大聖護国寺
群馬県/高崎市
大聖護国寺
歴史をつなぐ桂昌院ゆかりの古刹
群馬県高崎市八幡町に鎮まる「大聖護国寺(だいしょうごこくじ)」。真言宗豊山派に属する歴史ある寺院で、開山は1216年(健保4年)。本尊は不動明王で号を「神通山遍照院大聖護国寺」とする。堂内は多くの仏像と向き合う静けさに包まれ、枯山水の庭園も美しく、ゆったりとした時を過ごすことができる。創建の由来は僧侶定弘(じょうこう)が京の護国寺「東寺」で天皇の病気平癒祈祷を行い、不動明王像を下賜されたことに始まる。

- 開山の僧侶定弘(じょうこう)が、天皇の病気平癒祈祷を行い不動明王像を下賜され、現在地に寺を建立した。
- 5代将軍徳川綱吉公の生母桂昌院は、僧侶亮賢(りょうけん)に帰依。寄進したものの多くは現在も寺内で見ることができる。
- 1680年(延宝8年)綱吉公が将軍になると亮賢を江戸に呼び寄せ新たな寺を開かせた。これが現在の「大本山 護国寺」である。
旅路に刻まれる和の印影
月替わりや季節、干支にちなんだ限定御朱印、仏像の修復支援になる御朱印などさまざまなものが頒布されている。なかには阿弥陀堂の天井画をデザインしたものや切り絵など、アート性の高い御朱印もある。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
開催月 | 行事 | 時間 |
---|---|---|
毎月 |
写経会
第2金曜・第3火曜・日曜日(月1回不定期)に開催 |
金曜日:19:00~火曜日:10:00~日曜日:14:00~ |
1月 | 正月厄除護摩祈祷 | |
1月下旬 | 初不動 | |
4月上旬 | 花まつり | |
5月〜6月 | 秘仏公開(桂昌院を偲ぶ会) | |
12月下旬 | お焚き上げ |
過去の物語を辿る
由来、由緒
桂昌院と綱吉公が紡いだ祈りの歴史
開山は1216年(健保4年)。僧侶定弘(じょうこう)が京の護国寺「東寺」で天皇の病気平癒祈祷を行い、不動明王像を下賜されたことに始まる。東国に53の末寺を有し、寛永年間(1624~1644年)までは隣接する「上野国一社八幡八幡宮」の別当寺だった。第24代住職亮賢(りょうけん)は徳川綱吉公の母桂昌院(けいしょういん)の安産祈願を修し、それ以来、桂昌院は篤く帰依。1674年(延宝2年)に御本尊不動明王をはじめとした五大明王、三十六童子、宝剣、唐銅花器一対、山水画、密教法具などを寄進した。さらに1680年(延宝8年)綱吉公が将軍に就任すると、翌年亮賢僧正を江戸に呼び寄せ新たな寺の建立を命じた。これが現在東京都文京区にある「大本山 護国寺」である。亮賢僧正は桂昌院の護持僧(祈祷を奉仕する僧)としての役目を果たした。
伽藍
迫力ある静寂に包まれる壮麗なる伽藍
本堂は御本尊と多くの仏像が祀られた「大聖護国寺」の中心的で最も重要な建物。“お不動さん”と呼ばれ親しまれる御本尊不動明王は、災いを減するために恐ろしい姿をされているものの、その心は人を救済しようとする厳しくも優しい慈悲に満ちた仏様。「大聖護国寺」では、御本尊を中心に多くの法要や祈祷が行われている。2015年(平成27年)に、本堂納戸奥から五大明王と三十六童子、合わせて41体の仏像群が発見され、これらは5代将軍徳川綱吉公の生母桂昌院による寄進と判明した。また、境内にある見事な「桂昌庭(けいしょうてい)」も人気。桂昌院の一生を表現する石組みが特徴の枯山水が美しく、四季折々の自然とともに安らぎを与えてくれる。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。


緑濃き古刹に
心も澄む


静けさに舞う
モミジのささやき


凛とした空気に
心を整える冬


- 住所
- 群馬県高崎市八幡町675
- アクセス
- [車]関越自動車道高崎ICより約20分 [電車]JR信越本線群馬八幡駅より徒歩約12分 [バス]群馬バス少林山線「八幡八幡宮前」停留所より徒歩約4分
- 公式HP
- https://daisyou5592.jp/
- TEL
- 090-2425-7710旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 090-2425-7710
- 営業時間
- 10:00~16:00
- 定休日
- 月~木曜日※祝日は営業
- 料金
- 拝観料:無料、御朱印:500円~
- 駐車場
- 50台

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