【静岡】ひんやりスポットから浜松の歴史・文化を知る。地元在住ライターおすすめの夏旅

静岡県

2024.07.07

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【静岡】ひんやりスポットから浜松の歴史・文化を知る。地元在住ライターおすすめの夏旅

浜松市といえば、うなぎパイ、浜名湖、浜松餃子……いろいろありますが、新幹線や車で通過してしまう人の方が多いのではないでしょうか。今回は、浜松で生まれ育った旅色LIKESライター・さっかが暑い夏でも涼しく過ごすをテーマに、おすすめスポットをご紹介します。この夏はぜひ、浜松を目的地に涼しく快適なお出かけをしてみませんか?

目次

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涼しい室内で海外気分⁉ 国内唯一の公立楽器博物館「浜松市楽器博物館」

地元認知No.1! 和洋菓子店「たこまん」のひんやりスイーツ

年中18℃の快適な地底世界「竜ヶ岩洞」

おわりに

涼しい室内で海外気分⁉ 国内唯一の公立楽器博物館「浜松市楽器博物館」

浜松駅

浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」をバックに週末には演奏が行われます。

浜松市は“音楽の都”です。ヤマハ、カワイ、ローランドといった世界的に有名な楽器メーカーの本社が集積していることが理由のひとつ。小学生のころクラスの半数近くがピアノを習っていて、私自身も、ヤマハ音楽教室で10年間お世話になりました。浜松では冬になると、「遠州(えんしゅう)のからっ風」という自転車が前に進めなくなるほどの乾いた強風が吹きますが、こうした気候が楽器づくりには合うのだそう。そんな浜松にある「浜松市楽器博物館」。日本で唯一の公立楽器博物館です。館内には世界中から集められた約3,300点もの実物の楽器資料があります。涼しい館内で世界各国の楽器について学んでみましょう。

浜松市楽器博物館

彫刻が華やか。

アジアのコーナーには「ジャワのガムラン」。宮廷儀式などに用いられる青銅製の打楽器で、十数人から二十数人で演奏されます。設置されたモニターで演奏の様子が見られますが、生の迫力はすごいんだろうな……。

浜松市楽器博物館

韓国の楽器には至る所に動物がデザインされています。それぞれに意味があるのだそう。

浜松市楽器博物館

獅子(しし)の表情、ちょっとあざとすぎませんか(笑)?知恵、力強さを象徴しているのだそう。

韓国の楽器は色使いも動物の表情も、女子が見惚れるほどのかわいらしさ! これらの楽器を見て、韓国がとても気になってきました。

浜松市楽器博物館

キューバの楽器「キハーダ」」。

浜松市楽器博物館

グアテマラの楽器「アヨトール」。

動物の骨や亀の甲羅にも楽器名がついていて、なかには「これも楽器なのか?」と驚かされるものもあります。

浜松市楽器博物館

1925年にパリでつくられた、二重奏用のピアノ。

1日に数回、ギャラリートークがあり、楽器についての説明とともに展示された楽器の演奏があります! 私は1925年にパリでつくられた、二重奏用のピアノの演奏が聴けました。2人のスタッフが目の前で演奏してくれたのですが、連弾とは比べられないくらい厚い音の波に飲まれ、泣きそうになってしまうほど。音楽の都に生まれてきてよかったです。ホームページの開催時間を確認してぜひ行ってみてください。

浜松市楽器博物館
浜松市楽器博物館
浜松市楽器博物館

鍵盤楽器からちょっと変わった楽器まで、音を出して演奏してみることができる体験コーナーも人気! だれもが夢中で演奏し、自由な音であふれる楽しい場所です。

◆浜松市楽器博物館
住所:静岡県浜松市中央区中央3-9-1
電話:053-451-1128
開館時間:9:30~17:00
休館日:第2・4水曜日・年末年始・施設点検等の日
観覧料:大人800円、高校生400円、中学生以下無料
アクセス :JR浜松駅北口より徒歩約10分

「浜松市楽器博物館」公式HPはこちらから

地元認知No.1! 和洋菓子店「たこまん」のひんやりスイーツ

たこまん

浜松のお菓子といえば、「春華堂のうなぎパイ」やパン屋から始まった「 治一郎のバウムクーヘン」などありますが、地元の人がまず思い浮かべるのは「たこまん」です。本店は県西部の菊川市で、浜松にも多くの店舗があります。ちょっとした手土産、誕生日などのお祝い、自分へのご褒美にわざわざ車を走らせてでも買いに行きたいお店です。

たこまん
たこまん

ソースはみたらし団子のソースより固めで、持ち上げても落ちない!

