新発田総鎮守 諏訪神社
新潟県/新発田市
新発田総鎮守 諏訪神社
豊かな生活を守る新発田市の総鎮守
“おすわさま”の愛称で親しまれ、地域の総鎮守として創建から1300年以上の歴史を有する「新発田総鎮守 諏訪神社」。「信濃国一之宮 諏訪大社」の神霊を勧請し、御祭神に建御名方命(たけみなかたのみこと)、八坂刀賣命(やさかとめのみこと)の夫婦神と、藩祖溝口大祖源秀勝朝臣命(はんそみぞぐちおおみおやみなもとのひでかつあそんのみこと)を祀る。縁結び、子授かり、商売繁盛、武運長久、勝利成功の御利益があり、多くの参拝者が訪れる境内では、諏訪大社から譲り受けた御柱が新発田市を見守っている。

- 648年(大化4年)現在の新潟県・聖籠町諏訪山に鎮座、1688年(元禄元年)に現在地に遷座した。
- 歴代新発田藩主より篤い崇敬を受け、幾度かの遷座のあと、社殿は1756年(宝暦6年)7代藩主溝口直温公により建立された。
- 現在の社殿は2004年(平成16年)に再建。その3年前に全焼し、新発田市内外の氏子崇敬者の力により早期再建が実現した。
宮司
畠山 邦洋
2024年(令和6年)「新発田総鎮守 諏訪神社」第20代宮司に就任。趣味は潔斎を兼ねたサウナ入浴だそう。
旅路に刻まれる和の印影
御朱印はすべて、神職が書き入れたものが頒布される。墨の濃淡や筆の運び一つひとつに心が込められた御朱印を、大切にいただこう。季節や行事などに合わせた限定御朱印も人気が高い。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
開催月 | 行事 | 時間 |
---|---|---|
1月1日 |
歳旦祭
新しい年の到来を祝うとともに、一年の平穏安泰を祈願する。 |
0:00 |
2月11日 |
建国祭
日本の建国を祝う。 |
13:00 |
2月17日 |
祈年祭
一年の五穀豊穣と産業興隆を祈念する。 |
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2月23日 |
天長祭
天皇陛下の誕生日を祝う神事。 |
|
2月28日 |
鎮火祭
火事が起こらないよう祈念する火防の神事。 |
18:30 |
3月 |
初午祭
3月初めの午の日に開催。境内末社・大若稲荷神社で斎行される。五穀豊穣と商売繁盛を祈念する神事。 |
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4月21日 |
厳島神社例祭
境内末社・厳島神社の例祭。厳島神社には、芸能上達や金運上昇、航海安全の御利益がある。 |
10:00 |
6月3日 |
五十志霊神社例祭
境内末社・五十志霊神社の例祭。五十志霊神社には、新発田藩に功績のあった人々が祀られている。巫女舞の奉奏も行われる。 |
10:00 |
6月30日 |
人形供養祭
大切にしていた人形に感謝の気持ちを伝えてお祓いし、お焚き上げをする神事。 |
15:00 |
6月30日 |
夏越大祓
半年の間にたまった心身の罪けがれを祓い、残り半年の平穏無事を祈願する神事。 |
18:00 |
6月上旬 |
社びらき
境内にキッチンカーなどが出店し、いつもとは違う神社の雰囲気を味わうことができる。 |
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7月27日 |
大若稲荷神社例祭
境内末社・大若稲荷神社の例祭。稲荷神社には、五穀豊穣や商売繁盛の御利益があるとされる。 |
10:00 |
8月26日〜8月29日 |
例祭(新発田祭り)
諏訪神社における最大の祭典。10名以上の神職により、古式に倣った神事が行われる。 |
|
9月上旬 |
一心泣き相撲
赤ちゃんの無病息災を願い、お相撲さんに抱っこされた赤ちゃんが泣き声を競い合う。 |
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11月23日 |
新嘗祭
この一年間の収穫に感謝し、御初穂を神前に献上する神事。 |
