【宿泊レポ】札幌の街をもっと好きになる!新規開業「ハイアット セントリック 札幌」で北海道の魅力を再発見
ニシノニシノ

北海道

1人 / 30代 / 訪れた時期:10月

2026/11/02

【宿泊レポ】札幌の街をもっと好きになる!新規開業「ハイアット セントリック 札幌」で北海道の魅力を再発見

2026年10月3日、札幌の中心部に「ハイアット セントリック 札幌」が開業しました。北海道の歴史や文化を取り入れた個性的なデザイン、札幌の街並みを一望する客室、道産食材を活かしたレストランなど、気になる魅力がいっぱい。さらに、ホテルを拠点に街を探索するという、旅の好奇心をくすぐるコンセプトも特徴です。今回は、開業間もないホテルに旅色編集部が宿泊。実際に体験してわかった、館内の見どころや客室の快適さ、北海道ならではの食体験を詳しくレポートします!

札幌の中心に誕生! 街を楽しむ旅の拠点「ハイアット セントリック 札幌」

JR札幌駅と地下鉄大通駅の間で抜群のアクセス

札幌駅から徒歩圏内! 観光にも便利なロケーション

2026年10月3日、札幌に誕生した「ハイアット セントリック 札幌」。JR札幌駅から徒歩約10分、地下歩道にも直結する「アーバンネット札幌リンクタワー」の1階と17~26階に位置するホテルです。
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)や大通公園にも近く、観光はもちろん、グルメやショッピングを楽しむ拠点としても便利。高層階からは札幌の街並みが広がり、都会にいながら北海道らしい開放感を味わえます。
「ハイアット セントリック」は、ホテルを拠点に、その土地ならではの魅力を発見する旅を提案するブランド。旅先での新しい出会いや体験を大切にしたい方にぴったりのホテルです。

旅の好奇心をくすぐる「探検家の邸宅」というコンセプト

このホテルを訪れるなら、ぜひ知っておきたいのが「探検家の邸宅」というデザインコンセプト。かつて蝦夷地を探索し、「北海道」の名付け親として知られる松浦武四郎が、もし現代に邸宅を構えたら……という発想から生まれました。
北海道の歴史や文化を随所に取り入れた館内には、探検家の遊び心や好奇心を感じさせる工夫がいっぱい。ホテルに足を踏み入れた瞬間から、新しい発見に出合える空間が広がっています。

館内を歩くだけでも楽しい! 北海道の歴史と遊び心を感じる空間

エレベーター内には蹄鉄を使ったアートが飾られていました

馬具のモチーフが特徴的なバー空間

壁には札幌軟石が使われています

エレベーター内には蹄鉄を使ったアートが飾られていました

馬具のモチーフが特徴的なバー空間

壁には札幌軟石が使われています

蹄鉄や馬具に注目! 探検家の邸宅を彩るデザイン

「探検家の邸宅」というコンセプトは、エレベーターやバーのデザインにも表れています。
エントランスからロビーへ向かうエレベーターの壁には、馬の蹄鉄をハマナスの花のように組み合わせた装飾が。探検家が馬に乗って邸宅へ帰ってきた様子をイメージしたものだそう。館内には馬具を思わせるモチーフやレザーが取り入れられています。また、壁面には北海道で採れる札幌軟石が使われ、素材からもこの土地の歴史を感じられます。
スタッフの方に説明を聞きながら見て回ると、「こんなところにも意味があったんだ!」という発見の連続でした。

エントランスから客室まで、各所に散りばめられたアート

館内を歩いていると、思わず足を止めたくなるユニークなアートに出合います。
エントランスには、100年以上前の札幌中心部の古地図をモチーフにしたアートマップが。金物でつくられた作品で、中心に位置するゴールドの部分はホテルを表し、周辺には赤れんが庁舎を思わせるモチーフなどが散りばめられています。

客室へ向かうエレベーター前には温かみを感じるアートを展示

よく見ると羊毛がたくさん使われています

各階では木のアートがお出迎え

客室へ向かうエレベーター前には温かみを感じるアートを展示

よく見ると羊毛がたくさん使われています

各階では木のアートがお出迎え

そして、エレベーター周辺のアートにも注目。エントランスでは金物を使った作品が迎えてくれますが、客室フロアへ進むにつれて、ウールや木材など温かみのある素材へと変化していきます。
各階には異なるアートが設けられており、26階には日高山脈をモチーフにした作品も。国内のアーティストによる個性豊かな作品が、館内を彩ります。

