彌都加伎神社
三重県/鈴鹿市
彌都加伎神社
ふと立ち寄りたくなる美しい“ご縁の社”
三重県鈴鹿市で1300年以上の歴史を刻み、日本神話に登場する宗像三女神を3柱とも祀るめずらしい神社。古くから地域で篤く信仰され、境内には大地の龍神様が宿る「夫婦岩」や、白龍様が宿る「叶う石」がある。また神社は心身の美を引き出すパワーがあるとされるため、特に女性におすすめ。美しい御朱印やお守りが揃い、季節の花があふれる花手水や境内を彩る華やかな和傘も魅力的だ。商売繁盛や家内安全を願うお稲荷さんも鎮座し、龍や自然の神聖な力と歴史が織り成す特別な空間で、心安らぐひとときを過ごそう。

- 国の安寧を守る海の神と信仰される女性の守護神宗像三女神は、家庭の繁栄を守る力を持ち、心身を美しく導いてくれる。
- 主祭神の大土御祖神(おおつちみおやのかみ)は古代より土の神として信仰され、土地の安全と繁栄をつかさどっている。
- 延喜式がまとめられた時代から1300年以上続く由緒ある神社で、地域の守護神として、地元の人や漁師に篤く信仰されてきた。
宮司
遠藤 嘉章
三重県鈴鹿市の地域のつながりを大切にしている。また、訪れる人には地元の魅力や鈴鹿市の美しい自然と歴史の素晴らしさなどを感じてもらえるよう努めている。
旅路に刻まれる和の印影
延喜式内社の歴史や宗像三女神の御神徳を大切にしながら、季節の花に地域の風景などを取り入れた心温まる御朱印。丁寧に渡され、ご縁と御加護が感じられるのも嬉しい。毎月限定の御朱印も展開している。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
開催月 | 行事 | 時間 |
---|---|---|
毎月 第3土曜日 | 稲荷月次祭 | |
毎月1日 毎月15日 |
月次祭 | |
1月1日 |
元旦祭
今年の平和と幸福を大神様に祈り、新しい御神札やお守り、破魔矢、熊手などを授かる。また、今年一年の願い事を絵馬に書いてお願いしよう。 |
|
1月12日 |
成人式(鈴鹿市)
今年成人される人が、大人として社会に認められ祝福を受ける成人の日。神社に参拝し、無事に大人の仲間入りができたことを大神様に報告しよう。 |
|
1月13日 |
焚上式
昨年の御神札やお守り、また正月のしめ縄などを、感謝とともに浄化する神事。古神札などをたき上げた炎で焼いた餅を食べると、無病息災で過ごせるといわれている。 |
|
2月2日 |
節分祭(厄除祭・長寿祭)
厄年、または年男・年女の人はお祓いを受けて除災招福、無病息災を祈り、大神様の御加護で一年を無事に過ごそう。また長寿の人は大神様に感謝し、お祝いをしよう。 |
|
2月23日 |
祈年祭(御鍬祭)
本年も災いなく、五穀の豊穣と産業の発展、国家安泰、氏子・崇敬者が無病息災であることを祈念するお祭り。 |
|
3月2日 |
初午祭
稲荷社の祭日。五穀豊穣、商売繁盛、産業興隆、家内安全、芸能上達などの祈願を執り行う。 |
|
3月23日 |
みずがきマルシェ
桜がきれいに咲く時期に、春のみずがきマルシェが開催される。 |
|
4月5日 |
鎮魂祭
その年に亡くなった人や先祖代々の霊を慰める御霊祭を遂行。また、不要になった人形・ぬいぐるみ・結納飾り・筆・針などの霊を鎮め、安心立命を祈願する鎮魂祭を行う。 |
|
5月3日 |
春祭
新緑のように生き生きと生活ができるよう、家内安全、商売繁盛などを大神様にお祈りする春のお祭り。 |
|
6月30日 |
夏越大祓
半年間の罪けがれを祓い清め、これから半年の無病息災、家内安全、交通安全を祈願。茅の輪が設置される。 |
|
7月20日 |
彌都加伎神社想う会大祭
2025年に発足された「彌都加伎神社想う会」の大祭で、会員の繁栄をお祈りする。浴衣で参拝しよう。 |
|
10月12日 |
例大祭
各町の子ども神輿の巡行と、みずがきマルシェ、よさこいが行われる。 |
|
10月下旬〜12月中旬 |
七五三祭
3歳と5歳の男の子と、3歳と7歳の女の子が無事成長していることに感謝し、将来の幸福をお祈りする。 |
