい。海辺の一枚岩の存在も圧巻です。

まさかのラピュタが佐渡島に出現!?

北上してやってきたのはまさかの「天空の城ラピュタ」!? まずは動画をどうぞ。

BGM:HURT RECORD

思わず「バルス!」と言った方はいらっしゃいませんか? もしもいらしたなら本望です(笑)。この建造物がドーンと目の前に現れた時は本当にドキッとしました。ここは「北沢浮遊選鉱場(きたざわふゆうせんこうば)」で、昭和初期に活躍した金銀を抽出する設備です。

今や全力で異次元感を放つスポットとなりました。時代も、国も、次元も、何もかもが違うみたい。映画の撮影スポット、というよりも、アニメで描いた空想の場所のよう。ぜひ実際に訪れて体感していただきたいです。

■北沢浮遊選鉱場
住所:新潟県佐渡市相川北沢町3-2

佐渡ならではの無名異焼。ろくろで自作の陶器をお土産にしましょうよ

さて、土をリアルに触って、異次元から今の佐渡島に戻りましょうか。「無名異焼(むみょういやき)」の玉堂窯元にやってきました。無名異とは佐渡金銀山から産出する酸化鉄を含む鉱物のことだそうです。それを陶土に用いる焼き物を無名異焼と呼ぶそう。

土の感触がめちゃくちゃきもちいいんですよ! 触った瞬間、顔に塗ってパックしたいと思いました。美肌効果があるのかは知りませんが、とにかくそう思えるほどの滑らかさと、心地いい塩梅のひんやり感がたまらないんです。

写真のカップの形はなかなかうまくいっていると思いますが、まぁこれはプロが手をとって教えてくださった結果です。いやほとんどプロの力です(笑)。そんなわけで、誰でもステキな(偽)自作カップを作れるので、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

佐渡から戻ってしばらくしたら宅急便で焼き上がったカップが送られてきたんです。旅の喜びを後々まで味わえて最高でした。

■玉堂窯元
住所:新潟県佐渡市窪田122-1

フィンランド風の絶景が佐渡に⁉︎ すっごい夕焼け

夕暮れは、佐渡屈指の景勝地、尖閣湾(せんかくわん)で。

断崖絶壁、岩がニョキニョキした不思議に力強い地形が圧倒的、いつまでも見惚れてしまう魅力的なところです。ただ、尖閣湾の名前の由来が、ノルウェーのフィヨルドの峡尖美に似ているからっていうのは……まぁ行ったことないけど、大きく出たねとつっこみたいところではありますが。

ともあれ、UFOでも現れたかのような、すごい空になりました。

さすがお米の国新潟県。田んぼ、絶景なり

これが朝の尖閣湾と田んぼ! こんな危うい断崖ギリギリまで田んぼが広がっていることに、さすがお米の新潟県、と思わざるを得ません。

緑の時期だったのですが、ぜひ金色の時期にも来てみたいと思うし、ここに雪がつもったらどんな風情が漂うんだろう……とも気になるし。四季の顕著な違いをリアルに想像してわくわくできる土地ってステキですね。

佐渡のドライブは超ご機嫌。海辺の絶景ロードが多くて萌える

佐渡の海岸線は基本激しくダイナミック。そしてそんな海沿の風景を堪能できる道も多いので、ドライブが本当に楽しいです。まぁよそ見したくなっちゃうとも言えますが。また、大きな岩の名前に「亀」とついているところがいくつかあって、どこもかっこいいんですよ。地図を見て亀を探しながらの亀繋ぎドライブも、旅のテーマにできそうですね。

こちらは大野亀、かっこいいでしょ。こんなのが車窓から見え出して、どんどん近づき大きくなっていったんです……とってもわくわくしました。 

到着したら舗装された道を歩いて絶景を堪能するのがおすすめの楽しみ方ですが、このお手軽感もまたいいんですよね。ダイナミックな自然を堪能する場合、大抵本人も何かしらがんばらないといけないことが多いけど、ここはちょっと歩く程度でガツンとダイナミックを味わえますよ〜。

またぜったい訪れたい、ロケーション最強の民宿

佐渡島の北の端っこ、二ツ亀海水浴場にやってきました。この砂州の先に二ツ亀と呼ばれる大きな岩があります。離島の外れの、時間によっては潮に埋もれる砂州。この危うさがまた魅力的ですね。

夜は二ツ亀の目の前の民宿「二ツ亀荘」へ。空撮風景の上部、オレンジ色の屋根の建物です。ここは本当に好き。また絶対行きたいなぁと思うすばらしい民宿でした。

海スレスレに建ち、二ツ亀まではたったの数十メートルという最強の立地がまずすごすぎます。そして、宿のお母さんのおもしろくてチャーミングなキャラクターに巻き込まれるのが楽しすぎてクセになります(笑)。また、これでもかというほど運んでくれる手作り感、採れたて感満載の食事も、お母さんとご主人の心を感じてほっこりしましたねぇ。

すばらしい朝を迎えました。起きたらすぐ目の前が海だから、心にも余裕がありますよ。毎朝この感動を味わえたらなんてステキでしょうか。また来たいどころか、しばらく住み込みたい気持ちにすらなりました(笑)。それは叶いませんが、この宿を目的地にして、また海を渡って大きな島の北の端まで来ようとリアルに思っているんです。

■二ツ亀荘
住所:新潟県佐渡市鷲崎382-2


いかがでしたでしょうか。佐渡、いいところがいっぱいあります。大自然を堪能するコースがメインになりますが、個人的には絶景ドライブの時間だけを思い返しても本当にうきうきしてきます。また、海の向こうの離島だからこそ、旅しちゃったな〜という気持ちを濃密に感じられてすごくリフレッシュできます。いいタイミングがやってきたら、迷わず海を渡ってみてください。

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#離島 #ドローン #旅

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ドローン旅作家 とまこ

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元秘境ツアー添乗員で現在は“おしゃれパッカー”、“美肌ダイエットマスター”として本の執筆や講演、TV出演など多方面で活躍する旅作家。「離婚して、インド」(幻冬舎文庫)など既刊12冊。2017年から旅先でのドローン撮影を始め、今では「飛ばさないと落ち着かない!」というほどのドローン好き。旅先での美景、絶景の撮影はもちろん動画の編集も手掛ける。

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