
2026/09/15
今回、旅色編集部が2泊3日で滞在したのは、ニセコアンヌプリの麓に佇む「ヒルトンニセコビレッジ」。大きな窓から望む羊蹄山、多国籍の料理が並ぶビュッフェ、広々とした天然温泉、さらに、世界各国から訪れるゲストを迎える懐の深いおもてなしにも、リゾートならではのスケールの大きさを感じられました。今回は、実際に泊まったからこそ感じた“ここがスケール大!”な魅力をご紹介します。
ヒルトンニセコビレッジ
この記事の目次
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ホテルに到着し、まず圧倒されたのが重厚感のあるロビーです。
天井が高く、中央には暖炉、その周囲には赤を基調としたソファーが並びます。やわらかな間接照明に包まれた空間は、大型リゾートホテルらしい堂々とした雰囲気がありながら、不思議と温かみも感じられました。
ロビーにはバー&ラウンジ「ザ・フレイム」もあり、コーヒーや軽食、スイーツ、ドリンクを愉しみながらゆっくり過ごせます。暖炉を囲むソファーで寛げるので、昼間の待ち合わせやひと休みはもちろん、時間帯によっては一日の終わりにドリンクを片手に余韻を愉しむのもよさそう。
高い天井や大きな暖炉だけでなく、思い思いにくつろ寛げる余白までたっぷり。到着した瞬間から、このホテルならではのスケールの大きさを実感しました。
今回宿泊したのは、キングベッドを備えた客室。
スーツケースを広げても窮屈さを感じにくく、荷物が多くなりがちな連泊でもゆとりをもって過ごせました。室内には壁に沿ってデスクが設けられていて、PCを開いたり、ちょっとした作業をしたりするのにも便利。Hilton Honors会員なら、ウェルカムフルーツや北海道のお菓子、果実酒、コーヒーなどの特典も用意されていて、細やかなおもてなしに心が躍ります。要望に応じて記念日やお誕生日、お子様向けなどのお祝いでお部屋にサプライズをご用意していただけるということで、大切な日の滞在先として非常に魅力を感じました。
そして窓の向こうには、雄大な羊蹄山。
ガラス越しでも十分に美しい景色ですが、反射が少しもったいなく感じたので、窓を開けてその景色をパシャリ。目の前いっぱいに広がる山の存在感は圧巻で、部屋にいながらこの眺望を愉しめる時間が、ニセコまで旅をしてきた実感を一層深めてくれます。
朝の身支度に便利なパウダールーム

客室で特に使いやすかったのが、独立して設けられた洗面台。大きな鏡があり、朝の身支度にも便利でした。アメニティもひと通り揃っていて、なかでもハンドソープは手を洗った瞬間にふわっと心地良い香りが広がり、思わず「これ、いい香りだね」と話したほどです。こうした毎日使うアイテムまで滞在の記憶に残るのも、ホテルステイの愉しさだと感じました。

少し大きめなので、小さめサイズを希望の場合はフロントへ
客室に用意されていた浴衣に着替えると、一気にリラックスモードに。身長155cmの編集部員がMサイズを着用すると、裾は足元近くまでくるゆったりとした丈感でした。
洋室を中心としたインターナショナルホテルでありながら、浴衣姿で温泉へ向かえるのも、日本のリゾートならではの趣を感じます。
滞在中には、ほかのタイプの客室も見学させてもらいました。
こちらは、各フロアのコーナーに位置し、2面に続く大きな窓が特徴の「デラックスパノラマルーム」。
窓いっぱいにニセコの景色が広がり、室内にいながら自然との距離がぐっと近く感じられます。「次に来るなら、景色を基準に部屋を選ぶのもいい」。客室そのものだけでなく、窓の外に広がる大自然まで滞在の一部になるようなスケール感が印象に残りました。
もうひとつ見学させてもらったのが、愛犬と泊まれる客室です。
「ヒルトンニセコビレッジ」にはドッグフレンドリープランがあり、対象客室には愛犬用のベッドやトイレ、水・食事用のボウルなどが用意されています。ニセコビレッジ内にはドッグランもあり、大自然のなかで愛犬との時間を愉しめるのも魅力です。
愛犬との旅行では、泊まれる場所や過ごし方が限定されがち。
自然豊かなニセコを一緒に愉しみ、そのまま同じホテルで休めるという選択肢は、愛犬家にとって嬉しいポイントでしょう。カップルや家族、ひとり旅だけでなく、愛犬との旅にも寄り添ってくれる。滞在スタイルの幅広さも、このホテルの懐の大きさを感じるポイントです。
夕食は2階のバー&グリル「メルト」へ。
夜の店内は照明が程良く落とされ、落ち着いた雰囲気。ビュッフェレストランの気軽さがありながら、どこか上品で、記念日などの特別な日にも利用したくなる空間です。
ビュッフェ台へ向かうと、その種類の多さにまず驚きました。なかでも印象に残ったのが、種類豊富なカレー。スタッフの方によると、それぞれの料理にゆかりのある国・地域出身のシェフが腕を振るうものもあり、本格的な味を大切にしながら、日本人にも親しみやすいよう仕上げているそうです。スパイスの香りや味の違いを愉しみながら、少しずつ食べ比べるのもビュッフェならでは。
海外から訪れるゲストも多いため、天ぷらや寿司など日本らしい料理も並び、ひとつのレストランにいながら世界各国と日本の味を行き来できます。さらに別注メニューには、北海道産牛サーロインや北海道産和牛、蝦夷アワビと北海道産ホタテ、オホーツク産タラバガニ、ラムなどのグリル料理も。“何を食べよう”と迷ってしまうほど、食の選択肢もスケールが大きいこのホテル。
食後には「Dilmah(ディルマ)」の紅茶をいただきました。
茶葉ごとに適した抽出時間がわかるよう、カラフルな砂時計が用意されているのもなんともお洒落。香りのいい紅茶を片手にゆっくり過ごす時間まで含めて、満足感のあるディナーとなりました。
翌朝、朝食も「メルト」でいただきました。
前夜はダウンライトに包まれたシックな印象だったのに、朝になると雰囲気が一変します。大きな窓から自然光が入り、店内は明るく開放的。同じレストランとは思えないほど表情が変わり、朝のすがすがしいニセコによく似合う空間になっていました。
料理は和食を中心に、ご飯、納豆、卵などをセレクト。
特に卵は黄身の鮮やかな黄色が目を引き、口にするとコクがあり、シンプルだからこそ素材の美味しさをしっかり感じられました。さらに、ひつまぶしも用意されていて、朝から少し贅沢な気分に。ダシや薬味と合わせながら味の変化を愉しめるのも嬉しく、つい箸が進みました。そのほかにも、パンやスープなどが並び、和食も洋食も好みに合わせて自由に選べます。その日の気分で好きなものを組み合わせられるのも、朝食ビュッフェならではの愉しさです。

