髙山稲荷神社
青森県/つがる市
髙山稲荷神社
タカヤマイナリジンジャ
朱色の千本鳥居が導く神秘の一社
青森県つがる市に鎮座する当神社は、鎌倉時代から室町時代にかけてこの地を治めていた豪族・安藤氏が創建したと伝えられる。御祭神に宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)、佐田彦命(さたひこのみこと)、大宮能売命(おおみやめのみこと)を祀り、生活をつかさどる五穀豊穣、商売繁盛、海上安全などの御神威で今なお篤く信仰されている。境内最大の見どころは、朱色の鳥居がうねるように連なる千本鳥居。四季折々の美しい神苑とともに独特な景観が見られると人気だ。ゆっくりと参拝でき多くの人々を魅了している。
- 鎌倉時代から室町時代にかけてこの地を治めていた豪族・安藤氏の創建と伝えられる三王神社が、髙山稲荷神社の起源となる。
- 十三湊の東に十三千坊と称される霊場が造られ、安藤氏の祈願所として栄えたが焼失。三王大神が髙山の聖地に鎮座されたと伝わる。
- 江戸時代に赤穂城の守護神として祀られていた稲荷大神が、藩の廃絶という歴史の変遷を経て、この地に移し祀られたと伝えられる。
禰宜
工藤 倭
國學院大學神道文化学部卒業後、京都府京都市伏見区にある稲荷神社の総本宮・伏見稲荷大社に奉職。退職後、髙山稲荷神社にて神名奉仕に勤める。
旅路に刻まれる和の印影
通常御朱印のほか、毎月の限定御朱印や「千本鳥居の切絵御朱印」、季節ごとに頒布される「切絵御朱印」「水彩画御朱印」などが登場。訪れる時季によって異なる御朱印に出合えるのが魅力となっている。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
| 1月1日 | 歳旦祭 | |
| 1月3日 | 元始祭 | |
| 2月 |
節分祭
立春前日 |
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| 2月 |
初午祭
最初の午の日 |
|
| 2月11日 | 紀元祭 | |
| 2月23日 | 天長祭 | |
| 3月 |
春季大祭
旧暦3月10日 |
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| 4月29日 | 昭和祭 | |
| 6月 |
交通安全祈願祭
日曜日 |
|
| 6月 |
夏季大祭
旧暦6月10日 |
|
| 6月30日 | 夏越しの大祓式 | |
| 8月10日 | 鎮魂祭 | |
| 9月25日 | 例大祭 | |
| 11月23日 | 新嘗祭 | |
| 12月30日 | 年越の大祓式 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
古くから受け継がれる信仰の歴史
当社創建の年代は不明だが、鎌倉時代から室町時代にかけてこの地を治めていた豪族・安藤氏の建立と伝わる。この地は江戸時代の古地図で三王(山王)坊山と記されており、現在の境内社・三王神社の社伝によると、山王坊日吉神社を中心に13宗の寺が立ち並ぶ一大霊場が造られ、安藤氏の祈願所として栄えたとされる。しかし霊場は15世紀中頃に焼き討ちに遭い焼失。この時、黄金の光を放つ三王大神が流れ星のように髙山の聖地に降り鎮座されたと伝わる。髙山稲荷神社の社伝によると、江戸時代は赤穂城に祀られていたが藩が廃絶し当地に鎮祭され、現在の髙山稲荷神社へとつながる稲荷信仰が始まった。御神徳は衣食住、生活に必要なすべての生産を守護する広大無辺の福神様であり、その信仰は受け継がれ、今も五穀豊穣や商売繁盛、海上安全などを願う人々の心のよりどころとして信仰を集めている。
社殿
火災除けの龍が施された厳かな社殿
鳥居をくぐり長い階段を上ると、小高い丘陵の上で存在感を放つ髙山稲荷神社の拝殿にたどり着く。ひときわ神聖な空気が漂い、古くからの信仰が今なお息づいていると感じられる空間だ。拝殿は1948年(昭和23年)に再建された入母屋造で欄間に龍の彫刻があり、本殿向拝の柱にも左に昇龍、右側に降龍の彫刻が施され、火災除けの祈りが込められていることがわかる。また拝殿には317枚の花鳥を描いた天井画があり、ご祈祷または正式参拝を受けると見ることが可能。龍神宮には大海津見神(おおわだつみのかみ)を祀り、春季大祭にて七里長浜で海神をお迎えし、秋に日本海へお還りいただく奉送の神事が行われる。龍神池は古来龍が棲(す)む池として知られ春季大祭の神占祭でその年の吉凶を占う。歴史と信仰を今に伝える場であり、参拝者が気軽に楽しめる「水みくじ」もここで引くことができる。
千本鳥居
朱色の鳥居が龍のように連なる圧巻の景色
髙山稲荷神社の千本鳥居は、1980年(昭和55年)に地域の人々が五穀豊穣のお礼として奉納したことに始まる。厳しい自然環境による老朽化を受け、耐候性に優れた素材を用いた鳥居に変更する「令和御大礼奉祝記念 鳥居建替事業」を完工し、現在の姿となった。千本鳥居の呼び名は、願いが通った神恩感謝の証しとして、多くの崇敬者が奉納した鳥居が幾重にも連なったことに由来。手水舎向かいの階段を降りると、朱色の鳥居が数多く連なる千本鳥居が見えてくる。日本庭園のなかを高さ約2mの鳥居がうねるように並ぶ風景は、まさに圧巻。春は桜、夏の深緑、秋の彩り、冬の雪景色と、四季折々の自然と一体になった表情が楽しめる場となっている。奥にある見晴台から振り返ると、まるで朱色の龍がそこにいるかのように見え、その幻想的な様子に思わず写真を撮りたくなるほどの絶景が広がる。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。
アジサイ揺れる池と夏風
水面に映る夏の涼やか
高く澄んだ秋空の下で
穏やかに歩くひととき
白銀と朱が織り成す景色
冬に出合える神秘の道
- 住所
- 青森県つがる市牛潟町鷲野沢147-1
- アクセス
- 車:津軽自動車道五所川原北ICより約26分
電車:JR奥羽本線・東北・北海道新幹線新青森駅より車で約63分 - 公式HP
- https://takayamainari.jp/
- TEL
- 0173-56-2015旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 0173-56-3595
- 営業時間
- 8:00~17:00※11月~4月頃は8:30~16:30
- 定休日
- 無休
- 料金
- 参拝無料
- 駐車場
- 60台※繁忙期は臨時駐車場を開放(50台)
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優しく彩る春の日和
桜舞う神苑に春風そよぐ