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2026/08/05
福井県小浜(おばま)市。美しい海と豊かな歴史に彩られたこの街は、フジテレビ系列の月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」の舞台となったことで、話題の街となっています。私自身もドラマを見ていたので、最終回放送の直後に今回伺うことができ、感慨もひとしお! ただただ1人のファンとして聖地巡礼の旅を楽しむことができました。ドラマに登場した各スポットをスートーリーと併せてご紹介します。
この記事の目次
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小浜の若狭水産高校の生徒たちが10年以上の歳月をかけて「宇宙食サバ缶」を開発したという奇跡の実話をベースにした青春ドラマ。北村匠海さん演じる熱血で不器用な「朝野先生」と、歴代の生徒たちが数々の壁にぶつかりながらも夢のバトンを繋いでいく姿は、多くの視聴者の涙を誘いました。
今回は、ドラマの余韻が今なお色濃く残る小浜市を徹底取材! 実際に訪れたスポットから、今回スケジュール上、どうしても行けなかったファン必見の場所、そして近郊の重要ロケ地までを網羅した「聖地巡礼ロケ地マップ」をお届けします。

現地に行くと観光協会が制作されたロケ地マップの冊子があるので、ぜひ手に取って巡ってみてください。私だけでなく、この冊子を手に持って巡っている観光客の姿をよく見かけました!
ロケ地巡りに出発する前に、まずはドラマの背景にある小浜市の魅力をおさらいしておきましょう。街のバックグラウンドを知ることで、ドラマのシーンがより深く胸に刺さります。
小浜は、かつて皇室や朝廷に献上する食材「御食(みけ)」として海水産物などを納めていた特別な地域です。特に「サバ」は名物で、小浜から都のあった京都へとサバを運んだ道は「鯖街道」と呼ばれています。ドラマのテーマが「サバ缶」なのも、この歴史があってこそなのです。
ドラマの中で、生徒たちが悩んだり、語り合ったりする背景には、いつも美しく広大な海がありました。透明度の高い海と、緑豊かな山々に囲まれた小浜は、どこを切り取っても絵になる風景が広がります。
それでは、編集部が実際に足を運んだ小浜市内の主要ロケ地6選をご紹介します!

マーメイドテラス
■ドラマでの登場シーン
・ 1話で、朝野先生(北村匠海さん)が人魚像を生徒役に見立てて、熱っぽく指導の練習をするコミカルなシーン
・ 5話で、2期生の生徒がドキドキしながら告白の練習をしていた場所
海岸沿いに位置し、夕日をバックに佇む2体の人魚像が印象的なテラスです。優しく微笑むマーメイドは、ドラマの重要シーンだけでなく、小浜市の平和と繁栄を象徴するランドマーク。潮風を感じながら、朝野先生になりきって写真を撮るのがおすすめです。

若狭小浜お魚センター
■ドラマでの登場シーン
・ 3話で、1期生・菅原奈未(出口夏希さん)が、母に「東京でダンスをやりたい」と初めて本音を打ち明ける感動的なシーン。奈未の実家「菅原商店」がある場外市場のモデルです。
威勢のいい声が飛び交う、小浜の食を支える大人気の場外市場。
七輪でお魚を焼いて食べられるスペースもあり、ドラマ同様、地元の人々の活気と温かさに触れられる特別な場所です。
■ドラマでの登場シーン
オバマ大統領の就任を祝う「オバマガールズ」のフラダンサーや、お祝いフィーバーに沸き立つ市民たちが大集合したシーンの撮影地。
小浜の歴史や食文化を体験できるミュージアム。館内を巡れば、ドラマで描かれた「小浜市民の温かさとパワフルさ」の源流を実感することができます。
のりばの光景
■ドラマでの登場シーン
・ 5話で、1期生の寺尾創亮(黒崎煌代さん)からバトンを受け取った2期生の宮井恵(早瀬憩さん)が、夢を繋ぐ覚悟を決めて語り合った帰り道
・ 6話で、生徒たちが本音で激しくぶつかり合う姿を、朝野先生が物陰からハラハラしながら見守っていたシーン
小浜の名勝「蘇洞門(そとも)」へ向かう遊覧船ののりばです。ドラマでは、夕暮れ時のエモーショナルなシーンでたびたび使用されました。海の青さが際立つ、とても心地よい散歩ルートです。
まちの駅・旭座
■ドラマでの登場シーン
・ 1話のクライマックス、1期生が大人たちの前で緊張しながらも堂々とクラゲの豆腐の研究発表を行った会場。
明治時代に建てられた芝居小屋を移築・復原した、国の登録有形文化財。木のぬくもりと歴史が刻まれた舞台の前に立つと、生徒たちのあの緊張と興奮がそのまま蘇ってくるようです。
■ドラマでの登場シーン
・ 朝野先生が、1期生・木村琉空(山下永玖さん)の実家である若狭塗の伝統工芸店「木村工房」を訪ねて、古い街並みを歩くシーン。

風情があり、素敵な通りです
かつて茶屋街として栄えた三丁町(さんちょうまち)は、千本格子やベンガラ格子の古い町家が並ぶ、小浜随一の風情あるエリア。ドラマの静かで真剣な空気がそのまま流れているような、落ち着いた美しい小路です。

