談山神社
奈良県/桜井市
談山神社
タンザンジンジャ
藤原鎌足を祀る大化の改新ゆかりの地
飛鳥時代に中大兄皇子(のちの天智天皇)と中臣鎌足(のちの藤原鎌足)が政治改革・大化の改新の計画を話し合ったとされる、奈良県桜井市多武峰に鎮座する「談山神社」。境内には、世界で唯一といわれる木造の十三重塔をはじめ本殿や拝殿など、国の重要文化財に指定されている歴史的建造物が点在する。山に囲まれた社では春は桜、初夏は新緑といった四季折々の自然が楽しめ、なかでも秋の山を彩る紅葉と朱塗りの十三重塔は絶景。ゆっくりと歴史の舞台を歩き、時の流れに思いを馳せるひとときを過ごしたい。
- 皇極天皇の御代645年に、中大兄皇子と中臣鎌足が大化の改新を計画し、新しい国家を作るための密談を交わしたと伝わる場所。
- 御祭神は、大化の改新を主導した政治家で、のちの藤原氏の祖でもある藤原鎌足(中臣鎌足)。
- 境内にそびえ立つ高さ約17mの木造十三重塔は、世界で唯一ともいわれる貴重な建築物。国の重要文化財にも指定されている。
禰宜
土居 三純
奈良県・吉野町出身で2018年に奉職。ひとりでも多くの人に社の魅力を知ってほしいという思いで、神社や周辺地域の伝統文化の継承と発信に力を入れている。
旅路に刻まれる和の印影
通常頒布している「談山明神」「福禄寿神」の御朱印2種類に加え、季節や行事に合わせた切り絵や奈良県・吉野町の手すき和紙の特別御朱印などが用意されている。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
| 毎月1日 毎月11日 毎月17日 毎月23日 |
月次祭
本社(1日、11日、17日)/総社(23日) |
|
| 1月1日 | 元旦祭 | 9:00 |
| 1月2日 | 初日供 | 9:00 |
| 1月3日 | 元始祭 | 9:00 |
| 1月7日 | 昭和天皇祭遥拝式 | 9:00 |
| 1月15日 | 古神札焼納祭 | 9:00 |
| 2月3日 | 節分祭 | 10:00 |
| 2月11日 | 紀元祭 | 9:00 |
| 2月17日 | 祈年祭 | 9:00 |
| 2月23日 | 天長祭 | 9:00 |
| 3月9日 |
三天稲荷神社初午祭
「三天稲荷神社」は、宇賀御魂命(うかのみたまのみこと)、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、菅原道真公を祀った、商売繁盛・学業成就の霊験あらたかな社。 |
10:00 |
| 3月16日 | 八講祭 | 10:00 |
| 3月21日 | 春季皇霊祭遙拝式 | 9:00 |
| 3月22日〜4月13日 | 夜桜ライトアップ | |
| 4月3日 | 神武天皇祭遙拝式 | 9:00 |
| 4月12日 |
神幸祭宵宮祭
神幸祭前日 |
16:30 |
| 4月13日 |
神幸祭本祭
1年おきに神輿渡御を行っている。 |
10:00 |
| 4月23日 | 総社春季大祭 | 10:00 |
| 4月29日 |
春のけまり祭
大化の改新の立役者である中大兄皇子と御祭神・藤原鎌足がけまりの会で出会ったとされる故事にちなみ、毎年春と秋にけまり祭を斎行。 |
11:00 |
| 6月7日 | 鏡女王墓前祭 | 10:00 |
| 6月8日 | 鏡女王祭 | 11:00 |
| 6月12日 | 改新祭 | 10:00 |
| 6月22日 |
観音講祭
御祭神・藤原鎌足の長子・定恵和尚が唐から持ち帰ったと伝わる談峰如意輪観音菩薩坐像は神仏分離後も祀られ、現在も神仏習合の祭典が行われている。 |
11:00 |
| 6月30日 |
夏越大祓式・鎮火祭
鎮火祭は夏越大祓式後に開催。 |
15:00 |
| 8月14日 |
献燈祭
釣燈籠をはじめ、境内にある約150基の石燈籠すべてに火をともし、祖霊を慰める祭礼。日没後にはライトアップも行われ、深緑を美しく照らし出す。 |
18:00 |
| 9月23日 | 秋季皇霊祭遙拝式 | 9:00 |
| 9月23日 | 総社秋季大祭 | 10:00 |
| 10月7日 |
嘉吉祭宵宮祭
嘉吉祭前日 |
17:00 |
| 10月8日 |
嘉吉祭
御神体が1441年(嘉吉元年)に多武峰へ戻ったことを起源とする室町時代から続く祭礼。祭礼で供える「百味の御食」は奈良県の無形民俗文化財に指定されている。 |
10:00 |
| 10月17日 | 神嘗祭奉祝祭 | 9:00 |
| 10月17日 | 神嘗祭遙拝式 | 10:00 |
| 11月3日 |
秋のけまり祭
春と秋に、平安時代の装束に身を包んだ人々によりけまりが奉納される。 |
