- 1泊2日
- 1日目
知床の最高峰・羅臼岳を登山。ウトロ温泉や知床五胡も満喫の絶景旅
知床（北海道）
予算：19,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日：2023/06/21
知床半島の最高峰・羅臼岳（らうすだけ）は、登山愛好家なら一度は登りたいと憧れる山。今回は、初日に羅臼岳に登頂し、麓のウトロ温泉に宿泊。翌日は知床五湖のハイキングや、知床半島最大の滝を訪れ、海鮮グルメも堪能します。ご友人と大自然に触れて過ごす、1泊2日の旅プランです。
木下小屋／羅臼岳（らうすだけ）登山口
極楽平
大沢入口
羅臼平
羅臼岳
ホテル季風クラブ知床
1スポットめ駐車場まで車約1時間
車を停め、徒歩すぐ
木下小屋／羅臼岳（らうすだけ）登山口
木下小屋／羅臼岳（らうすだけ）登山口
鮮やかな樹林を照らす朝日
知床半島・岩尾別コース（ウトロ側）の登山口に立つ山小屋。知床連山の登山道を開拓した登山家・木下弥三吉（きのしたやさきち）の名前から付けられている。
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【住所】
北海道斜里郡斜里町遠音別村
- 【TEL】 0152-24-2824
土庄雄平のおすすめポイント
- ★ ウトロ側の岩尾別コースは、羅臼岳登山の一番メジャーな登山道。登山適期になると全国各地から多くの登山愛好家が集まります
- ★ クマとの遭遇確率はかなり低いですが、クマは音に敏感なため、念のため熊鈴を鳴らしたり、手を叩いて進むのがオススメです
- ★ 前半はひたすら、緑豊かな樹林帯を進む道。夏でも涼しく、気持ちのよい登山を楽しめますよ。1時間ほど登ると、木々からオホーツク海が垣間見え、その絶景に思わず感動してしまいます
徒歩約2時間10分
極楽平
極楽平
こんこんと湧く弥三吉水
ウトロ側の岩尾別コースの中腹にあるパノラマポイント。少し傾斜が落ち着き、木々の先には雄大にそびえ立つ羅臼岳を望める。
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【住所】
北海道斜里郡斜里町遠音別村
- 【TEL】 0152-23-3131（斜里町役場商工観光課）
土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 登山道の傾斜が落ち着くと「弥三吉水」に到着。すでにたくさんの方に飲まれている湧水ですが、北海道の沢水にはエキノコックス（寄生虫）が含まれていることがあるため、飲む場合は煮沸することを推奨します
- ★ 「弥三吉水」を過ぎて、木々のトンネルをくぐると、一気にパノラマが開ける極楽平へ到着。岩尾別コース4〜5合目の中間にあたる休憩スポットです
- ★ 極楽平では、これから目指す羅臼岳の山頂を捉えることができます。「数時間後には山頂でどのような景色を眺められるのだろう？」そんな高揚感も楽しみながら登っていきましょう
徒歩約1時間20分
大沢入口
大沢入口
緑の日陰区間でクールダウン
高山植物が彩る大沢
振り返れば知床五湖とオホーツク海
7合目の羅臼平を目指す急登区間の入り口。夏になると高山植物が咲き誇り、振り返るとオホーツク海が眼下に広がる。小さな雪渓が残っていることも。
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【住所】
北海道斜里郡斜里町遠音別村
- 【TEL】 0152-23-3131（斜里町役場商工観光課）
土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 極楽平を過ぎると、再び深い樹林帯へと入ります。道幅が狭い区間もありますが、危ない箇所はありません。世界遺産の自然をゆく、アドベンチャーな登山を楽しめます
- ★ 大沢入口から羅臼平まで直登（ちょくとう：登山で、岩壁・氷壁・滝などを回避しないで登ること）の道が続きます。ところどころ、高山植物が咲き誇り、緑の山肌と青い海のコントラストが鮮やかです
- ★ 振り返れば、オホーツク海の手前にたたずむ知床五湖の姿が。知床の屋根に向かって歩いているのを実感できる、壮大な登山道です
徒歩約40分
羅臼平
羅臼平
景色が開け、清々しい羅臼平
雲海の先には国後島の山並み
羅臼岳と知床連山の鞍部にあたる場所。羅臼岳の7合目。完全な森林限界（高木が生育できず森林を形成できない限界線）に入り、圧倒的なスケールを誇る知床半島のパノラマが展開する。
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【住所】
