七宝山 大福院 三津寺
大阪府/大阪市中央区
七宝山 大福院 三津寺
シッポウザン ダイフクイン ミツテラ
心斎橋の中心エリアで良縁を結ぶ密教寺院
大阪市の御堂筋を歩くと、ブランドショップが立ち並ぶなかにお寺を包み込んだ15階建てのビルが突如として現れる。ビルの1階に鎮座するのは、約1300年の歴史を誇る行基菩薩ゆかりの「七宝山 大福院 三津寺」で、30分ほどの朝のお勤めや10分ほどの絵写経などの仏教修行が気軽に体験できる。天井や柱に絵画、金箔(きんぱく)などがあしらわれた築200年を超える木造本堂は大阪市屈指の文化財。境内には良縁を結んでくださる愛染明王が祀られており、地元では「みってらさん」の愛称で親しまれている。
- 744年(天平16年)聖武天皇の勅命で当時港だったこの地に行基菩薩がお堂を建立し、水神でもある十一面観世音菩薩像を安置。
- 真言宗御室派所属寺院であり皇室とゆかりのある仁和寺の高僧が歴代住職を務めた。その名残で本堂の瓦に菊の御紋が使われている。
- 築200余年の本堂を未来へつなぐため境内地の活用を検討。2023年に本堂・庫裏・ホテル・テナント一体の近代建築となった。
旅路に刻まれる和の印影
参拝者が簡単な絵写経(写仏と写経が一緒にできる仏堂修行)を行い、その用紙に押印した「御朱印絵写経」が授与される。そのほか干支と御本尊が描かれた参拝記念ポストカードとシールも用意されている。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
|
朝のお勤め
普段は入ることのできない本堂内陣に入って、僧侶が行う朝のお勤めに参加できる。お勤めをして、気持ちも新たに一日をスタートしよう。毎日開催。 |
7:30~8:00 | |
| 毎月 第1土曜日 |
仏画講座
伝統的な技法で仏様を描く方法を学ぶ講座。初めての人から経験者まで、描きたい仏画が描けるように指導してくれる(要予約)。 |
14:00~17:00 |
| 毎月 第2土曜日 |
絵写経の会
お経を写す写経と仏様の姿を写す写仏を、同時に行う仏道修行。特別に本堂に入り集中する時間が、煩悩に乱された心をリセットしてくれる(用紙代1枚500円~)。 |
14:00~17:00 |
| 毎月26日 |
愛染護摩祈願
毎月、良縁を結んでくださる愛染明王様の前で護摩をたいており、誰もが護摩木に願い事を書いて参拝できる。護摩は密教に古くから伝わる儀式。 |
16:00~17:00 |
| 1月3日 |
新年ご祈祷大般若転読会
参拝者は僧侶と一緒に600巻から成る大般若経を大声で転読し、より良い一年となることを祈願。また、ご祈祷のあとに証しでもあるお札が授与される。 |
14:00~、15:00~、16:00~ |
| 3月 |
春彼岸回向
春のお彼岸に行われる仏教修行。ご先祖様とのありがたいご縁を確認することで、 物事に執着する餓鬼を祓う。3月彼岸に開催。 |
9:00~15:00 |
| 6月 |
夏を乗りきる大護摩祈祷会
愛染明王の前で護摩をたいて寿命長遠・病気平癒のお力を授かる。ご祈祷ののち、お力が込められた「思いやりの箸」が授与される。6月末に開催。 |
14:00~、15:00~、16:00~ |
| 8月15日 | 三津寺本堂での盆回向 | 14:00~16:00 |
| 9月 |
秋彼岸回向
秋のお彼岸に行われる仏教修行。ご先祖様とのありがたいご縁を確認することで、 物事に執着する餓鬼を祓う。9月彼岸に開催。 |
9:00~15:00 |
| 11月 |
大茶会
境内や1階の茶室「遠離庵」にてお茶会が開催される。 |
|
| 12月31日 |
大晦日の鐘
大晦日に鐘をついて、今年一年を振り返ろう。先着108名に縁起物がプレゼントされる。 |
15:00~17:00 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
密教文化を受け継ぎながら進化を続ける古刹
応神天皇の御墓所として名僧・行基がクスノキを植えたことに始まり、744年(天平16年)に聖武天皇の勅命で十一面観世音菩薩像を安置した本堂を建立し開山となった。江戸時代に皇室とゆかりのある仁和寺の大阪別院となり、仁和寺の高僧が歴代住職を務めたことで多くの僧侶が学びを求めに訪れ、国家安穏のために拝まれるお寺となった。山号・七宝山はその縁で仁和寺の宮様から下賜されたもので、本堂の瓦には菊の御紋の使用も許されている。本堂に祀られる御本尊・十一面観世音菩薩像を中心とした九体の等身大仏や、境内の像高3m近い愛染明王像など密教仏像が多く、近年は多様な仏がそれぞれに参拝者の信仰を集めている。また、お寺から徒歩約11分の場所に鎮まる三津寺墓地・松林庵には、道頓堀の開削者である安井道頓など数々の著名人が眠っており、年中絶え間なく香煙が揺れている。
伽藍
戦禍も近代化の波もくぐり抜けて歩む寺院
現在の本堂は1808年(文化5年)に再建されたもので、大阪大空襲での焼失を免れた貴重な木造建築。内陣には御本尊・十一面観世音菩薩像を中心に平安時代から江戸時代にかけて造立された仏像が並び、天井は200を超える花卉図(かきず)、柱や欄間は漆、金箔(きんぱく)、着色画などに彩られ、密教の世界観が荘厳に表現された空間となっている。また、外陣は真言密教の教えを日本に広めた真言八祖の肖像画と、寺額「七寳山」が掲げられている。この本堂は2023年(平成15年)に、建物を解体せずに移動する曳家(ひきや)工法でホテルやテナントが融合する15階建てのビルの一部になり、次世代に向けての保存が叶った。境内に入る建物の入り口には本堂の梁が再利用されるといった近代建築との融合も見られ、ライブやお茶会のイベントも開催されるなど身近なお寺として親しまれている。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。
青々とした花の輪の夏
護摩の炎で夏を乗り切る
ススキそよぎ心穏やかに
瞑想(めいそう)や茶道
新年の準備をする冬
良い新年を願うご祈祷を
- 住所
- 大阪府大阪市中央区心斎橋筋2丁目7-12
- アクセス
- 車:阪神高速1号環状線道頓堀ICより約5分
電車:Osaka Metro各線なんば駅・長堀鶴見緑地線・御堂筋線心斎橋駅より徒歩約7分 - 公式HP
- https://mitsutera.jp/
- TEL
- 06-6211-1982旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 06-6211-7120
- 営業時間
- 9:00~18:00※7:30~8:00の朝のお勤めに参加した場合は内陣の参拝可能
- 定休日
- 無休
- 料金
- 拝観料無料
- 駐車場
- 無
テーマやシチュエーション別に、スポット周辺のモデルコースを紹介。
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桜に彩られにぎやかな春
新学期で心新たなお勤め