体験レポート

2026/09/16
【長野】何もしない時間がご褒美に。「旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン」で心ほどけるおこもりひとり旅
旧軽井沢の静かな別荘地に佇む「旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン」。旅はアクティブ派の私でも心が満ち足りた、中庭を望むダイニングや静寂に包まれるスパで、何もしない贅沢な滞在へ。秋は館内の中庭が紅葉に染まり、徒歩圏の旧軽井沢銀座や紅葉名所・雲場池の散策も楽しめる季節。自分をゆっくり整えるひとり旅を紹介します。
この記事の目次
- 日常を離れ、緑豊かな軽井沢へ。私を癒やすご褒美ソロ旅
- 桔梗のモチーフと中庭の緑が印象的な客室
- 誰にも邪魔されない美食の時間。信州食材を味わう、à tableのプリフィックスコース
- 静寂に包まれる「SILENT SPA」。ディナーの余韻に浸りながらサウナで心身をほどく
- 軽井沢の秋の風。デリシアで見つけたワインと静寂に浸る夜
- 朝の光と高原野菜。ハーフビュッフェでエネルギーチャージ
- お昼前まで紡ぐおこもり時間。心身をゆるめて、清々しい気持ちで日常へ
- ただ静寂に身をゆだねる贅沢。私をニュートラルに戻す、極上のおこもりホテル
- チェックイン前の立ち寄りにおすすめ。夜の相棒を探しに地元スーパー「デリシア」へ
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日常を離れ、緑豊かな軽井沢へ。私を癒やすご褒美ソロ旅
30代後半になり、責任ある仕事を任される一方で、少し息切れしそうだと感じる日も増えてきました。仕事が一区切りしたタイミングで思い立ったのは、予定を詰め込まない“癒やしのリトリート旅”。行き先に選んだのは、お気に入りの軽井沢です。いつもなら美食巡りや買い物に奔走しますが、今回はあえて観光を詰め込まず、ホテルで静かに過ごすことを目的にしました。
東京から新幹線で約1時間。お気に入りの駅弁を味わいハイボールを片手に寛いでいたら、あっという間に軽井沢駅に到着しました。今回宿泊する「旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン」は、軽井沢駅から車で5分ほどのところにあります。全50室あるお部屋で、軽井沢の町に暮らすように泊まれる滞在ができるホテルです。軽井沢駅のロータリーで私を待っていたのは、あらかじめ予約しておいたホテルの送迎車。気品あふれるメルセデス・ベンツです。こちらの到着に合わせてスマートに迎えに来てくれ、滞在中は何度でも、ホテルから軽井沢駅間を無料で利用できるのが嬉しいポイント。わずか数分のドライブですが、革張りのシートに身をゆだねて美しい緑を眺めるうちに、心はすっかりオフモードへ切り替わります。エントランスでスタッフの方々に心地よく迎え入れられ、これから始まる贅沢なおこもり滞在への期待がぐっと高まりました。
桔梗のモチーフと中庭の緑が印象的な客室
バルコニー付 コートヤードデラックスルーム。天蓋もある
いよいよ本日のお部屋へ。案内されたのは、中庭に面したバルコニーが心地よい「バルコニー付 コートヤードデラックスルーム」です。一歩足を踏み入れた瞬間、「この広い空間を独り占めできるなんて、なんて贅沢なのだろう」と、ご褒美旅の実感がじわじわと湧いてきます。
私の心をさらに掴んだのが、お部屋に用意されたフリーアメニティの数々。上品なクッキーや野菜チップスに加え、冷蔵庫にはなんと冷えたフレッシュライムまで用意されています。ご当地スーパー「デリシア軽井沢店」で調達してきたワインはもちろん、お部屋のミニバーを活かしてライムを添えた爽快な一杯を作るのも一興。お酒好きにはたまらないラインナップですが、お酒を飲まない人でもおこもり時間をゆったり満喫できる、ホテルの細やかな気配りを感じるおもてなしでした。
