【岡山・真庭】発酵の薫る勝山へ。御前酒 蔵元 辻本店と河野酢味噌を巡る醸造旅
岡山県北部に位置する真庭市。中国山地の山並みに抱かれ、町の中央を一級河川・旭川がさらさらと流れるこの地には、どこか懐かしく凛とした空気が漂っています。 風情ある白壁や格子窓が続く通りへ足を踏み入れると、軒先で揺れる鮮やかなのれんと、ふわりと鼻先をかすめる芳醇な香りに出合います。それは米が醸され、大豆が熟成する、豊かな「発酵」の薫り。 かつて水運の要衝として栄えた城下町・勝山と、隣町である久世。この地に根づく発酵文化の深淵に触れるべく、旭川の流れに沿って2つの老舗名蔵を訪ねました。酒米のルーツ・雄町米と伝統技法にこだわる「御前酒 蔵元 辻本店」、そして明治から木桶仕込みを守り続ける「河野酢味噌製造工場」。五感をとぎ澄まし、手仕事のぬくもりに浸る醸造の旅へご案内します。
ふかい