- 1泊2日
- 1日目
北海道文学旅行 Part1──羊博士はいったいどこに?
札幌(北海道)
予算:31,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動します。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
・レンタカー代(およびガソリン代)は含まれていません。
更新日:2025/07/25
村上春樹「羊をめぐる冒険」は、主人公の「僕」と耳の美しい彼女が背中に星形の斑紋を持つ“特別な羊”を追って北海道へ行く不思議な物語です。迷える羊ならぬ「僕」は、やがて羊博士の別荘にたどり着くのですが……。今回のPart1では、失踪した羊博士を探しに滝川市へ行きます。

ランプライトブックスホテル札幌

札幌大通公園のとうきびワゴン

国道12号線
たきかわスカイパーク

松尾ジンギスカン本店

丸加高原

OMO7旭川(おも) by 星野リゾート
Part1 の旅は、札幌に始まり、滝川へ移動します。えっ、なぜ滝川市なのかって? それは旅へ出てのお楽しみ。
ランプライトブックスホテル札幌

ランプライトブックスホテル札幌

旅とミステリーの専門書店

24時間営業(フード提供時間7:00~22:00)

ソファーに腰掛けて、ね

スイーツも!

宿泊も!
ちょっぴりマニアックな旅のかたちを提案する「本の世界を旅するホテル」。約4000冊の本を蔵書しており、1階に書店&カフェを併設する。24時間営業なので、遅くなった仕事帰りにもふと寄れる利便性も魅力。

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ まずは小説の主人公たちと同様に、旅行の作戦を練るためにカフェに行きましょう
- ★ というのも、主人公の「僕」と彼女は、旧友の鼠から送られてきた写真の風景がどこなのか探すために、喫茶店で作戦会議を開いているのです。スマホはおろか、まだネット環境もない時代です。北海道の羊牧場の分布と羊の種類を調べるのに、二人は「図書館か道庁に行けばわかると思う」と行動計画を立てるのでした
- ★ なので私たちも、書店を併設するブックホテルのカフェに入ることにしましょう。ここで今回の旅の目的である失踪した「羊博士」探索の手がかりをつかもうではありませんか。書店には旅行本とミステリーがズラリ。きっと何かヒントがあるはずです
- ★ 朝が早かったのに、これからの行程を考えると昼食が遅くなりそう。そこで「MORIHICO.」のコーヒーとガトーショコラで、エネルギーを補給しておきましょう、ね……すると、羊博士は滝川市におられるという情報を入手!
札幌大通公園のとうきびワゴン

札幌大通公園のとうきびワゴン

毎月10日“とうきびの日”は派手になります!

ワゴンは6年ぶりに新装!(令和7年時点)

茹でてよし!
焼いてよし!
行列が!
札幌大通公園の名物。甘じょっぱいタレで焼いたとうもろこしとニセコ産ジャガイモに北海道産バターをのせる「じゃがバター」は夏の風物詩に。「きびっち」に遭遇すると、その日は良いことがある、とか。

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 引き続き小説のストーリーを。北海道にやって来た主人公の「僕」は、およそ観光と山に縁がありそうな場所を全部まわるのですが、鼠から送られてきた写真の風景に見覚えのある人はいませんでした。「僕」は疲れてしまい、公園のベンチに座ってトウモロコシをかじるんです
- ★ この場面について、ハルキストをはじめ関心を持つ人たちの多くは“これは大通公園の「とうきびワゴン」に違いない!”と確信しています、はい。……な・の・で、ここでトウモロコシにかじりつきましょう。ふふふ、私たちは、もう羊博士の居所について情報を得ているのだよ。わっはっは──うーわっ、北海道の食べ物って、どうしてこんなにうまいの!?
- ★ 今年(令和7年)は、6年ぶりにワゴンのデザインが新しくなったそうです。たぶんまだ、ネット検索しても、あまり見られませんよ! 通常は公園内2カ所で営業していますが、休日やイベント開催時は最大4カ所まで増える場合があるといいます(笑)。最新情報は公式サイトやSNSで確認してね

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 滝川へドライブといきましょう。日本一長い直線道路は気持ちいいですよー(ちなみに小説では、“直線は人を摩耗させる”といった表現があります。う〜ん、気持ちがいい半面、何となく分かる気もして……)
- ★ ところで、なぜ滝川へ行くのでしょうか? それは、私たちの羊博士が住んでいるという情報をつかんだからです。そこはかつて大正時代に官製の種羊場があった土地なんです。このとき国策として造られた種羊場は、全国に5カ所でした。滝川のほかは、月寒(北海道)、友部(茨城県)、北條(兵庫県)、熊本です。さて、滝川にいるはずの羊博士は、どんな方なのでしょうか? そして、どんな話をしてくれるのでしょうか? ご興味のある方は、文学旅行noteへぜひ→ https://note.com/airplane_deer/n/nc9601103c03b
- ★ 道中の“日本一長い直線道路”は、明治21(1888)年の道路工事復命書に「なるべく直線路に為す」と記載されていることから、意図的に造られたようです。考えてみれば、あらゆる意味で一番効率的ですよね。でっかいどお 北海道(懐っ)
たきかわスカイパーク
たきかわスカイパーク

体験飛行イメージ①
体験飛行イメージ②

体験飛行イメージ③
スカイミュージアム
イベントイメージ
日本で最初の本格的航空公園。石狩川河川敷にある公園と飛行場の機能を有しており、グライダーの体験搭乗ができる。スカイミュージアム(航空動態博物館) 、キューロッジ(宿泊施設)、ハブハウス(管理棟)など、さまざまな施設が揃う。

