上野國総社神社
群馬県/前橋市
上野國総社神社
コウズケノクニソウジャジンジャ
平安時代に上野国内全神社の神を祀った宮
第10代崇神天皇皇子である豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が東国平定のために上野国(現在の群馬県)を訪れた際、軍神として経津主命(ふつぬしのみこと)を祀ったのが始まりとされる。やがて平安時代末期に、律令政治のもと上野国549社の神々を合祀(ごうし)して総社となり、当社を参拝すると549の神社をお参りしたのと同じ御利益がいただけると多くの人々が訪れた。緑豊かな広い境内には、安土桃山時代の建築を残す本殿や樹齢約800年といわれる御神木が立ち、静かで穏やかな空気が流れている。
- 上野国(現在の群馬県)549社の神々をお祀りしており、当社を参拝すれば国中の神を拝したことになると、多くの人々が訪れた。
- 厄除け、開運、方位による災難除けなどを願う参拝者や、人生の節目に祈りを捧げる人々が、県内外から年間約40万人訪れている。
- 社殿は大きな火災に遭ったものの神威が失われることはなく、元亀年間(1570年~1573年)に現在地に遷座し再建された。
宮司
根岸 義貴
「上野國総社神社」の宮司として奉職。神社の宗教活動や地域行事において責任者として中心的な役割を務め、次世代へ継承する歴史と文化に携わっている。
旅路に刻まれる和の印影
月ごとに、季節や行事をデザインした御朱印が頒布されている。直書き、書き置き両方のタイプを揃え、直書きの御朱印スタンプは神社職員が手作り。ほかに見開き御朱印や切り絵の御朱印なども人気が高い。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
| 1月1日 |
元旦祭
国家の繁栄と世界の平和を祈願し、併せて氏子崇敬者の除災繁栄を神前に祈祷する。 |
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| 1月6日 |
射儀式
境内にて弓と矢を持ち、的に2本の矢を放つことで、その年の水の多少を占う神事。 |
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| 1月15日 |
御筒粥置炭式
木炭を真っ赤になるまで燃やし、うちわで仰ぎ、その色でその年の降水量を占う。さらに、お粥(かゆ)の中に筒を入れ、筒に入ったお粥の量で穀物の出来高を占う。 |
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| 2月3日 |
追儺式(節分祭)
節分の日に開催。邪鬼を祓い、追儺(ついな)招福・厄除け・開運の豆まきを行う。 |
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| 2月20日 |
祈年祭
五穀豊穣を祈願する。 |
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| 3月15日 |
春季例祭
総社神社太々神楽、神輿の奉納、そして骨董市が開催される。本殿御扉が開扉される貴重な日でもあり、一層の御神徳をいただき、すがすがしい日々を過ごしてゆける。 |
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| 6月30日 |
大祓式(茅の輪神事)
茅(ち)の輪をくぐり心身を清め、参列者とともに諸災消除を祈る。 |
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| 7月中旬 |
七夕祈願祭
地域の人々が書いた短冊を境内に飾り付け、祈願をする。 |
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| 10月9日 |
秋季例祭
氏子と地域の多幸、健康、隆盛を祈願するお祭り。 |
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| 11月1日 |
御神迎式
旧暦の11月1日に開催。神無月に出雲大社に向かった神様が、旧暦のこの日に出雲大社より戻られることから、お迎えする神事。 |
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| 12月31日 |
大祓式
すがすがしく新しい年を迎えるため、一年間の罪穢れを祓う。 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
総鎮守として篤く信仰されてきた古社
「上野國総社神社」は平安時代末期に、上野国(現在の群馬県)549社の神々を合祀(ごうし)し総社となった格式高い神社。神々を記した「上野国神名帳」を御神体とし、磐筒男命 (いわつつのおのみこと)、経津主命 (ふつぬしのみこと)らを祀っている。社伝によるとそもそもは、第10代崇神天皇皇子である豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が東国平定のため上野国を訪れた際、軍神として経津主命を祀ったのが始まり。やがて645年の大化の改新を経て律令制度が整えられ、国司が自国内の神社を巡拝する負担を軽減するための総社制度が設けられたことから549社を勧請・合祀。「上野國総社神社」を参拝すれば国中の神々をお参りできるようになった。家内安全、厄除開運、方位除け、安産、七五三など幅広い御利益で知られ、貴重な文化財を今に伝えている。
社殿
重厚感ある佇まいと優美さを併せ持つ拝殿
社殿は大きな火災に遭い、元亀年間(1570年~1573年)に現在地に遷座。一の鳥居をくぐり、参道を歩くと見えてくる拝殿は1843年(天保14年)に再建されたもので、参拝のほか各種祭典やご祈祷も執り行われている。様式は入母屋造の平入、正面に千鳥破風を飾り、銅板葺き、唐破風向拝付き、外壁は真壁造り板張りと堂々とした存在感を放ち、向拝部、扉脇、脇障子ほか細部に施された精密な彫刻は、江戸時代後期の名工・長谷川(小林、熊谷の姓も持つ)源太郎の手によるもの。重厚感ある佇まいのなかに優美さを表す、江戸時代末期の神社社殿建築を今に伝える貴重なものとして、群馬県前橋市の重要文化財に指定されている。また、神楽殿は入母屋妻入で銅板葺き。美しい破風が見られ、例祭に奉納される総社神社太々神楽は古式を伝える貴重な神事として、市指定無形民俗文化財となった。
本殿
安土桃山時代の建築美が見られる本殿
拝殿背面に立つ本殿は、1596年から1615年までの慶長年間に再建された「上野國総社神社」の歴史と格式を象徴する重要な建造物。優美と重厚を兼ね備える安土桃山時代の建築美が高く評価され、群馬県の重要文化財に指定された。2013年に保存修理工事が行われ、創建当時の端麗な姿が眺められる。様式は高さ約90cmの基壇の上に立つ、均整がとれた三間社流造。屋根は柿葺き、向拝付き、左右脇障子、大羽目には縁起が良い松竹梅が描かれており、さらに、かえる股、手挟み、左右脇障子などの彫刻も丁寧に彩色されるなど、全面が彩り豊かに整えられている。柱や組み物、彫刻には職人たちの高度な技術が活用され、近くで見るとその精密で繊細な造りに目を奪われることだろう。拝殿とともに永い歴史を歩み後世へと受け継がれてゆく本殿は、多くの参拝者や歴史愛好家を魅了してやまない。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。
せみしぐれに包まれて
悠久の歴史へと歩む
錦秋の総社神社
祈りの道をゆっくり進む
新たな一年の幸運を願う
上野国総鎮守への初詣
- 住所
- 群馬県前橋市元総社町1丁目31-45
- アクセス
- 車:関越自動車道前橋ICより約5分
電車:JR各線新前橋駅より徒歩約17分 - 公式HP
- https://www.net-you.com/souja/
- TEL
- 027-252-0975旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 027-252-6392
- 営業時間
- 社務所:9:00~17:00※ご祈祷受付は9:00~16:00、参拝は24時間可
- 定休日
- 無休
- 料金
- 詳細は要問合せ
- 駐車場
- 80台※正月は400台
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549柱の神々が見守る
桜が彩る祈りの季節