厚別神社
北海道/札幌市清田区
厚別神社
四季折々に心を結ぶ御朱印が人気の社
北海道中央バス清田区役所停留所から徒歩約3分の場所に鎮まる厚別(あしりべつ)神社。天照大神(あまてらすおおみかみ)、倉稲魂神(うかのみたまのかみ)、大山祇神(おおやまつみのかみ)を祀り、家内安全、商売繁盛、厄払いなどに御利益がある。地域に永く親しまれ、春は桜、秋は紅葉に彩られる豊かな自然も楽しめる。石段の参道を上がって振り返ると景色も良いので、気軽に日々の感謝と祈りを捧げに訪れよう。例大祭や初詣など、さまざまな行事には多くの人が集まり、また美しい御朱印も人気を博している。

- 札幌市厚別区が誕生したのは1989年(平成元年)。厚別神社はそれより100年以上前から存在していた。
- 2024年に創祀150周年を迎えた。北海道開拓民が厳しい生活のなかで神の御加護を願う、地域信仰の中心だった。
- アイヌ語で厚別川を「アシリ・ペッ」と言うため、厚別(あしりべつ)神社となったとの説がある。意味は“新しい川”。
旅路に刻まれる和の印影
御朱印は、清らかな気を感じるシンプルで美しい墨書が特徴。季節をモチーフにした印が月によって変わるところも人気。ほかの神社とコラボレーションした御朱印も限定頒布されている。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
開催月 | 行事 | 時間 |
---|---|---|
1月1日 | 元旦祭 | |
1月15日 | 古神札焼納祭 | |
4月12日 | 春季例祭 | |
6月中旬 | 忠魂碑慰霊祭 | |
9月12日 | 例大祭 | |
11月23日 | 勤労感謝祭 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
明治時代の北海道開拓を支えた祈りの社
1884年(明治17年)に御祭神を3柱奉斎し、合掌造りの社を建立。この地域に早くから移住していた長岡重治が、1874年(明治7年)から朝夕拝礼していた祠(ほこら)が始まりで、北海道開拓が本格化するなか、厳しい自然と戦う開拓民たちがお参りできるようにと造営された。社は地域の安寧と五穀豊穣を願う地域の心のよりどころで、鎮守の氏神と崇められた。御祭神は、太陽の神であり国土安泰をつかさどる天照大神(あまてらすおおみかみ)、稲作や商業を守護するお稲荷様倉稲魂神(うかのみたまのかみ)、山林と酒造の神様大山祇神(おおやまつみのかみ)。創建当初から地域に親しまれ、1917年(大正6年)現在地に遷座。1970年(昭和45年)に新社殿が造営される。現在も例祭や年中行事を通して地域と深く結び付き、厚別神社は安らぎに満ちた祈りの場として歴史を刻んでいる。
社殿
日本古来の様式で建てられた社殿
1917年(大正6年)、氏子の増加により現在地に遷座し、1970年(昭和45年)に造営された社殿は約33坪の神明造。この直線的で簡素な建築様式は、神宮(伊勢神宮)の正殿に代表される日本古来のもの。境内全体は約5,071坪あり、社殿は石段を上った高台に位置しているため美しい街並みが望め、風景に癒やされながら自然と調和した穏やかな祈りのひとときを過ごすことができる。社殿の右手には旧本殿が残されており、永い歴史と文化が感じられる貴重な場となっている。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。


緑きらめく夏詣へ
厚別(あしりべつ)神社


紅葉に、願いを乗せて
厚別(あしりべつ)神社


大雪と、祈りの時間
厚別(あしりべつ)神社


- 住所
- 北海道札幌市清田区平岡2条1丁目3-1
- アクセス
- [車]道央自動車道札幌南ICより約7分 [電車]JR各線札幌駅より車で約30分 [バス]北海道中央バス各線「清田区役所」停留所より徒歩約3分
- 公式HP
- https://www.ashiribetsujinja.com/
- TEL
- 011-881-1930旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 011-888-4688
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 参拝無料※詳細は要問合せ
- 駐車場
- 100台

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吹く思い、厚別の森へ
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