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12月30日 |
年越しの大祓
半年の間にたまった心身の罪けがれを祓い、新年の平穏無事を祈願する神事。 |
15:00 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
“おすわさま”の愛称で親しまれる古社
648年(大化4年)信濃国の人々が移住する際、「信濃国一之宮 諏訪大社」の神霊を現在の新潟県・聖籠町諏訪山に勧請したのが始まり。佐々木盛綱、新発田重家らに信仰され、藩主溝口家からも代々篤い崇敬を受けた。何度か遷座したのち1688年(元禄元年)藩主溝口重雄侯により現在地に鎮座。主祭神に五穀豊穣、商売繁盛、交通安全、勝利成功の御利益がある建御名方命(たけみなかたのみこと)を、配神に病気平癒、五穀豊穣に御利益がある八坂刀賣命(やさかとめのみこと)を祀る。夫婦神の2柱が一緒に祀られ、縁結び、子授かり、夫婦円満の御利益も授かることができると参拝者も多い。さらに相殿には新発田藩の藩祖溝口大祖源秀勝朝臣命(はんそみぞぐちおおみおやみなもとのひでかつあそんのみこと)を祀る。初代藩主溝口秀勝侯は治水や新田開発に尽力し、新発田藩10万石の礎を築いた。
社殿
旧社殿と同規模で再建された迫力ある社殿
1756年(宝暦6年)7代藩主溝口直温侯により建立された社殿が2001年(平成13年)に不審火により全焼。2004年(平成16年)8月1日、氏子崇敬者の力により旧社殿と同規模の社殿が再建され、遷座祭が執り行われた。迫力ある社殿は奥行きのある幣殿が特徴で、吸い込まれそうな存在感に古き時代への想像がかきたてられる。社殿の各所にあしらわれている神紋は梶の葉紋。梶の葉は神前に供える食器や祭具である幣として使われたことから神聖な植物とされており、旺盛な生命力を表している。境内には御本社諏訪大社から譲り受けた、およそ12mある御柱がそびえ立ち、6年ごとに「新発田御柱祭」を斎行し建て替えられる。
新発田祭り
荘厳な神事や「帰り台輪」に街が盛り上がる
毎年8月26~29日に開催される例祭「新発田祭り」。期間中は市民によるさまざまな行事で街が盛り上がり、夏の風物詩となっている。古くからの形式を厳修した貴重な神事が「新発田総鎮守 諏訪神社」で執り行われ、こちらも荘厳な雰囲気。御神輿に神様の御分霊を遷す「移御式」を皮切りに、平安絵巻さながらの華やかな様子も見ることができる。最終日にフィナーレを飾って市中を盛り上げる「帰り台輪」は、1692年(元禄5年)頃、殿様が祭りのにぎわいを出すために人形を乗せた台輪作成のお触れを出したことが始まりといわれている。奉納されていた台輪(山車)をそれぞれの町内に引いて帰る行事で、6台の台輪が道中で威勢よく“あおり”を繰り返し、勇壮な動きで市内を練り歩く様に多くの観衆から歓声が上がる。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。


城下町新発田の祭りで
心身が躍動する夏


穏やかな夕暮れの光と
円熟の紅葉が美しい秋


純白の雪と清浄な空気が
心を洗い清める冬


- 住所
- 新潟県新発田市諏訪町1丁目8-9
- アクセス
- [車]日本海東北自動車道聖籠新発田ICより約20分 [電車]JR羽越本線・白新線新発田駅より徒歩約4分
- 公式HP
- https://osuwasama.jp/
- TEL
- 0254-22-2339旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 0254-22-2561
- 営業時間
- 社務所:9:00~17:00、御祈祷:9:00~16:00(平日は要事前予約)※電話受付は9:00~17:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 参拝無料
- 駐車場
- 40台

テーマやシチュエーション別に、スポット周辺のモデルコースを紹介。
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人々に生命力を送る春