日岡神社
兵庫県/加古川市
日岡神社
ヒオカジンジャ
永い歴史を有し安産の御利益で知られる古社
兵庫県加古川市にある日岡山の麓に鎮座する「日岡神社」は、730年(天平2年)の創建と伝わる約1300年の歴史を持つ古社。御祭神・天伊佐佐比古命(あめのいささひこのみこと)が播磨稲日大郎姫命(はりまのいなびのおおいらつめのみこと)の安産を祈り、双子の皇子が無事に誕生した伝承から、安産の神として篤い崇敬を集めてきた。旧暦正月の亥の日から巳の日まで神職が社殿にこもり、安産の御神供を奉製する特殊神事「亥巳籠」も受け継がれている。祭りの時期には神輿が境内を巡行し、多くの人でにぎわう。
- 第45代・聖武天皇が在位していた730年(天平2年)9月の丙午の日に創建された。約1300年の歴史を受け継ぐ古社。
- 主祭神・天伊佐佐比古命(あめのいささひこのみこと)は、“四道将軍”のひとり吉備津彦命(きびつひこのみこと)と伝わる。
- 地域でも希少な、“延喜式神名帳”に記載されている神社。江戸時代には武門の崇敬を受け、板倉京都所司代より黒印領を賜った。
宮司
松﨑 正誠
2023年(令和5年)4月に宮司を拝命。伝統を守りつつ地域とのつながりを育み、神社の発展に力を注ぐ。野球などのスポーツを好む人柄で親しまれている。
旅路に刻まれる和の印影
通常頒布される御朱印に加え、正月や夏詣での期間には特別な意匠を凝らした限定御朱印を授与。番号を引いて授かる形式のユニークな「一文字みくじ朱印」も、参拝者の間で高い人気を集めている。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
| 毎月1日 |
月次祭
国家の安寧や皇室の発展、氏子地域の繁栄を祈念する神事。※参列は案内の方のみ |
7:30 |
| 1月1日 | 歳旦祭 | 0:00 |
| 1月3日 | 元始祭 | 12:00 |
| 1月15日 |
恵美須祭
参列は自由。恵美須社前で斎行され、参列の方には福銭が授与される。 |
10:00 |
| 1月15日 |
とんど祭
古札や正月飾りのお焚き上げが行われる。 |
13:00 |
| 2月 3月 |
亥巳籠
旧正月の午の日を過ぎた亥の日から7日間、神職が神社にこもる神事。 |
|
| 6月 第4土曜日〜6月 第4日曜日 |
夏越祭
大祓神事と茅の輪(ちのわ)くぐり神事を行う。 |
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| 10月〜11月 |
七五三参り
七五三を迎えた子どもの健やかな成長を願う祈祷を奉仕。※期間中は毎日受付 |
9:00~16:00 |
| 10月 第2日曜日 |
例祭
前日は宵宮祭を斎行。神輿の御神幸や武者行列を行う。 |
|
| 12月31日 |
年越し大祓
罪や穢れを祓い、清らかに新年を迎えるための神事。 |
16:00 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
安産の神として篤い信仰を受ける古社
730年(天平2年)、奈良時代の第45代・聖武天皇の御代に創建された。主祭神・天伊佐佐比古命(あめのいささひこのみこと)は第7代・孝霊天皇の皇子で、別名を吉備津彦命(きびつひこのみこと)という。第12代・景行天皇の后である播磨稲日大郎姫命(はりまのいなびのおおいらつめのみこと)の懐妊時、以前の出産が難産だったことを案じた天伊佐佐比古命が七日七夜祈願したところ、后は無事に出産を果たした。この故事の伝承が安産の神として約1300年にわたり信仰を集めるゆえんとなり、当社に伝わる特殊神事「亥巳籠」の起源とも伝わる。地域でも希少な“延喜式神名帳”に記載された古社としても知られ、江戸時代には板倉京都所司代より黒印領を賜った。江戸時代には「正一位日向大明神」と称されたが、1874年(明治7年)の郷社列格を機に「日岡神社」へ改称された。
社殿
数々の困難を乗り越えた力強さを携える社殿
かつての本殿は木造瓦葺きの権現造であったが、1578年(天正6年)の兵火により焼失し、その後再建された社殿も1969年(昭和44年)の火災で失われた。現在の社殿は1971年(昭和46年)、地域住民をはじめ多くの人々の協力によって再建されたもの。鉄筋コンクリート造りの銅板葺き、権現造で、現代的な建築技術を用いた堅牢な構造となっている。本殿内には13段の階段があり、御祈祷の際に神職が一歩一歩上がる姿を、参拝者が天を仰ぐように見上げる造りも印象的。岩盤の上に立つ社殿であるため、阪神・淡路大震災の際も大きな影響を受けず、地域の人々の心のよりどころとなった。困難を乗り越えて受け継がれてきた社殿の姿は、神社の文化的な蓄積と歴史の連続性を物語る。
受け継がれる特殊神事「亥巳籠」
社殿にこもりあらゆる願いを紡ぐ特別な神事
旧暦正月の亥の日から巳の日まで執り行われる特殊神事「亥巳籠(いみごもり)」は、一般に“おいごもり”“おこもり”と呼ばれ親しまれている。期間中は神職が社殿にこもり、安産の御神供を奉製するとともに、氏子をはじめ地域住民の平和と繁栄を祈念。奉製された御神供は、御祈祷を受けた参拝者へ授与される。神殿は榊(さかき)で覆い、注連縄(しめなわ)が巡らされているほか、柱に鈴が結わえられ、一切の音を慎む厳粛な習わしが受け継がれてきた。かつては氏子地域でも騒音を立てることや刃物の使用が禁じられ、戸の開け閉めの音にも気を配ったという。現在では当日の朝に“お許しの御神供”をいただくことで日常生活を送ることが許されている。期間の終わりに当たる“平明けの日”の午の日には、祷人(とうにん)の役目を新旧で引き継ぐ「祷渡し」と「的射の神事」が斎行される。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。
穢れを祓う夏詣での涼風
無病息災祈る静かな境内
年に一度の特別な祭り
熱く担がれる神輿の音
新しき年の始まりを祝う
感謝と祈りを捧げる冬
- 住所
- 兵庫県加古川市加古川町大野1755
- アクセス
- 車:国道2号線加古川バイパスより約10分
電車:JR加古川線日岡駅より徒歩約4分 - 公式HP
- https://www.hiokajinja.jp/
- TEL
- 079-422-7646旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 079-422-7680
- 営業時間
- 9:00~16:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 参拝無料
- 駐車場
- 150台
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