群馬県護国神社
群馬県/高崎市
群馬県護国神社
日本を守り紡いだ県下の御英霊を祀る神社
観音山の中腹で厳かな空気に包まれる群馬県護国神社。1941年(昭和16年)に創建され、明治維新以降の国難で命を捧げた47,274柱(2025年2月現在)の英霊を祀り多彩な祭事が行われている。境内には多くの慰霊碑が設置されており、戦争の歴史が学べ平和の大切さが感じられる。神前結婚式、初宮詣、七五三など人生節目の吉事をはじめ厄除けや方位除け、またお祓いを受けに県内外から多くの祈願者が訪れる。日本や世界中の平和、そして一人ひとりの心の安寧を願う場として高崎観光の際に訪れたいスポットだ。

- 1939年(昭和14年)政府は護国神社を1府県1社と定めた。これにより、1941年(昭和16年)群馬県護国神社が創建される。
- 創建時は支那事変までの3,573柱、のちに大東亜戦争関係の祭神を合祀し、現在では47,000柱を超える英霊を祀っている。
- 1909年(明治42年)群馬県招魂会が結成され、英霊殿が建立されたのが群馬県護国神社の前身。毎年盛大な招魂祭が行われていた。

権禰宜
石川 博邦
2006年(平成18年)7月に、群馬県護国神社に奉職。神職青年会や雅楽会のほか、地域の親交会など多くのコミュニティに所属。
旅路に刻まれる和の印影
季節限定の御朱印や切り絵のデザイン、良縁を願う御朱印など、多彩な御朱印が手書き、書き置きで用意されている。高崎市内の神社10社を巡って巳年の繁栄を祈願する「高崎巳年 御朱印巡り」にも参加中。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
開催月 | 行事 | 時間 |
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毎月1日 毎月19日 |
月次祭
毎月1日と19日に行われる国の隆盛と皇室の繁栄を祈願するお祭り。 |
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1月1日 |
元旦祭
日本の平和、皇統の繁栄、五穀豊穣と私たち日本国民への加護を祈念するお祭り。 |
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2月11日 |
紀元祭
神武天皇が橿原神宮の大宮に天津日継を知食されたことを仰ぎ、執り行われるお祭り。日本民族としての自覚を深め、愛国心を持って皇室の隆盛と国の安泰を祈念する。 |
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2月上旬 |
節分祭
日本が誇る古き良き伝統行事を後世に受け継ぐためのお祭り。未来を担う子どもたちに豆まきと、大人も子どもも楽しめる福まきを斉行する。 |
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4月中旬 |
講社祭(永代講社祭)
米などの農作物を神様に奉納し、その年の収穫に感謝するとともに、来年の豊作などを祈願するお祭り。 |
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6月30日 |
夏越大祓式
日々知らず知らずのうちに犯した罪、体や心についたけがれを祓う神事。“生命の祓い”といわれ、神様の御神威にすがり祓い清めることにより生命が生き生きとよみがえる。 |
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8月24日 |
みたま祭
戦争から日本をお護りくださった当社に鎮まる約47,274柱の英霊を慰めるお祭り。靖國神社をはじめ、全国の護国神社においても行われる重要なお祭りとなる。 |
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10月16日〜10月17日 |
例大祭
英霊を慰め、ご遺族、戦友をはじめ日本国中の人々が安心して豊かな生活ができるように、そして世界中の平和を祈念する、2日間に渡って行われる最も重要なお祭り。 |
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12月31日 |
年越大祓式
心身についた罪けがれを祓い清める神事。すがすがしい姿に立ち返り、一年間をつつがなく過ごさせていただいたことを神様に感謝し、来年も良き一年を過ごせるよう祈念する。 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
県の出身・関係で国に殉じた英霊が御祭神
群馬県護国神社は、明治維新以降の国難に際し尊い生命を捧げて国民を守った方々を祀る神社。護国神社の源流は招魂社にあり、明治時代の戊辰戦争以降、日清・日露戦争、第一次世界大戦、満州事変、第二次世界大戦などの戦没者の御霊を祀るため、全国に建立された。群馬県では日露戦争のあとに群馬県犒軍会が創設され、これを群馬県招魂会と改称。1939年(昭和14年)、政府は招魂社を一斉に「護国神社」と改称し1府県1社を原則としたため、群馬県でも指定護国神社を創建。現在、群馬県護国神社の境内には戦没者を追悼し平和を祈念するための施設が設けられ、毎年さまざまな慰霊祭や追悼行事が執り行われており、戦没者の御霊を慰めるとともに、平和の尊さを後世に伝える重要な役割を果たしている。また地域の人々からは、先人の偉業をしのび、感謝の念を捧げる場所として大切にされている。
社殿
英霊の思いを受け継ぎ未来へつなぐ護国神社
元々は高崎公園内に英霊殿が建てられ、毎年盛大に招魂祭が執り行われていたが、1939年(昭和14年)に護国神社制度が始まり群馬県護国神社を造営することとなった折に、社地を連隊衛戍地から近い観音山麓に決定した。1941年(昭和16年)11月19日に鎮座祭が行われて群馬県護国神社が創建され、社殿は神明白木造り、東南に面し皇居を遥拝するように建てられた。次々と合祀した祭神は現在47,000柱を超え、日本の平和と子孫繁栄、また日本人の心の安寧に向けて御加護をいただく英霊としてお鎮まりになられている。またその意義に沿うよう、神前結婚式や初宮詣、七五三など人生節目の行事をお祝いしており、社殿は多くの参列者が一同に集える広々とした構造が特徴的な造りとなっている。
祖霊殿(一般納骨堂)
御霊が鎮まる緑と風光に恵まれた納骨堂
群馬県高崎市街を見下ろす観音山の中腹にあり、厳かな空気に包まれた群馬県護国神社。その祖霊殿(納骨堂)は、神社の神域に接する高崎白衣観音への道に添う自然豊かな丘に佇む。納骨堂に設置されている納骨壇は、表面は木目調の総アルミ、内部は黄金に輝いており、納められる遺骨はきっと豊かな安らぎが得られることだろう。管理と祭祀は、末永く群馬県護国神社が行うのも心強い。納骨堂は宗教宗派問わず利用できるが、祖霊殿内の葬儀は、神式・家族葬(供花・供物自由)とされている。また納骨祭をはじめ、希望であれば50日祭や1年祭などの祭典も神社館内にて執行できる。将来への備えとして申し込むことも可能なので検討してみよう。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。


夏詣
一面の青空


紅葉の彩り
護国神社で心を癒やす


高崎の冬
心を清める冬のひととき


寺社の魅力を映し出す
- 住所
- 群馬県高崎市乗附町2000
- アクセス
- [車]関越自動車道高崎ICより約25分 [電車]JR各線・上信電鉄上信線高崎駅西口より車で約8分
- 公式HP
- http://www.gunmagokoku.info/
- TEL
- 027-322-6309旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 027-384-6516
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 参拝無料
- 駐車場
- 150台※1月1日~3日は300台駐車可

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