Plan No.1421

土庄雄平Tonoshou Yuhei

1泊2日
2日目

山形・銀山温泉へ夫婦旅　冬の山寺で絶景を堪能

銀山温泉、山形（山形県）
予算：27,000円〜

・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。

更新日：2022/12/09

サイクリスト・山岳トラベルプランナー土庄雄平

冬の東北の情緒にゆったりと浸る旅

冬は山形の銀山温泉を旅しませんか？雪景色の中、大正ロマンの郷愁を感じる温泉街を散策し、1日4組限定のお宿に泊まります。貸切露天風呂や郷土料理を満喫して、翌日は松尾芭蕉が名句を詠んだ古刹「山寺」へ。白銀に染まる山々の絶景を味わいます。ゆったりと楽しむ大人の夫婦旅をどうぞ。

こんな旅気分の人におすすめ

START 白銀の滝宝珠山立石寺（山寺）お休処対面石

1日目 2日目

2日目のスタートはここ！

SPOT.1

白銀の滝

SPOT.2

宝珠山立石寺（山寺）

SPOT.3

お休処対面石

Spot.1白銀の滝
Spot.2宝珠山立石寺（山寺）
Spot.3お休処対面石

旅籠いとうや

徒歩約5分

SPOT1

冬は一段と美しい銀山温泉の景勝地

白銀の滝

銀山温泉の奥の雪深い道を進む

偶然にかわいらしい出合いも

銀山温泉の最奥部に佇む落差22mの滝。直瀑に見えるが、実は大小2本の分岐滝。水量によっては3本目が流れることもある。冬には白銀の世界に染み入るように水飛沫がほとばしる。

DATA

【住所】山形県尾花沢市大字銀山新畑
【TEL】 0237-28-3933（銀山温泉観光案内所）
【営業時間】 24時間
【料金】無料

土庄雄平のおすすめポイント

★ 奥へ進んでいくと、温泉街の外れから雪道へと変わり、奥にある白銀の滝まで辿り着くことができます。パリッと張りつめた寒さが心地よく、静かな秘湯の朝に、滝の轟音が響きます
★ 真っ白な雪景色に包まれて、豊富な水量で流れ落ちる滝は、まさに自然の作り上げた芸術。滝のマイナスイオンをたっぷりと浴び、深呼吸をして、自然のパワーを感じたくなります
★ 脚のすねくらいまでの積雪なら、スノーブーツで「延沢銀山遺跡」までトレッキングを楽しむことも可能です。しかし雪が多いと踏み抜きのリスクがあるので、無理をしないように注意してください

宿まで徒歩約5分

チェックアウト後、2スポットめ周辺駐車場まで車約1時間

車を停め、徒歩約5分

SPOT2

白銀の東北を見渡す由緒正しい山岳霊場

宝珠山立石寺（山寺）

五大堂から眺める白く美しい東北

神々しい奥羽山脈の銀嶺

冬も芭蕉の句を思わせる静けさ

蔵王連峰北側の山麓に位置する、平安時代に慈覚大師円仁（じかくだいしえんにん）が開山した古刹。そのロケーションから、通称"山寺"と親しまれている。江戸時代に松尾芭蕉が「閑（しずか）さや岩にしみ入る蝉の声」という名句を読んだ地として有名。

DATA

【住所】山形県山形市山寺4456-1
【TEL】 023-695-2843
【営業時間】入山時間8:00～17:00

土庄雄平のおすすめポイント

★ 山門から境内の中心までは階段を30分弱上がります。冬には凍結するため、足元にはよく注意してください。とても冷えるため、スノーブーツなどを履いていくのがオススメです
★ 五大堂までたどり着くと、そこには白銀の奥羽山脈と、その峰々に抱かれた集落・田畑の雪景色。人の営みと雄大な自然が調和した風景は、息を呑むほどの美しさです
★ 山門と境内をつなぐ道の中腹には、松尾芭蕉が名句を読んだと伝えられる場所も。蝉の声はしない冬ですが、雪道を歩くときにポツポツと出る音が、静寂に沁み込んでいくような、そんな情緒を感じられます

徒歩約5分

SPOT3

山寺参詣後にほっと一息

お休処対面石

山寺の門前にあるお食事処。慈覚大師円仁が山寺を開山するにあたり、この地の支配者と対面した石と伝わる「対面石」が隣接している。そばをはじめ、名物のおやきなどが味わえる。

DATA

【住所】山形県山形市大字山寺4411
【TEL】 023-695-2116
【営業時間】 8:30～17:30
【定休日】不定休
【料金】 1,000円前後

土庄雄平のおすすめポイント

★ 隣接する「対面石」は、山寺開山において欠かせない役割を担った場所。その土地の自然やグルメなどに合わせて、要所要所でしっかりと歴史も知れば、より満足度の高い旅になること間違いなし
★ オススメは山寺名物の「ずんだ餅」。甘さとともに、しっかりとした枝豆の風味が感じられる”ずんだ”が、もちもちのお餅と相性抜群。素朴ながらもクセになる味わいです
★ 雪景色を楽しんでから、田舎の雰囲気が漂うお食事処でほっと一息。この何気ない旅のワンシーンも、冬の東北らしい旅情を高めてくれる瞬間です