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 羊博士との邂逅については文学旅行noteをお読みいただくとして(大人の事情)、ここでは滝川にしかない独自のアクティビティを楽しんでいきましょう。ということで、グライダーの飛行体験はいかがでしょうか。案内人が鹿子沢ヒコーキさんだけにね、ホント最高に気持ちいいですよー
- ★ こちらの施設は、本格的なグライダー飛行を常時体験できる、全国でも珍しい施設なんです。滑走路は、メインランウェイ(800×20m・舗装)、グラスランウェイ(1200m×50m)、ウィンチレーン(1150m×2本)の3種類があります。
- ★ ピュアグライダーの体験飛行とは別に、スカイミュージアム(航空動態博物館)を楽しむこともできます。夏期(4月中旬から11月中旬まで)は無休で開館されており、9:00~17:00まで。入館料は、一般:320円、高校生:210円、小学生・中学生:100円となっています(夏期間の個人の見学については無料)
- ★ 大空を舞いながら地上に目を向けると、放牧された羊の群れが見えたりして……羊博士の貴重なお話は勉強になったなぁ……ということでお次の訪問先は──
松尾ジンギスカン本店

松尾ジンギスカン本店

特上ラムジンギスカン

うどん

本店内観

本店個室 椿
1956年に創業した老舗。北海道内に外食店舗を広げ、またスーパーマーケットでの味付ジンギスカン販売を通じ、羊肉料理を広く道内に浸透させたことで有名。ニンニクを使わない独自のタレは唯一無二の絶品。
写真提供:松尾ジンギスカン

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ そうです、ここで北海道のソウルフードといきましょう! ちょっと遅くなりましたが、待望の昼食「ジンギスカン鍋」です
- ★ かつて官製の種羊場があったここ滝川市で、昼メシといえば羊肉料理ですよね。で、羊肉料理といえば、やっぱり松尾ジンギスカンでしょう。同社は味付けされた羊肉を焼く現在のスタイルを、一般家庭に広く普及させた企業として地元では誰でも知っているんですっ!
- ★ それまでは材料を別々に用意して家庭で漬け込みをしていたものを、同社はあらかじめタレに漬け込んだ羊肉をスーパーマーケットなどで販売し、これが大ヒット! 北海道のソウルフードは、さらに広がりをみせていったというのです。特筆すべきは、その「タレ」なんです。長い時間を研究に費やして作られたタレは、ニンニクを使用していないにもかかわらず、羊肉独特の臭みをまったく感じさせない唯一無二の味わい。ぜひご賞味を
- ★ もともと日本列島に羊は生息していませんでした。なので日本人は最近まで知りませんでしたが、世界は“羊で出来ていた”んですよ、中世まで! と、これは羊博士の受け売りです(照)

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 江部乙町の初夏は必見です。全国でも有数の作付面積を誇る菜の花畑が、あたり一面を鮮やかな黄色に染め上げるんです。高原の展望台に立って、田園地帯や雲海、羊や牛馬が放牧される雄大な風景を目にすれば、ここは北海道の隠れた宝石や! となりますよ
- ★ 古来生息せず、また湿気の多さから生育にも適さない日本で、羊の畜産が始まったのは明治に入ってからのことでした。それはいったいなぜだったのでしょうか……? 高原の深い静寂のなか、刻々表情を変えていく風景を満喫しながら、そんな謎解きをする愉しみもあったりしてね……解答を知りたい方は、文学旅行noteへ →https://note.com/airplane_deer/n/nc9601103c03b
- ★ こちらの高原でもパラグライダーなどのイベントが行われるそう。滝川市がスカイスポーツに力を入れていることを、この旅で初めて知りました。石狩川と空知川に挟まれたデルタ地帯なので、上昇気流が発生しやすく航空管制の制約も少ないという好条件に、全国から愛好者が集まる「グライダーのメッカ」として知られるようになったといいます。不覚でした(悔泣)
OMO7旭川(おも) by 星野リゾート

OMO7旭川(おも) by 星野リゾート

ブックトンネル

シロクマルーム

ローカルグルメ探索ツアー(OMOレンジャーツアー)

朝食ビュッフェイメージ

朝食テーブルイメージ
北海道の風土と新旧カルチャーを思いの限り遊び尽くす、都市観光のためのホテル。見どころ満載の旭山動物園富良野や美瑛にも好アクセス。ご当地グルメのハシゴを案内する「OMOレンジャーツアー」は大人気。

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ いや〜遊びましたね。明日の目的地へ向けて旭川まで足を伸ばしておきましょう。宿選びは、やっぱり本を大切にしているところを選びたいですよね。というわけで、オンラインとオフラインの融合を目指すホテル(注:個人の感想です)を選びました。ブックトンネルでくつろぎながら、インターネット時代に紙の本がどういう存在になっていくか想像してビジネスチャンスを探すのもいいかも
- ★ 夕食について、こちらでは通常、館内での提供がありません。というのは、ホテル周辺の魅力的なグルメを楽しんでもらうためなんです。それが「OMOレンジャーツアー」(ご近所ツアー)です。まるで友人のように旭川の街中を案内してもらえるので大人気なんですよ!
- ★ お部屋は旭山動物園の人気者「シロクマルーム」で決まりでしょう。さて、明日は念願の「十二滝町」へ向かいます。えっ? 十二滝町ってどこかって? それはですね〜、北海道文学旅Part2のお楽しみです!
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温泉ソムリエマスター泉よしか
























