【旅色特別企画】台湾東部・花東を旅して、5日間で映像に。国際観光映像制作コンテスト「台湾の東 23.5°N」
まだ知らない台湾東部・花東を、自分だけの視点で一本の映像に。花蓮・台東を舞台に、世界のクリエイターが5日間で映像制作に挑む「台湾の東 23.5°N:5日間で挑む国際観光映像制作コンテスト」が開催されます。心を動かす風景や文化、人との出会いなど、この地の魅力も紐解きます。
目次
北緯23.5度を越えて。台湾東部で出会う、もうひとつの旅
「台湾旅行」と聞いて、まず思い浮かぶのは、台北のにぎやかな街並みや夜市の風景かもしれません。けれど、台北から鉄道で最速約2時間。国内線なら50分ほどで、太平洋を望む台湾東部へたどり着くことができます。
山々と海に囲まれた花蓮(ホワリエン)と台東(タイトン)。この2つの地域は、合わせて「花東(ファートン)」と呼ばれています。そこに広がっているのは、どこか懐かしさを感じる田園風景や、太平洋へと続く雄大な海岸線。土地に根付いた文化や、人々の穏やかな暮らしも、この地域ならではの魅力です。風に揺れる稲穂を眺めながら自転車を走らせたり、小さな集落を歩いたり、温泉で旅の疲れを癒やしたり。都会の喧騒から少し離れ、時間の流れがゆっくりと感じられる花東には、旅人の心に残る風景がたくさんあります。
そして、この土地を訪れたときに感じるものを、写真や映像に残してみたくなる。そんな気持ちにさせてくれるのも、花東の魅力なのかもしれません。
4つの視点から旅する、花東の風景と暮らし
1.田園と海、大地のリズムを感じる
池上(チーシャン)の伯朗大道(ブラウンロード)を自転車で走ると、視界いっぱいに田園風景が広がります。季節によって表情を変える稲田は、風が吹くたびにゆっくりと揺れ、まるで黄金色の波のよう。
壽豐(ショウフォン)にある湖・鯉魚潭(リーユータン)では、湖を囲む散策路を歩きながら、水面に映る山々を眺めることができます。
さらに豊濱(フォンビン)の景勝地・石梯坪(シーティーピン)では、風と波に削られた独特の岩石地形や、波の作用によって岩盤に生まれた円形のくぼみ「甌穴(ポットホール)」が見られます。潮風を受け、波の音に耳を傾けながら歩いていると、普段の生活では忘れていた時間の流れを思い出させてくれます。
2.花東の温泉と食。五感で楽しむ土地の恵み
旅の途中で少し疲れたら、瑞穂(ルイシュイ)の温泉へ。鉄分を含み、空気に触れると淡い黄色に変化する「黄金の湯」に身をゆだね、旅の疲れをほどきます。
舞鶴(ウーフー)台地では、花東を代表する「蜜香紅茶」を一服。果実や蜜を思わせる甘い香りが特徴で、花東の風土を映す一杯です。
そして、旅の楽しみといえば、やっぱり食。地元で採れた食材を使った料理や、先住民族の文化に根付いた食の体験など、花東にはその土地でしか味わえないものがあります。食事を囲みながら地元の人と会話を交わす時間もまた、旅の大切な思い出になりそうです。
3.アートと手仕事。地域の未来をつくる人々
花東では、土地の素材を生かしたアートや手仕事にも出会えます。富里では、収穫後の稲わらが、地域の人々の手によって大型のアート作品へと姿を変えた「藁アート」が見られます。各地の集落では竹や藤などを使った工芸が受け継がれています。
伝統的な技術を守りながら、現代の暮らしや表現へとつなげていく人々の営みも、花東の風景を形づくる大切な一部です。
4.多様な文化と、そこに暮らす人々の物語
花東縦谷(ツォングー)の集落へ歩みを進めれば、台湾原住民族の食文化や暮らしの知恵に触れる体験もあります。台湾東部で最も保存状態の良い日本統治時代の寺院史跡「吉安慶修院」を訪れれば、端正な木造建築と静謐な庭園のなかに、積み重なってきた土地の歴史が息づいています。
地域によっては山林の狩猟道を歩き、伝統的な狩猟技術や集落に受け継がれてきた物語に触れる体験も。異なる文化と暮らしが重なり合うことも、花東を旅する魅力のひとつです。
クリエイターへ贈る、5日間の映像制作の旅
花東を歩いていると、「この景色を映像に残したい」と思う瞬間がきっとあります。
朝の光に照らされる田園風景。
太平洋から吹く風。
地域の人との何気ない会話。
その土地でしか出会えない風景や時間を、自分だけの視点で切り取ってみたら、どんな作品になるのでしょうか。
今回『旅色』が紹介するのは、そんなクリエイターの感性を映像作品にする「East of Taiwan 23.5°N 国際映像制作コンテスト」。日本をはじめ世界のクリエイターを対象に、台湾東部・花東を舞台とした5日間の映像制作に挑戦する企画です。5日間という時間だからこそ生まれる偶然の出会いや、その瞬間にしか撮れない風景。花東で感じたことを、あなたならどんな映像にしますか?
作品づくりに集中できる、充実した現地サポート
選考通過チームの現地滞在費は全額主催者が負担
一次審査を通過したチームを対象に、コンテスト期間中の宿泊費、食事代、現地交通費は主催者が全額負担いたします。日本〜台湾間の往復航空券をご用意いただくだけで、現地での滞在費用を気にすることなく、映像制作に心ゆくまで集中できる充実したサポート環境をご用意しています。
専用車と中日バイリンガルガイドが同行
現地での移動サポートに加え、車両にはバイリンガルガイドが同乗します。移動だけでなく、現地でのコミュニケーションや撮影に関するサポートも受けられるため、初めて花東を訪れるクリエイターも安心して制作に取り組めます。
自分たちで考えたルートで花東を巡る
撮影ルートは、参加者自身が企画。事前に提出した撮影計画書や「絵コンテ脚本概要」をもとに、花蓮・台東のどこを訪れ、何を撮影するのかを考えます。自分たちの視点で、まだ知られていない花東の表情を探しに行く。決められた答えがないことも、この5日間の映像制作ならではです。
応募概要
※詳細な応募条件、審査基準、賞金・規約などについては、公式サイトをご確認ください。
コンテスト名:
East of Taiwan 23.5°N 国際映像制作コンテスト
応募締切:
2026年12月31日(木)
参加条件:
世界各地のクリエイターが対象。1チーム最大4名※日本~台湾間の往復航空券代は自己負担となります。
現地サポート:
宿泊費、食事代、現地交通費を主催者が負担。専用車・ドライバー、中日バイリンガルガイドによるサポートあり。