羊蹄山を望む露天風呂でリフレッシュ
ホテルで何度でも入りたくなったのが、天然温泉です。大浴場はゆったりとした造りで、外には大きな露天風呂も。露天風呂は池に隣接しており、天気が良ければ、正面には雄大な羊蹄山を望むことができます。
広い空、大きな山、ゆったりとした露天風呂。ここでもニセコらしいスケール感を存分に味わえます。冬の雪景色はもちろん、新緑や紅葉の季節もきっと気持ちがいいはず。季節を変えて何度も訪れたくなる温泉です。

森ARANYA SPA
アクティビティが充実するニセコだからこそ、ぜひ体験してほしいと感じたのが「アランヤ・スパ」です。中へ入ると、木やアースカラーを基調としたやわらかな空間が広がり、ホテルのにぎわいとは異なる静かな時間が流れています。施術前には、丁寧なカウンセリングをしていただき、用意された2種類のアロマから好みの香りを選びます。
アランヤ・スパを運営するThe Yuki Groupは、ウェルネススパの技術とスポーツサイエンスの知識を融合したサービスを展開しています。
館内のメニューには、アロマオイルマッサージ、ホットストーンマッサージ、ディープティシューマッサージなどが並び、季節限定で「ゴルファー向けマッサージ&ダイナミックストレッチ」といった、ニセコらしいメニューも用意されていました。
今回編集部が体験したのは、背面を中心に全身へアプローチする施術。
印象的だったのが、ただ筋肉をもみほぐしていくだけでなく、セラピストに体を預けながら、ストレッチするように体を伸ばしていく動きが取り入れられていたことです。自分ひとりでストレッチするときとは違う角度へゆっくり体が伸びていく感覚が心地良く、しっかりとした手技でありながら、ウッディなアロマの香りも相まって気持ちは次第に穏やかに。施術を終えたあとには、体がすっきりと軽くなっていました。ゴルフやサイクリング、冬ならスキーやスノーボードなど、体を思いきり動かした日の最後に、こうした時間を取り入れるのもニセコ滞在らしい過ごし方だと感じます。思いきり遊べるだけでなく、その後の“休む時間”まで選択肢が豊富。過ごし方そのもののスケールが大きいのです。
ホテルの外へ少し出てみたいときは、歩いてすぐの「NISEKO-YO」へ。
ニセコビレッジ内にあるダイニング&ショッピングエリアで、散歩感覚で立ち寄ることができます。ラーメンダイニングや焼肉、デリ、上海料理、北海道の食材を生かした料理を愉しめるレストランなどがあり、滞在中の食事の選択肢をさらに広げてくれます。アウトドアショップなどもあり、食事だけでなくショッピングを楽しめるのも魅力。ホテルの中だけで完結するのではなく、歩いてすぐの場所にも愉しみが広がっている。ニセコビレッジ全体をひとつのリゾートとして愉しめるのも、この滞在ならではです。※夏季休業のお店もあるため、事前にご確認ください。
館内にも売店があり、滞在中のちょっとした買い物に便利です。店内にはドリンクやお菓子、軽食などに加え、北海道らしいお土産も並びます。「部屋でもう少し何か食べたい」「飲み物を買っておきたい」といったときに、ホテルの外へ出ずに立ち寄れるのが嬉しいところ。取材時は夜22時まで営業していたため、夕食後や温泉のあとなど、遅めの時間でも利用しやすく感じました。

またここに帰って来たいと思える場所
今回の旅は2泊3日。
朝からアクティブに出かけてもいいし、疲れた日は温泉やスパを中心にゆっくり過ごしてもいい。
その日の体調や気分に合わせて、自由に予定を組み立てられることが心地よく感じられました。
ヒルトンニセコビレッジは、「観光するために泊まる」だけではなく、ホテルを拠点にニセコそのものを味わう場所。食べて、遊んで、温泉に浸かって、スパで癒やされる。ニセコの魅力を存分に感じた2泊3日となりました。
新千歳空港からは、車やバス、JRなどでアクセスできます。車なら北海道らしい景色を楽しみながらニセコへ向かうことができ、道中では牧場の牛を目にすることも。鹿が道路付近に現れることもあるので、車で訪れる際は注意しながらドライブを楽しんで。これから始まる“スケール大”なニセコ旅に期待を膨らませながら、ぜひ向かってみてください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修: 旅色編集部
ライター:にしの