「KIKYO」の名の通り、館内だけでなく客室にも桔梗の花のモチーフが散りばめられています。お部屋のクッションなど、上品な桔梗色を効かせたモダンなインテリアには、遊び心も感じます。
ちなみに今回は、ホテルの世界観にそっと寄り添いたくて、桔梗色のワンピースをコーディネートしてみました。お部屋の雰囲気ともぴったりマッチして、滞在の特別感がさらに格上げされたような気分でした。
窓の向こうで揺れる白樺の木漏れ日を感じながら、広々としたソファに身を委ねてただ風の音に耳を傾ける──。この何もしない贅沢なひとときだけで、都会で張り詰めていた心がじんわりとほどけていくようです。
誰にも邪魔されない美食の時間。信州食材を味わう、à tableのプリフィックスコース
ディナーは、中庭の美しい緑を一望する館内レストラン「à table」でコース料理をいただきます。移ろう景色の美しさを堪能するため、日の入り前のマジックアワーを狙ってテーブルに着きました。窓一面に広がる爽やかな森の息吹に癒されながら、まずは心静かに深呼吸。地元の食材を美しく使った料理を味わい、ゆっくりとグラスを傾けます。時が経つにつれて窓の外が徐々に静かな夜の表情へと変わり、贅沢な時間は更けていきました。
静寂に包まれる「SILENT SPA」。ディナーの余韻に浸りながらサウナで心身をほどく
ディナーの後はお部屋で少し息を整え、用意されていたスパバッグに最小限の荷物を忍ばせて、地下1階の大浴場「SILENT SPA」へと向かいました。
仄暗く落ち着いた照明に照らされた空間は、耳を澄ますとただ心地よい水の音だけが優しく響く、まさに文字通りの“SILENT”な世界。客室数が限られているホテルだからこそ、他のお客さまと居合わせることも少ないんです。何も考えず、ただお湯に身を委ねてぼんやりと過ごす時間は、最高のデジタルデトックスです。今回とくに楽しみにしていたドライサウナは、8人ほどがゆったり入れる広々とした空間を贅沢にも独り占めできます。じっくりと汗を流し、心身が深く「整う」感覚に包まれました。
クレンジングからヘアオイルまで揃う充実のアメニティに加え、タオルも潤沢に用意されているため、手ぶらで訪れても安心。ドライヤーにはダイソンが採用されており、細部まで至れり尽くせりの至福のスパタイムでした。
軽井沢の秋の風。デリシアで見つけたワインと静寂に浸る夜
サウナで心身ともに整った後は、お部屋に戻ってゆっくりと晩酌の準備。昼間にデリシアで買ったワインを開け、おつまみを並べます。窓を少し開けると、バルコニー越しにひんやりとした涼風が室内に流れ込んできました。東京ではまだ夜でもエアコンが手放せない季節だというのに、軽井沢の夜は自然の風だけで驚くほど心地よく、耳を澄ますと秋の虫の音だけが優しく響いています。グラスを片手に窓辺の特等席に腰掛け、静かに更けゆく夜をただ愛おしむように過ごす時間。有名な観光名所を巡ったわけでも、特別なアクティビティをしたわけでもありません。日常の忙しさから物理的に距離を置き、この静寂のなかで「あぁ、来てよかった」と贅沢な幸福感に満たされていくのを感じました。
朝の光と高原野菜。ハーフビュッフェでエネルギーチャージ
朝の中庭
夜は静寂のなかでたっぷりと眠り、翌朝はいつもより少し遅めに起きて、朝食から一日をスタート。
まずは中庭を少しお散歩し、ひんやりとした朝の澄んだ空気を吸い込んで心地よく目を覚ましたあと、お待ちかねの朝食会場へ向かいます。
朝食は贅沢なハーフビュッフェスタイルで、オムレツなどの卵料理や和朝食、エッグベネディクトなどから好みのメインプレートを選択可能。大きなベーコンが乗ったエッグベネディクトや冷製かぼちゃスープに舌鼓を打ちつつ、新鮮な高原野菜のサラダや濃厚なトマトジュースを堪能しました。
お昼前まで紡ぐおこもり時間。心身をゆるめて、清々しい気持ちで日常へ