|
11月23日 |
新嘗祭
今年収穫した新穀をお供えして、今年の豊作を大神様に感謝する神事。 |
|
12月31日 |
年越大祓
今年の罪けがれを祓い清めて、今年一年の感謝と来年の家内安全・交通安全・無病息災を大神様にお祈りする。 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
1300年の祈りが息づく人と地域を結ぶ社
創建は1300年以上前とされる、三重県鈴鹿市に鎮まる由緒正しい延喜式内社。古くからこの土地に住む人々によって深く信仰されてきた。主祭神に土をつかさどる大土御祖神(おおつちみおやのかみ)を祀り、自然災害から地域を守る存在として崇められている。また、境外末社に日本神話に登場する宗像三女神、多紀理比賣命(たきりひめのみこと)、田寸津比賣命(たきつひめのみこと)、市寸嶋比賣命(いちきしまひめのみこと)を奉斎しており、美と芸能や海上安全、家内安全、縁結びの神として崇敬を集めている。三重県内で宗像三女神が3柱とも祀られている神社は非常にめずらしく、地域の信仰の中心となっており、人々によって大切に守られてきた。さらに昔から漁師たちが航海安全を祈願して参拝する歴史があり、海、山、土地の神々が集う神社として、地域に根差した信仰が今なお続いている。
社殿
歴史と自然が織り成す安らぎに心惹かれる
彌都加伎神社は地域の信仰と歴史を色濃く反映した、落ち着きと温かみを感じさせる空間。拝殿は東向きに建てられており、参道からの参拝者を迎え入れる姿勢が印象的だ。拝殿前には神域への入り口の役割がある反橋(神橋)が架かり、神聖な空気を醸し出す。また「夫婦岩」や「叶う石」があり、訪れる人々が願いを託している。北側には「彌都加伎稲荷神社」や「恵比須・大黒の社」が鎮座し、多様な神々が共存する彌都加伎神社ならではのお参りができるのも特徴のひとつ。社殿の周囲には、神社の歴史と地域の文化を尊重しつつ現代的な感性を取り入れたディスプレイとして、華やかな和傘や多肉植物が配置され、神聖ななかにも親しみやすい気配を演出。彌都加伎神社の社殿は、歴史的な背景と地域の信仰を大切にしながら、訪れる人々に心の安らぎと美的な体験を提供する魅力的な空間となっている。
細部までこだわった映えるお守り
より幸せになるためのお守りと御朱印
女性の幸運に寄り添うお守りが豊富に揃い、しかもかわいいと話題。毎月末広がりの8日に授与される「麗守」をはじめ、縁結びや安産守り、家庭円満守りなど、女性が求める幸運や守護をしっかりとサポートしてくれるお守りは、神聖な力を感じながら身近に持っておけるものばかり。誰もが自分を大切にし、内面から輝き、より幸せな生活を送るための心強い味方となるだろう。さらに御朱印も神社の歴史や神々にちなんだ美しいデザインが施され、手にした瞬間に心が穏やかになるデザイン。特に、花や龍をモチーフにした御朱印が女性に人気だ。参拝の記念としてはもちろん、神社の御加護を感じたいという思いを込めて、御朱印をいただくことができる。彌都加伎神社への参拝を通じて、男女問わずすべての人が自分の内面と向き合い心を落ち着け、運気をアップさせられるだろう。
- 住所
- 三重県鈴鹿市東玉垣町1412
- アクセス
- [車]東名阪自動車道鈴鹿ICより約30分 [電車]近鉄名古屋線白子駅より車で約8分 [バス]三重交通バス鈴鹿市内線「西玉垣」停留所より徒歩約5分
- 公式HP
- https://mizugakijinjya.info/
- TEL
- 059-382-6463旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 059-389-5014
- 営業時間
- 9:30~16:30
- 定休日
- 無休
- 料金
- 参拝無料
- 駐車場
- 80台

テーマやシチュエーション別に、スポット周辺のモデルコースを紹介。
三重県の旬のおでかけスポットやイベント情報をご紹介!気になるところへ足を運んでみましょう!
近くにある人気のスポットをピックアップ!