米之宮浅間神社
静岡県/富士市
米之宮浅間神社
ヨネノミヤセンゲンジンジャ
富士山を仰ぐ五穀豊穣を授ける地域の総鎮守
674年(白鳳4年)以前の創建と伝わる「米之宮浅間神社」は、穀倉地帯“加島五千石”の総鎮守として、1寸8分の米粒を御神体に五穀豊穣の御神徳を授けてきた古社だ。“米之宮”の名は、奉斎する浅間第八・第十八御子神の“八”と“十八”を合わせると“米”の字になることが由縁とされる。富士山の噴火鎮護のために木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を勧請した地で、社殿越しに富士を仰ぐ眺望も魅力。クスとムクの“夫婦木”など巨木に囲まれた境内は、春の桜の名所として多くの人に親しまれている。
- 天武天皇の時代である674年(白鳳4年)に勅使が訪れたという記録も残る、1350年以上の歴史が刻まれた米どころの総鎮守。
- 勅使が訪れてから1350年の節目に“令和の記念改修事業”が計画され、本殿や拝殿の耐震改修、社殿などの修繕が行われた。
- 参道脇にはクスとムクの2本の大木が、寄り添い重なり合うよう成長しており、“夫婦木”と呼ばれ大切に守られ続けている。
禰宜
藤本 信三
数年前に地元である静岡県富士市へ帰郷した。現在は禰宜(ねぎ)を務め、多くの人が足を運んでくれるような心温まる神社を目指し、日々運営に尽力している。
旅路に刻まれる和の印影
御朱印は、御朱印帳への直書きや「全国お浅間さん巡り」にも対応している。季節ごとの限定御朱印が登場するほか、参拝当日に富士山が見えなかった場合、“富士山スタンプ”を押すサービスも人気だ。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
| 1月 | 新年奉納行事・新年正式参拝 | |
| 2月 | 節分祭・建国記念祭 | |
| 2月11日 | 紀元祭・祈年祭 | |
| 3月〜4月 | 桜花祭 | |
| 5月1日 | 浜降り神事 | |
| 5月2日 | 例大祭・稚児行列 | |
| 6月30日 | 夏越の大祓 | |
| 7月〜8月 | 旧七夕祭 | |
| 9月 | 観月祭 | |
| 10月 | 福寿宮例祭・新穀感謝祭 | |
| 11月23日 | 新嘗祭 | |
| 12月31日 | 年越大祓式 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
約1350年前に創建されたと伝わる古社
古文書によると、かつて富士山は雲霧に包まれて拝むことができず、人々は“米穀山”と呼び崇敬していたという。かすみが晴れ雄大な姿が出現した際、これを拝した人々が現在地に神々を祀ったことが、当社の信仰の始まり。当初は1寸8分の米粒を御神体とする農業神を仰ぎ、“米之宮”の社名もこれに由来する。詳細な創建年は不詳だが、674年(白鳳4年)には朝廷からの勅使が祭事を行った記録が残り、806~810年(大同年間)に富士山の大噴火を鎮めるべく木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を勧請してからは浅間神社として祀られるようになった。1590年(天正18年)に豊臣秀吉から社領を認められ、江戸時代には徳川家光らからも領地を保障された。1875年(明治8年)に郷社へ列せられたのち、2024年(令和6年)には勅使来臨から1350年という節目を迎えた。
社殿
修繕を経て美しく生まれ変わった社殿
拝殿の屋根越しに美しい富士山を仰ぐことができ、建築と自然が一体となった見事な風景が楽しめる。手前に佇む拝殿は1958年(昭和33年)に改築された鉄筋コンクリート瓦屋根で、朱と白の鮮やかな色彩が目を引く。拝殿正面には地元中学生が制作した巨大な干支絵馬が毎年奉納され、地域に根差した神社としての顔をのぞかせる。本殿は1889年(明治22年)に建造された木造の建物で、屋根は銅の板でふかれた三間社流造の伝統的な様式。2024年(令和6年)には、勅使来臨から1350年という大きな節目を機に、社殿を次代へ継承するための記念改修事業が実施され、老朽箇所の修繕や耐震改修を経て、歴史的意匠を守りながら、美しく生まれ変わった。2025年(令和7年)に神様を元の社殿へお戻しする「正遷座祭」が執り行われ、伝統と現代性が調和した姿を見せている。
境内社「福寿宮・天満宮」
福神様と天神様を併せて祀る合殿形式の社
本殿の東側に佇む境内社「福寿宮・天満宮」は合殿形式の社で、福徳をつかさどる福寿宮には大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)と事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)を祀り、天満宮には学問の神である菅原道真公(すがわらのみちざねこう)を祀っている。天満宮が1994年(平成6年)に併祀(へいし)された歴史を持ち、市街地でありながら静かな神域の一角で、人生の節目に落ち着いて参拝できる環境が整う。健康長寿や家内安全に加え、学業成就や就職祈願など、多岐にわたる願いを届ける祈りの場として親しまれてきた。社務所には合格祈願の絵馬やお守りのほか、独自の“合格鉛筆”も用意されている。受験シーズンの祈願だけでなく、合格後にお礼参りに訪れる人も多い。毎年10月には「福寿宮例祭」と「新穀感謝祭」が併せて執り行われ、地域の福徳と安泰を願う大切な行事となっている。
- 住所
- 静岡県富士市本市場582
- アクセス
- 車:東名高速道路富士ICより約12分、新東名高速道路新富士ICより約15分
電車:JR東海道本線・身延線富士駅北口より車で約5分、徒歩約18分、東海道・山陽新幹線新富士駅より車で約12分 - 公式HP
- https://yonenomiyasengen.main.jp/toppg/index.htm
- TEL
- 0545-61-0817旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- 営業時間
- 0:00~24:00※24時間参拝可
- 定休日
- 無休
- 料金
- 詳細は公式HP参照
- 駐車場
- 80台
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