夜の雰囲気も素敵です。
今回は取材時間の関係上、残念ながら訪れることができなかったものの、ドラマファンなら絶対に外せない「あの名シーン」のロケ地4選です。
■ドラマでの登場シーン
田所明正(八嶋智人さん)が営むたこ焼き店がある通学路。
■魅力・ポイント
流行に合わせて、たこ焼き、タピオカ、ドーナツと目まぐるしく店が変わるユーモラスな通学路(※お店自体は撮影用のセットで実在しませんが、長閑な港町の雰囲気を味わえます)。
■ドラマでの登場シーン
夕陽をバックにした下校シーン、生徒たちの定番のたまり場。
■魅力・ポイント
ドラマに何度も登場する、ファンにとっての聖地。青春の葛藤や何気ないお喋りを包み込んだ、夕陽がこの上なく美しい砂浜です。
■ドラマでの登場シーン
最終話、大人になった1期生たちが琉空のカフェに集まり、夢を語り合うシーン。
■魅力・ポイント
江戸時代に豪商が建てた迎賓館をリノベーションした、実在するお洒落なカフェ&コワーキングスペース。劇中通りの洗練された温かい空間です。
■ドラマでの登場シーン
3話で、進路に迷い寺尾と衝突した琉空が、ベンチに寝そべって満天の星空を見上げたシーン。
■魅力・ポイント
小浜湾に面した場所にあり、天気が良いと海と山の景観を合わせて楽しむことができる広場となっています。
小浜市のすぐお隣、若狭町と高浜町にも、物語の起点となる重要なロケ地が存在します。
熊川宿
■ドラマでの登場シーン
・ 8話で、4期生の小松崎菜那歌(平澤宏々路さん)と川上寿々(石田莉子さん)が、先輩の寺尾と一緒に、2期生早川樹生(中川翼さん)がアルバイトをしている宿を訪ねる場面
鯖街道の宿場町として栄え、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている「熊川宿(くまがわじゅく)」。流れる水路の音を聞きながら、江戸時代から続く情緒ある街道を歩くことができます。
■ドラマでの登場シーン
・ 1話の冒頭。寺尾の妹・瑠夏が美しい空を見上げていると、海からダイビングを終えた朝野先生が上がってきて出会う、物語の始まりを告げる運命的なシーン
白い砂浜と透き通るような青い海が広がる「鳥居浜(とりいはま)」。この物語のすべての出発点とも言える、ファンなら誰もが胸を熱くする感動のロケ地です。
街を散策していると茶屋街だった雰囲気が今も残るので、江戸時代の面影を感じることができるのですが…….
まるで街全体が当時の撮影所のよう。こんな味わいのある看板を探して歩くのもおおすすめです!
「サバ缶、宇宙へ行く」の聖地巡礼を終えたら、絶対に手に入れたいのが本場のサバ缶とお土産ですよね。ドラマのモデルにもなったこだわりの缶詰や、小浜の海の幸がゲットできるおすすめスポットをご紹介します。
道の駅 若狭おばま
小浜のお土産が何でも揃う観光の拠点。
ここでは、地元・若狭高校の生徒たちが「宇宙食サバ缶」開発の過程で培った技術や思いを受け継ぐ、地元のこだわりサバ缶がズラリと並びます。
味の種類も豊富なので、食べ比べ用のお土産にも最適です。
聖地巡礼でもご紹介したお魚センター。ここでは、プロが選ぶ鮮度抜群のサバを使った特製の醤油干しや、地元の鮮魚店が作った無添加のサバ缶を手に入れることができます。
お土産として持ち帰るだけでなく、その場で味わう新鮮な魚のおいしさも格別です。

ドラマの中で先輩から後輩へと代が変わっても、しっかりと受け継がれていた思いのひとつが、「おいしくないものは宇宙に届けたくない」「まずいものは食べたくない」という妥協なき姿勢。安全性との両立を目指すなかで「粘度(汁の飛散防止のため)」という言葉も大事なキーワードでしたよね。

ドラマファンにぜひ手に取っていただきたいのが「若狭宇宙鯖缶」。宇宙食のサバ缶とまったく同じものではないですが、宇宙で食べることを想定して少し濃い味つけも再現されている一品です。ほぼ同じものを味わえる、ファンにとっては最高のお土産になりますよ。
■小浜市内エリア(マーメイドテラス、旭座、三丁町など)
・ 駅周辺に集まっているため、「レンタサイクル(電動自転車)」がおすすめ! JR小浜駅などで借りることができ、潮風を感じながらロケ地巡りを楽しめます。
■郊外エリア(仏谷、熊川宿、鳥居浜など)
・ 距離があるため、「レンタカーや自家用車」での移動が必須。あらかじめルートを計画しておくとスムーズです。
ロケ地のなかには、民家が隣接する生活道路や、地元の漁師さんがお仕事をされている漁港も含まれています。
• 私有地や立ち入り禁止エリアには絶対に侵入しない。
• 大声で騒いだり、路上駐車で通行の妨げになったりしないよう配慮する。
• 撮影の際は、一般の方が写り込まないように配慮する。
マナーを守って、地元の方からも歓迎される素敵な旅にしましょう。
ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」に登場した風景は、どこを切り取っても小浜の豊かな自然と、歴史、そして地域の人々の優しさにあふれていました。
ただロケ地を眺めるだけでなく、実際においしいサバを味わい、街の人と会話して、同じ潮風を感じることで、朝野先生や生徒たちが駆け抜けた青春の日々が、よりリアルに心に語りかけてくるはずです。
今週末は、サバ缶が繋いだ夢の軌跡と、温かい出会いを求めて、福井・小浜へ旅立ってみませんか?
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福井県では、さらなる観光誘客と県内周遊の促進を目的に、宿泊促進施策「いいとこ、掘りだくさん。」キャンペーンを 2026年6月12日より実施。
本キャンペーンでは、福井県内の対象宿泊施設に宿泊された方を対象に、県内の対象店舗で利用できるデジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」を1人1泊あたり5,000円分進呈しています。物価高騰を背景に日帰り旅行が増加する中、宿泊を伴う旅行の促進と観光消費額の拡大を目的として実施するもので、2027年1月まで複数回に分けて展開予定です。
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参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 ふかい
ライター:ふかい