客室のドアの前には、松浦武四郎が手がけた『蝦夷漫画』の図版を採用した部屋番号が。『蝦夷漫画』は、武四郎が蝦夷地を旅するなかで見聞きした人々の暮らしや自然、地理などを描いた記録です。部屋番号にはその世界観が取り入れられ、隣の客室へと絵柄がつながる仕掛けも。思わず廊下を歩いて確かめたくなります。

高さ約9mの吹き抜けと古材が印象的なラウンジ

17階にあるラウンジは、ホテルを象徴する空間の一つ。大きな窓の向こうには札幌の街並みが広がり、天井の高さは約9m。開放的な空間の中央には、炎の揺らめきが印象的なファイヤーピットが設けられています。

宿泊者以外でも自由に利用できるロビーラウンジ

古材とオレンジのライトが温もりを演出

ファイヤーピットの炎が揺らめく幻想的な雰囲気

宿泊者以外でも自由に利用できるロビーラウンジ

古材とオレンジのライトが温もりを演出

ファイヤーピットの炎が揺らめく幻想的な雰囲気

なかでも目を引くのが、天井を横切るダイナミックな古材の梁。館内には約700本もの古材が使われているそうで、歴史を感じる木材が空間に温かみを添えています。古材には炭を重ねて塗るなど、質感を活かすための工夫も。重厚な木材とモダンな照明、スタイリッシュなソファが不思議なほどよくなじんでいます。揺らめく炎と街の景色を同時に楽しめる、贅沢な空間です。

札幌の景色を独り占め! デザインと快適さを兼ね備えた客室

床から天井まで届く大きな窓

お部屋から見た夜の景色

床から天井まで届く大きな窓

お部屋から見た夜の景色

古材とモダンな家具が調和する開放的な客室

客室はスイート9室を含む全216室。今回は、36平米の「キング」に宿泊しました。
部屋に入ると、大きな窓から札幌の街並みが目に飛び込んできます。今回のお部屋はすすきの方面の眺望が広がり、夜になると街の明かりがきらめき、ライトアップされた観覧車も見えました。
室内は木の温もりを感じる落ち着いたデザイン。古材の梁に沿って設けられた間接照明がいいアクセントになっていて、現代的な家具との組み合わせがおしゃれです。

近くで見ると、ロゴやイラストが見えます

ベッド上の壁を飾るアートは、なんと米袋と新聞を使ったもの。説明を聞かなければ気づかないほど洗練されていて、ここにも北海道の文化と現代の感性が融合しています。

ふかふかのスリッパや着心地のいいパジャマなど、嬉しい設備・アメニティ

上下セパレートタイプで、着心地の良いパジャマ

ふわふわのスリッパ

スウェット生地でお家のようにリラックスできました

上下セパレートタイプで、着心地の良いパジャマ

ふわふわのスリッパ

スウェット生地でお家のようにリラックスできました

実際に泊まってみて、特に嬉しかったのが客室の細かな心配りです。
パジャマは、落ち着いたグレーの上下セパレートタイプ。さらりと着られるデザインで、室内でもリラックスして過ごせました。ふかふかのスリッパも用意され、客室で過ごす時間がちょっと贅沢になります。さらに気に入ったのが、上から羽織れるガウン。スウェットのような柔らかな生地で、肌触りがよく、思わずずっと着ていたくなる心地よさです。
アメニティは歯ブラシなどの基本的なアイテムに加え、ボディクリームが用意されているのは個人的に珍しく感じ、乾燥が気になる季節にも嬉しいポイントだと思いました。また、客室にはライト付きの拡大鏡も備えられています。メイクやスキンケアの際に顔まわりを明るく照らせるので、女性には特に嬉しい設備です。

ガラス張りのお風呂に驚き! 快適に過ごせるバスルーム

バスルームは、グレー系の石材を使った高級感のあるデザイン。洗面台も広々としていて、身支度がしやすいのが魅力です。
お風呂はガラス張りで、海外のホテルのような開放的な雰囲気。最初は「ちょっと恥ずかしいかも?」と思いましたが、実は可動式の間仕切りが設けられているんです!

