帯広駅の駅チカ店を厳選! 地元民に愛される酒場4選
十勝観光の拠点として利便性の高い帯広駅の周辺は、ホテルやお土産物店、スイーツのお店が並び、歩いて観光ができます。もちろん、十勝グルメが味わえるお店もたくさん! おいしいのはもちろん、地元民に混じってアットホームに楽しめるお店を、現地スタッフがセレクトしました。グループでも一人でも利用しやすいお店ばかりなので、ひとり飲みにもどうぞ!
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選んだのは、地域プロデューサーの妹尾(せお)
十勝エリアに精通している『旅色』の北海道地域プロデューサー。家族とハイボールを愛する道民で、好きな酒のツマミは半熟の煮卵。好きな居酒屋メニューは肉刺しと、割と渋いメニューをたしなみます。
チョウザメ、そば……この店ならでは味を! 「波瀾万丈五番館」
JR帯広駅から徒歩約6分、駅前の繁華街に立つお店は、アットホームな雰囲気。店内には個室もあり、プライベート空間でゆっくり食事を楽しみたい人にもおすすめです。十勝産の新鮮な食材を使った料理が味わえるほか、新鮮な牡蠣やなめろうなどの海鮮も楽しめます。〆に人気なのは、北海道幌加内産のそば粉を使った「そば」。また、深夜2時(週末は深夜3時)まで営業しているので、2軒目、3軒目のお店としても重宝します。
イチオシ:鹿追町産チョウザメの刺身・唐揚げ
チョウザメといえば、その卵を塩漬けにした「キャビア」を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、魚肉も欧州では高級食材として珍重されてきました。栄養も豊富で、中国ではかつて「皇帝の魚」とまで言われたほど。確かに淡白ながらもしっかりとした旨みがあり、むっちりとした食感。鹿追町ではバイオガス発電の余剰熱を利用してチョウザメを養殖しており、このお店では赤潮の影響で魚介の仕入れが困難な際にも役立つとして、チョウザメ料理を提供しています。ぜひ「皇帝の魚」を味わってみましょう。
野菜にも肉にも合う自家製味噌が自慢「北のいっぴん正次郎」
JR帯広駅より徒歩約5分の場所にある「北のいっぴん正次郎」は、自家製の「正次郎味噌」を使った料理が人気のお店。十勝の食材をふんだんに使っているのも特徴で、音更町産の野菜がたっぷりのサラダや自家製タレのジンギスカンなど地場産の食材が味わえます。そのほか餃子、豚丼、玉子焼きなど肩ひじ張らないメニューも揃い、ふらりと立ち寄ってのんびり過ごせます。
イチオシは自家製「正次郎味噌」
「正次郎味噌」はどんな料理とも相性抜群。野菜のディップに、ごはんの供に、ほか煮込み料理の隠し味にも最適です。お店のおすすめ豚丼や餃子にも使われているのでまずはその味を確かめましょう。店内で購入もできるので、お土産にどうぞ!
おでんとお酒で寛ぎのひと時が過ごせる「弁慶」
1957(昭和32)年創業の「弁慶」は、JR各線帯広駅より徒歩約8分、名物のおでん、串焼き、揚物が自慢です。なかでもおでんは、卵や大根、こんにゃくなどの王道ネタから変わり種までさまざま。しみ込んだダシはしみじみとおいしく、心からほっとひと息つけます。新鮮な魚介類を使った刺身や、北海道の太平洋沿岸でしか捕獲出来ない貴重な本ししゃも、十勝産の野菜を使った料理などラインナップが多彩です。
イチオシは変わり種おでん
自慢のおでんのなかでも、トマト、ニンジン、タマネギなど、ほかではなかなか食べることができない変り種が揃います。大根もおぼろ昆布をのせた「おぼろ大根」もラインナップ。この店ならではの味わいを、ぜひ一度ご賞味あれ。
帯広の家庭料理がゆったり味わえる「千の里」
「千の里」は帯広駅から徒歩約8分の市内繁華街にあり、一人でも気軽に入りやすい雰囲気。居心地のいい店内では、日本有数の農業地帯である十勝平野の野菜を使った家庭料理や酒を寛ぐことができます。日替わりメニューも多彩で、その日その時季の旬の食材を使った料理の数々が並ぶのでどんな料理に出合えるか楽しみにお店を訪れましょう。
イチオシは、地元の長芋を使ったお好み焼き
おすすめは、粉の代わりに、地元のブランド野菜「十勝川西長いも」を使用したお好み焼き。十勝の肥沃な大地で育った川西長いもは消化吸収に優れていてヘルシー。小麦粉を使ったお好み焼きとはひと味違う食感を楽しみたい。
ほかたくさんの十勝のお店をラインナップ
わずかな旅時間のなかでも、地元民にまじって食事すればその土地の文化に触れたようで旅もより趣深いものになります。「旅色」の十勝特集では、ほかにもいろいろなお店の紹介や特集が掲載中なので、旅の参考にしてください。