11:00 |
| 11月16日 | 例大祭宵宮祭 | 17:00 |
| 11月17日 |
例大祭
御祭神・藤原鎌足の命日にあたる11月17日に斎行される例大祭。紅葉シーズンにも重なるため例年ライトアップなども行われており、多くの参拝者でにぎわう。 |
10:30 |
| 11月23日 | 新嘗祭 | 10:00 |
| 12月31日 | 年越大祓式 | 15:00 |
| 12月31日 |
鎮火祭
年越大祓式後に開催。 |
|
| 12月31日 |
除夜祭
鎮火祭後に開催。 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
古代日本の礎を築いた歴史が息づく地
奈良県・飛鳥にある寺で行われたけまりの会で出会った中大兄皇子(のちの天智天皇)と中臣鎌足(のちの藤原鎌足)が大化の改新の前に“談らい合った山”という縁起が残り、そこから現在の社名が付けられたとされる。社の歴史は、御祭神・藤原鎌足の長子であった定慧和尚が、天武天皇の御代678年に病没した父の遺骨の一部を多武峯山頂に改葬し、十三重塔と講堂を建立してそこを「妙楽寺」と称したことから始まる。701年(大宝元年)には方三丈の神殿を建て、御神像を安置。神仏習合の寺院「多武峯妙楽寺」として発展したのち、明治の神仏分離令によって神社に改称され今日に至る。中大兄皇子とともに、古代日本の礎を築き、文治政治を完成させるという歴史的な偉業を成し遂げた中臣鎌足は、土地の人々から親しみを込めて“鎌足さん”と呼ばれ、現在も御祭神として地域を見守り続ける。
社殿
世界でも唯一といわれる木造の十三重塔
境内に本殿、拝殿、楼門、東宝庫といった鮮やかな朱塗りの社殿群など、国の重要文化財に指定された多くの歴史的建造物が存在する「談山神社」。なかでも社の象徴ともいえる木造の十三重塔は、御祭神・藤原鎌足の長子であった定慧和尚が、病没した父の冥福を祈って天武天皇の御代678年に建立したものと伝わり、1000年以上の歴史を持つ。現在の塔は室町時代の1532年(享禄5年)に再建したもので、木造の十三重塔としては世界でも唯一の建造物とされる。本殿は701年(大宝元年)に建立され、江戸時代の1850年(嘉永3年)に三間社隅木入り春日造で造替された。漆塗り・極彩色の意匠が随所に施された壮麗な建築様式は、後の時代の社殿建築にも大きな影響を与えたともいわれる。建築の美と歴史的背景、そして悠久の時を経ても変わらぬ自然が神聖な信仰の場を彩っている。
嘉吉祭
室町時代から受け継がれる秋の祭礼
毎年秋に行われる「嘉吉祭」は、多武峰で採れる秋の収穫物を使い、神職や氏子の手で色鮮やかで精巧に整えた神様に捧げる食事である「百味の御食(ひゃくみのおんじき)」を供えて五穀豊穣や平穏無事を祈る、室町時代から続く由緒ある神事。祭礼の由来は、南北朝合一がなされたあとの1435年(永享7年)に、南朝の遺臣たちが奈良県・多武峰の地に立てこもり兵を挙げたことに端を発している。この地が兵火に包まれて大きな被害を受けた際に戦火を逃れるため、一時飛鳥(現在の明日香村)にある橘寺に移されていた御神体が、1441年(嘉吉元年)に多武峰へ無事に戻り、それを喜んだ人々が収穫物を供えたのが「嘉吉祭」の起源とされる。色鮮やかに染めたもち米やもみといった穀物、果物、野菜などを美しく盛り付けた「百味の御食」は、奈良県の無形民俗文化財にも指定されている。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。
深緑に包まれる
静寂の夏時間
紅葉燃ゆる十三重塔
歴史の息吹を感じる秋
静寂の雪景に佇む塔
心澄む冬詣
- 住所
- 奈良県桜井市多武峰319
- アクセス
- 車:南阪奈道路葛城ICより約35分 電車:JR桜井線・近畿日本鉄道大阪線桜井駅より車で約16分 バス:奈良交通バス多武峯線「談山神社」停留所より徒歩約6分
- 公式HP
- https://www.tanzan.or.jp/
- TEL
- 0744-49-0001旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 0744-49-0236
- 営業時間
- 8:30~16:30(最終受付16:00)
- 定休日
- 無休
- 料金
- 【拝観料】大人:600円、小人(小学生以下):300円※20名以上の場合は大人:550円、小人:250円、50名以上の場合は大人:500円、小人:250円
- 駐車場
- 300台
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