看板メニューは「あまから団子」、老若男女に愛される商品です。近くの掛川市でつくられた「遠州栄醤油」を使用したみたらしタレは、甘さの中に醤油らしいしょっぱさがあります。冷蔵で販売されていて暑い時期におすすめ。やや硬めのみたらしソースでひんやり感が口いっぱいに広がります。

たこまん

定番の「大砂丘チーズクリーム」。

冷蔵の生大砂丘チーズクリーム。

ほかにも、ブッセ「大砂丘」も人気。期間限定の味なども販売されますが、定番はチーズクリーム味です。ふわっと軽く口に入れると簡単に崩れていく生地と、塩気がきいたチーズクリームが濃厚で、生地とよくマッチします。冷蔵の「生大砂丘」もあるので、暑い日はこちらがいいかもしれませんね。普通の大砂丘より生地がやわらかくなめらかな気がしました。

「たこまん」公式HPはこちら

年中18℃の快適な地底世界「竜ヶ岩洞」

竜ヶ岩洞

「竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)」という鍾乳洞は、年平均約18℃。どんなに暑い日もひんやり快適です。さらに最大落差約30メートルと、地底の滝としては日本最大級の「黄金の大滝」も。轟音を立てて上から降り注ぐ様子を間近で見ることができ、手をのばせば届きそうです。天然のシャワーで気持ちよく濡れ、鍾乳洞を出るころには「あれ、ちょっと寒いかも⁉ 」というほど。最高にひんやりできました。滝の周辺はスペースが狭く「写真はご遠慮ください」の表示があったので、迫力はぜひ現地で確かめてみてください。

竜ヶ岩洞
竜ヶ岩洞

狭いスペースなので譲り合って。

竜ヶ岩洞は、約2億5000万年前の地層といわれる「秩父古生層」にあります。長い年月をかけて自然がつくり出した美しい鍾乳石の数々に目を奪われること間違いなしです。見どころは「鳳凰の間」、人の手ではつくり出せない美しい形の鍾乳石。これが人間の一生よりもはるかに長い時間の中でつくりだされました。中は、2~3人入ったらいっぱいの空間です。手が届く範囲に鍾乳石がありますが、一度壊れてしまうと決してもとには戻せません。譲り合って順番に見学しましょう。

竜ヶ岩洞

確かにヘチマっぽい。

竜ヶ岩洞

歯が抜け気味のワニにも見える?

鍾乳石の中をよ~くみていると、それぞれ個性的な形が何かに見えてくることも。想像力豊かに考えてみてください。

鍾乳洞気分を感じられる店内のパネル前で。

鍾乳洞から出たら、併設された売店「マテリア」のアイスクリームを。地元産の牛乳やフルーツを使ったアイスクリーム。甘さは控えめで、素材の味を生かしています。「静岡県のバスガイドさんが選ぶ、アイスクリームNo.1」にも選ばれたそうです。

◆竜ヶ岩洞
住所:静岡県浜松市浜名区引佐町田畑193
電話:053-543-0108
営業時間:9:00 ~17:00
定休日:なし
見学料金:大人1,000円、小中学生600円
アクセス:新東名高速道路 浜松いなさI.Cより車で約10分、「三ヶ日I.C」より車で約30分
駐車場:500台(無料)

「竜ヶ岩洞」公式HPはこちら

おわりに

浜松駅

浜松駅北ロータリーを望む

いかがでしたでしょうか。梅雨時期の今もすでに暑いですが、梅雨が明けたら夏本番! 東海地方では例年7月中旬には梅雨が明け、気温がどんどん上がっていきます。暑い夏も涼しいスポットで快適に楽しむお出かけに、ぜひ静岡県浜松市はいかがでしょう?

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#浜松市 #穴場 #静岡県 #夏のおすすめ #体験レポート

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