大きな鏡で身支度の時間も特別なひとときに

可動式の扉があり、ベットルームと完全に仕切ることができます

大きな鏡で身支度の時間も特別なひとときに

可動式の扉があり、ベットルームと完全に仕切ることができます

必要に応じて目隠しができるため、一緒に泊まる人とのプライバシーにも配慮されています。おしゃれなデザインと使いやすさを両立しているところに驚きました。バスタブに加えて洗い場とレインシャワーもあり、トイレは独立タイプ。海外風のスタイリッシュな空間でありながら、日本人にとって馴染みのある入浴スタイルで過ごせるのも嬉しいところです。

さらに贅沢な滞在を叶える他タイプの客室もチェック

「デラックスツイン」

「コーナースイート ツイン」

「コーナースイート ツイン」のベッドルーム

「デラックスツイン」

「コーナースイート ツイン」

「コーナースイート ツイン」のベッドルーム

今回は宿泊したキングルームのほかに、デラックスツインやスイートルームも見学させていただきました。
「デラックスツイン」は43平米のゆとりある角部屋。大きな窓から札幌の街並みを望むことができ、二人での滞在にもおすすめです。「コーナースイート ツイン」は80平米の広々とした客室。二面の窓から札幌の景色を眺められる開放的な造りで、リビングとベッドルームが分かれた贅沢な空間です。
さらに、最上階には116平米の「サッポロスイート キング」や、テラス付きの「セントリックスイート」も用意されています。
特別な記念日や、ホテルで過ごす時間そのものを楽しみたい旅にもぴったり。客室の種類によって異なる景色やデザインを楽しめるので、次は別のお部屋にも泊まってみたくなりました。

札幌の夜景とともに、北海道の食を堪能するディナー&バー

夕食は17階の「Matsu Grill & Bar(マツ グリル&バー)」へ。
店内は木の温もりを感じるインテリアとモダンな家具が調和し、大きな窓からは札幌の街並みを見渡すことができます。宿泊者以外も利用可能で、ランチやディナーなど、地元の方が気軽に食事を楽しめる場所としても注目したいスポット。北海道産の魚介や野菜、肉などを活かしたグリル料理を中心に、地中海料理のエッセンスを取り入れたメニューが楽しめます。

地元食材を使ったコース料理を実食レポート

北海道食材をふんだんに使用したコース料理

鰤のクルード

北海道産牛サーロイン

北海道食材をふんだんに使用したコース料理

鰤のクルード

北海道産牛サーロイン

今回は、北海道の食材をふんだんに使ったコース料理をいただきました。
まず登場したのは「鰤(ぶり)のクルード」。薄く切られた鰤に柚子が添えられ、彩りも鮮やかな一皿です。新鮮な鰤の旨みに柚子の爽やかな風味がよく合い、意外な組み合わせながら相性のよさに驚きました。続いて、マッシュルームのスープ、サーモンのフィレと料理が続きます。メインの北海道産牛サーロインは、柔らかな肉質が印象的。ひと口ずつじっくり楽しみたくなる一品でした。デザートには、余市産リンゴを使ったタルトタタンが登場。
魚介からお肉、デザートまで、北海道の食材をさまざまな形で楽しめるコース。札幌の夜景を眺めながら、地元の恵みを味わう贅沢なディナータイムになりました。

北海道らしさを一杯に。オリジナルカクテルを楽しむバータイム

ディナーの前後には、同じ17階にあるバーへ立ち寄るのもおすすめ。
日中は開放感あふれるラウンジも、夜になると照明が落ち着き、ぐっと大人の雰囲気に。窓の向こうに広がる札幌の夜景と、ファイヤーピットの揺らめく炎が、ムードある空間を演出します。

「積丹ミュール」

「余市フロンティア」

「積丹ミュール」

「余市フロンティア」

今回いただいたのは、北海道・積丹のクラフトジン「火の帆」を使ったカクテル「積丹ミュール」。以前から気になっていたジンだったので、ここで出合えたのが嬉しかったです。ひと口飲むと、しっかりとしたアルコールの風味が感じられますが、上にのったクリームがその味わいを柔らかくまとめてくれます。クリームチーズを思わせるコクとなめらかさに、ヨーグルトのような酸味が加わり、印象に残る一杯でした。クリームの上に飾られた葉にも注目。「火の帆」のロゴをイメージしたデザインなのだそうで、細部までこだわりが感じられます。
ほかにも「余市フロンティア」など、北海道の地名を冠したオリジナルカクテルが用意されています。旅先ならではのお酒を楽しみたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。

翌朝のお楽しみ! 北海道の美味しさが詰まった朝食ビュッフェ

朝食ビュッフェ

彩り豊かなサラダコーナー

和食コーナーもあります

朝食ビュッフェ

彩り豊かなサラダコーナー

和食コーナーもあります

パンから和食まで、豊富なメニューが並ぶ朝食

翌朝は再び「Matsu Grill & Bar」へ。朝食はビュッフェスタイルで、パンやサラダ、温かい料理、和食など、さまざまなメニューが並びます。
大きな窓から朝の光が差し込む店内は、夜とはまた違った爽やかな雰囲気。朝の札幌の景色を眺めながら、一日の始まりを楽しめます。ビュッフェには、焼きたてのパンや色とりどりの野菜のほか、厚焼き玉子やたらこ、北海道産昆布など、ご飯が進む和のおかずも充実。好きなものを少しずつ選べるので、洋食も和食も楽しみたい方には嬉しい朝食です。

