北海道は本州に比べて湿度が低く、真夏でも過ごしやすい気候が魅力。藻岩山や石狩湾など豊かな自然に囲まれた札幌では、爽やかな風を感じながら心地よく町歩きが楽しめます。まず訪れたいのは、町を一望する絶景スポットや、開拓時代の歴史を伝える名所の数々。そして散策のあとは、大通公園に面したホテルでゆったりと過ごすシティステイがおすすめです。旅の楽しみといえば、やはり食。海鮮はもちろん、肉料理やバー、アジアン料理まで、多彩なグルメが揃うのも札幌ならではの魅力です。さらに、旅の思い出を形に残す体験スポットも充実。夏の札幌には、この町だからこそ出合える楽しみが待っています。
文/ランズ
- ACCESS
- ●羽田空港 ⇒ 新千歳空港へ約1時間30分、空港から札幌へはJR北海道・新千歳空港駅から快速エアポートで約35分
- ●伊丹空港 ⇒ 新千歳空港へ約1時間50分



札幌市街を見渡す標高531mの藻岩山は、昼は石狩湾から増毛暑寒別岳方面まで続く大パノラマ、夜は宝石を散りばめたような夜景が楽しめる人気スポット。アイヌ語で「インカルシペ(いつもそこに上がって見張りをする場所)」と呼ばれてきた絶景地です。山麓駅から中腹駅まではロープウェイで約5分。眼下に広がる札幌の町並みを眺めながら空中散歩を楽しめます。さらにミニケーブルカーに乗り換えれば、森の中を抜けて山頂へ。山頂展望台では、札幌の自然と街並みを一望できるほか、恋人の聖地に認定された藻岩山のシンボル「幸せの鐘」がフォトスポットとして人気です。山頂駅にはレストランやお土産ショップも併設されています。
DATA
住所/札幌市中央区伏見5-3-7
電話/011-561-8177
時間/[夏季(4月~11月)]10:30~22:00(上り最終21:30)、[冬季(12月~3月)]11:00~22:00(上り最終21:30)
定休日/無休(年末年始、悪天候時、整備点検による休業あり)
料金/セット料金往復2,100円、片道1,050円
ガイド付き1日4回実施(八角塔観覧1,200円)
重厚な赤れんが造りが印象的な北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)。明治21年(1888)に完成した建物で、昭和43年(1968)には創建当時の姿へ復原改修され、国の重要文化財に指定されました。さらに令和元年から約5年余にわたる大規模改修が行われ、令和7年7月にリニューアルオープン。北海道産の土から作られた約250万個のれんがを積み上げた風格ある建築が、美しくよみがえりました。館内では北海道の歴史や文化を紹介する展示を見学できるほか、レストランやショップも併設。シンボルである八角塔に上ることができ、展望バルコニーから札幌の景色を楽しめます。
DATA
住所/札幌市中央区北3条西6丁目1番地
電話/011-206-8390
時間/8:45~21:00
定休日/年末年始、設備点検日
料金/入館料300円※店舗利用のみは無料
四季折々の花やイベントで賑わう大通公園。その目の前に建つ「札幌ビューホテル大通公園」は、札幌観光の拠点にぴったりのシティホテルです。館内には北海道の自然をモチーフにしたデザインが随所に取り入れられており、宿泊者専用のプレミアムラウンジでは白樺林をイメージした空間でホテルメイドのスイーツを楽しめます。客室はナチュラルな雰囲気の「モデレートフロア」や、北海道を感じるアートを配した「ノースリゾートフロア」など多彩。上層階の「エクセレンシィフロア」は、ゆとりある客室と眺望も魅力です。朝食には、北海道産のお肉や乳製品、旬の野菜などを使ったメニューが並び、北海道の味覚を存分に堪能できます。
DATA
住所/札幌市中央区大通西8丁目1番地
電話/0570-000-933(ナビダイヤル)
ジンギスカンに焼肉、地元で愛される名店へ。
さらに、札幌の夜を彩るバーやアジアン料理店にも寄り道。
焼肉をはじめ、ステーキや和牛ハンバーグ、牛タン、ホルモンなど、多彩な肉料理が楽しめる一軒。店名は“ニクラボイチミ”と読み、JR桑園駅直結の桑園ウエストンプラザ内に店を構えています。なかでも人気は、熟成によって引き出された赤身肉の豊かな味わい。肉はウェットエイジングで丁寧に熟成し、オーナー自ら部位ごとに最適なカットや調理法を見極めて提供しています。一品料理や前菜も充実しており、食事から一杯まで幅広く利用できるのも魅力。カウンター席のほか、個室や小上がり席も備え、一人でもグループでも気軽に訪れやすい空間です。
DATA
住所/札幌市中央区北10条西15-1-1 桑園ウエストンプラザ内
電話/011-613-2900
時間/11:30~14:30(LO14:00)、17:00~23:00頃(LO22:30)
定休日/不定休
札幌では、旅の記念になるものづくり体験も人気。
作品に思い出を込めて持ち帰りましょう。
シティステイの合間に、少し気分を変えて歴史ある神社や寺院へ。
静かな空気のなか、ゆったりとした時間を。
![[月刊旅色]2026年8月号](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202608/images/common/cover.jpg)