北海道斜里郡斜里町遠音別村
- 【TEL】 0152-23-3131（斜里町役場商工観光課）
土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 7合目の羅臼平に到着すると、完全な森林限界。先ほどまで仰ぎ見ていた知床連山の山が近く感じられ、いよいよクライマックスという臨場感が高まります
- ★ 羅臼平を通過した後、後ろを振り返ると、知床連峰・硫黄岳までの稜線が展開。オホーツク海と根室海峡に挟まれた山肌が美しく、緑と青の鮮やかなコントラストに酔いしれます
- ★ 天気が良ければ、根室海峡の先にそびえる国後島（くなしりとう）の山々を見られることも。このときは雲海が出ており、国後島の高山が浮かび上がる神秘的な景色に出合えました
徒歩約1時間
羅臼岳
羅臼岳
岩峰たる羅臼岳山頂
山頂からは360度の景色が展開
滝雲に浮かび上がる斜里岳や雌阿寒岳
山頂周辺を彩るチングルマ
ダイナミックな登山道に取り付く
知床連山の主峰にして最高峰。標高1,661m。「日本百名山」の一つで、全国から登山愛好家が集まる。ウトロ側の岩尾別温泉コースと羅臼側の羅臼温泉コースの二つの登山道が使われる。
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【住所】
北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町・斜里郡斜里町遠音別村
- 【TEL】 0152-23-3131（斜里町役場商工観光課）
土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 羅臼岳の最後の登りは、森林限界からガレ場（岩場）に変わります。下山する方たちと道を譲り合いながら、足場をしっかりと確保して登るようにご注意ください
- ★ 8月頃まで登山道ではチングルマの群生を見られます。ガレ場で寄り添うように咲くかわいらしい花は、最果ての壮大な景色に彩りを添えてくれますよ
- ★ 岩峰の山頂の先には、知床連山から斜里岳（しゃりだけ、標高1,547m）、雌阿寒岳（めあかんだけ、標高1,499m）など、道東を代表する山々を遠望することができます。このときは雲海が滝雲のように流れ、思わず言葉を失うほどの絶景でした
- ★ 山頂は見渡す限り遮られるもののない、360度の大パノラマ。知床の最高峰に登頂したという感動は、一生の思い出になること間違いなし
木下小屋／羅臼岳登山口の駐車場まで徒歩約4時間
車を取り、車約20分
ホテル季風クラブ知床
ホテル季風クラブ知床
自ら揚げる「揚げゆうゆ（オイルフォンデュ）」が絶品
知床の幸が詰まった和食膳
源泉掛け流しのウトロ温泉
オーシャンビューの和室
ウトロ郊外に位置する、アットホームな雰囲気が魅力の山荘風リゾートホテル。源泉掛け流しの温泉に癒やされ、知床の食材を中心とした山海の幸を味わえる。
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【住所】
北海道斜里郡斜里町ウトロ東318
- 【TEL】 0152-24-3541
- 【営業時間】 チェックイン15:00〜18:00、チェックアウト10:00
- 【料金】 1泊2食付き13,750円
土庄雄平のおすすめポイント
- ★ 山荘風の趣を見せるホテルには、自然と共存する知床の暮らしを感じられます。寒冷なこの地らしい暖炉には火が灯り、お部屋もオホーツク海を見渡すオーシャンビューです
- ★ 夕食は松花堂仕立ての和食膳。「揚げゆうゆ（オイルフォンデュ）」を筆頭に、山海の幸が詰まったおばんざいが並びます。選べるメインの焼き物も堪能しながら、知床の旬の食材を味わいましょう
- ★ 温泉は、源泉掛け流しのナトリウム塩化物ー炭酸水素塩泉。身体を芯から温めてくれる、すべすべとしたお湯を満喫できます。小さなホテルなので、ほかのお客さんとバッティングしにくいのもうれしいポイント
冬の知床・網走を1泊2日で観光。流氷ウォークや網走監獄を満喫
- 知床、網走（北海道）
- 予算：32,000円～
プランナー旅色コンシェルジュ・甲斐
北海道・ウトロ温泉を1泊2日で観光。世界遺産・知床を巡る旅
- ウトロ温泉、知床（北海道）
- 予算：30,000円～
プランナー旅色コンシェルジュ・甲斐
北海道網走の“ひがしもこと芝桜公園”へ！メルヘンの丘も巡る旅
- 網走（北海道）
- 予算：2,000円～
プランナー旅色コンシェルジュ・甲斐
冬の北海道で野鳥を観察 タンチョウに出合う旅
- 鶴居、網走、摩周（北海道）
- 予算：23,000円～
サイクリスト・山岳トラベルプランナー土庄雄平