朝食のあとも慌ただしく出発の準備をする必要はありません。ホテルの基本チェックアウトは11時。一般的な10時アウトの宿に比べて、午前中の時間を驚くほど有意義に、そしてのんびりと過ごすことができます。美食の余韻に浸りながら緑豊かな敷地内を気ままに散策したり、もう一度スパに足を運んで朝の光のなかで湯船に浸かったり。「まだあんなこともできる、こんな時間もある」という心のゆとりこそが、おこもり旅の何よりの贅沢だと気づかされます。

また来るよ。軽井沢、ありがとう
お部屋でギリギリまで至福のオフタイムを堪能し、正午にチェックアウト。帰りも駅までスマートに送迎してもらう車窓から、すっきりと晴れやかな気持ちで、軽井沢をあとにしました。
ただ静寂に身をゆだねる贅沢。私をニュートラルに戻す、極上のおこもりホテル
慌ただしい日常からエスケープした今回の旅。振り返ってみて最も心に残っているのは、「ホテルでただ流れていった時間」そのものでした。駅に降り立った瞬間から始まるメルセデス・ベンツの上質な送迎、ローカルスーパーのデリシアで宝探しのように選んだ信州ワイン、そして夕食後の「SILENT SPA」のサウナで心身を整えたあとに迎えてくれる、虫の音だけが響く静かな客室。あちこち観光名所を巡るためではなく、ただ“何もしない時間”を愛おしむために訪れる、夏の軽井沢。「旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン」は、日々をまっすぐに駆け抜ける大人の女性が、本来の自分を取り戻すひとり旅にこれ以上ないほど寄り添ってくれる、至高のリトリートホテルでした。
チェックイン前の立ち寄りにおすすめ。夜の相棒を探しに地元スーパー「デリシア」へ
ホテルに到着したのは13時半過ぎ。チェックイン前に大きな荷物を預け、今夜の“部屋飲み”用のワインとおつまみを買い出しに行くことにしました。向かったのは、軽井沢駅から徒歩約12分ほどの信州のおいしい食材や地ワインが豊富に揃う地域密着型スーパー「デリシア軽井沢店」です。ホテルのベンツで駅まで送ってもらうことも可能ですが、今回は軽井沢ならではの涼しく爽やかな空気を感じたくて、あえて徒歩でのんびり向かうことに。木漏れ日の中を20分ほど歩く時間は、日常から非日常へと気持ちを切り替えるのに、まさにぴったりのひとときでした。
観光地の華やかなショップ巡りも楽しいけれど、その土地の“日常”をのぞき見できるローカルスーパーは、また違った面白さがあります。広々とした店内には、信州産の瑞々しい野菜や、それらを使ったご当地感溢れるお惣菜、ずらりと並ぶ地ワインやクラフトビール。ただ棚を眺めているだけでも、胸が躍ります。事前に調べて狙っていた「味噌チーズ」は残念ながら売り切れていましたが、おいしそうなチーズ系のおつまみと、デザート用にスティックチーズケーキをカゴへ。「どれが信州産かしら」「せっかくなら長野ならではのものを」と宝探しのように夢中で見回っていたら、気づけばチェックインの時間が迫っていました。単なる部屋飲みの買い出しのはずが、地元の生活に溶け込むような体験を通して、どこか「軽井沢民」になれたような、少し誇らしい楽しさに包まれていました。
旧軽井沢KIKYO キュリオ・コレクションbyヒルトン
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢491-5
- アクセス
- 電車:JR北陸新幹線・しなの鉄道しなの鉄道線 軽井沢駅から徒歩約20分※無料送迎あり
車:上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから約20分 - 公式HP
- https://www.kyukaruizawa-kikyo.com/
- TEL
- 0267-41-6990
- FAX
- 0267-41-6330
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修: 旅色編集部
ライター:タナ―(綴りびと)
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