出来立ての一皿に感動! 北海道ならではのシグニチャーメニュー

「シグネチャーエッグベネディクト」

「十勝牛と温泉卵のうどん」

「シグネチャーエッグベネディクト」

「十勝牛と温泉卵のうどん」

朝食で特に印象に残ったのが、「シグネチャーエッグベネディクト」。北海道産タラバガニとイクラがトッピングされた、見た目にも華やかな一皿です。とろりとした卵と濃厚なソースにカニやイクラの旨みが重なり、北海道らしい贅沢な味わいに。オランデーソースのコクともよく合い、「こんな組み合わせもあるんだ!」と新鮮な発見がありました。

もう一つのお気に入りが「十勝牛と温泉卵のうどん」。具だくさんで、牛肉の旨みが溶け込んだ優しい味わいが、朝の体に染みわたります。エッグベネディクトやうどん、オムレツなどは、席からスマートフォンで注文できる仕組み。追加料金なしでオーダーでき、出来立てを席まで届けてもらえます。
ビュッフェを選びながら、注文した料理を待つ時間も楽しく、朝からついつい食べ過ぎてしまいそう。ホテルの朝食を楽しみに宿泊したくなる、充実した内容でした。

ホテルから札幌の街へ! スタッフとの交流から広がる新しい旅

サッポロクエストマップ

持ち歩くのに便利なサイズ感

サッポロクエストマップ

持ち歩くのに便利なサイズ感

スタッフのおすすめが詰まった「サッポロクエストマップ」

今回の取材で、特に素敵だと感じた取り組みが「サッポロクエストマップ」です。
これは、ホテルのスタッフがおすすめする札幌のスポットを、ゲストとの会話を通して発見していくためのマップ。スタッフによっておすすめするお店や場所が異なるため、同じ札幌でも新しい発見が生まれます。ホテルには北海道出身のスタッフも多く、地元の人ならではの目線で街の魅力を教えてもらえるのも嬉しいところ。
何より印象的だったのが、白地図に自分の旅の発見を増やしていけるという発想です。訪れた場所や気になったスポットが一つずつ増えていくことで、その地図自体が旅の思い出になっていきます。今回はインタビューで取り組みについて伺いましたが、次に泊まるときは、実際にスタッフの方と話しながら自分だけのマップを作ってみたいと思いました。

旅の目的に合わせて、新しい札幌の魅力を発見

ホテルの担当者の方にお話を伺うと、大切にしているのは、年齢や性別、旅のスタイルにとらわれず、新しい発見や体験を楽しむ好奇心を持ったゲストを迎えることと教えてくださいました。
自然の中でアクティビティを楽しむ人も、グルメや街歩きが好きな人も、まだ知らない札幌を発見したい人も。それぞれの旅に寄り添い、新しい体験のきっかけをつくることを大切にしてくれます。

また、ホテルの魅力は宿泊者だけにとどまりません。建物の1階には、気軽に立ち寄れるカフェダイニング「Mr. Fish by Hyatt Centric Sapporo」があります。北海道産のジャガイモを使ったフィッシュ&チップスをはじめ、軽食やテイクアウトメニューが用意されており、街歩きの途中にひと休みするのにもぴったりです。
ホテルで過ごす時間はもちろん、その先に広がる街の楽しさまで提案してくれるのが、このホテルならではの魅力だと感じました。

北海道の魅力を再発見する旅は「ハイアット セントリック 札幌」から

2026年10月に開業したばかりの「ハイアット セントリック 札幌」。
実際に宿泊してみると、北海道の歴史を感じるユニークなアートやデザイン、使う人への心配りが感じられる客室、道産食材を楽しめるレストランなど、印象に残る魅力がたくさんありました。なかでも心に残ったのは、ホテルを旅のゴールではなく、新たな街の魅力を発見する旅の拠点として捉えていること。札幌を何度も訪れたことがある方でも、きっとまだ知らない魅力に出合えるはず。次の札幌旅行では、ここを拠点に自分だけの街の楽しみ方を見つけてみませんか?

 旅色編集部

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記事企画・監修: 旅色編集部

※掲載情報は取材時のものであり、変更が生じている場合がございます。詳細は各施設にご確認下さい。

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